私的まとめ。安楽死が合法化された国の特徴と、優生学や優性思想の前提が成り立たない最近の状況を考えて。追加あり。アメリカ流能力主義の行き詰まり。
(つづき)欧米ではすでに長い歴史のある、成績優秀者に対する返済不要の奨学金とか。 未来の大谷翔平選手を育てたければ、誰もが充実した施設や用具にアクセスできるスポーツ振興をすればいい。
2020-07-26 22:53:08そして「メタルギアソリッド3」らの「社会のよって変わる」という点でいえば、大谷選手や藤井聡太棋士だって、明日からみんなが「野球なんてどうでもいい」「将棋なんてやってる場合じゃない」と思えばオシマイでしょ。
2020-07-26 22:57:05(つづき) 世間の興味がそんなすぐ変わるわけはない? 歴史上、日本も戦争が長引いて「スポーツやってる場合じゃねぇ」ってなったことあった。そんで戦前の東京オリンピック中止(正確には返上)。最近では、コロナで不幸にして1年延期。来年の開催も危うい。
2020-07-26 22:58:00(つづき) 野田氏がミュージシャンだからなのか、挙げられているのも大谷選手、藤井棋士、芦田愛菜ちゃんという、広く言えばエンタメ産業の人たち。こういうのは特に、「それを見て楽しむ庶民」抜きには成り立たない職業。
2020-07-26 23:06:07(つづき) 国が破綻したときには真っ先に切られることもあり、旧ソ連でも、崩壊してから文化事業費が大幅に削減され、世界的に有名なボリショイ・バレエ団も惨憺たる有様になってしまった。
2020-07-26 23:06:39(つづき) これらソ連崩壊後の「文化崩壊」については、故・米原万理氏の「ロシアは今日も荒れ模様」や「オリガ・モルソヴナの反語法」が詳しい。
2020-07-26 23:07:02「優れた遺伝子の持ち主を支援(はぁと)」とかくだんねー妄想に浸る暇があったら、コロナをどうするか考えなさいよ。 コロナこそが、「1年前と同じようにスポーツができる」「いつでもスポーツできる」という我々の日常感覚を壊しにかかっている。
2020-07-26 23:10:38追加
確かにアメリカの技術力はすごいんだろう。ただし、金にあかせて世界中から優秀な人間を集めている分、一流企業とそれ以外の格差が、ひどいことになっている。日本でも格差格差といわれているが、桁が違う。(つづく) アメリカの技術力が高いのはなぜなんだ anond.hatelabo.jp/20200619104939
2020-06-19 23:20:25アメリカのCEOは、日本の経営者の数十倍もらっているともいわれる。 アマゾンのような一流企業の進出した地域では、周辺の地価や家賃が暴騰し、中産階級がホームレスに転落した、という新聞記事やNHKドキュメンタリーを見た。(つづく)
2020-06-19 23:21:39優秀な人材が国を越えてやってきても、選挙は国民の投票だけで決まる。その結果、GAFAがどれだけ多様性を尊重したリベラルぶっても、保守的な白人の票が一致すれば、トランプ氏が大統領になるといった現象が起こる。(つづく)
2020-06-19 23:22:21(欧米では国籍の取得条件が日本より易しいし、二重国籍を認めている国もあるが、優秀なエリートは結局多数派になれないようだ。) さすがに新型コロナとジョージ・フロイドさんが暴行死した事件で、アメリカ国民も危機感が極点に達した印象。目覚めの時が来たか。(つづく)
2020-06-19 23:23:55ただ、ブッシュ大統領がオバマ大統領になっても、いっぺんにアメリカがよくなったわけではなかった。そもそも経済がグローバル化しても、政治は相変わらず一国単位なのが大きな齟齬を生んでいるのであろう。道のりは長くなる…。
2020-06-19 23:26:26