音楽作りで忘れてはいけないこと。
- morizou1991
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作り手は一生懸命音楽力を上げようと頑張っているのに、それでビジネスしようとする人たちはコンテキスト作りに必死になる。そして、受け手は音楽の質とコンテキストを分離して鑑賞することが出来ない。
2011-07-02 14:06:16同じようなこと、何度もツイートしているけど、自分は楽譜を作る立場であると同時に、楽器を売ってビジネスをしようとしていたり、自らが消費者として良い音楽を聞きたいと思っていたりする多面的な位置にいるから、余計そういうことが気になるのだろう。
2011-07-02 14:09:14演奏活動している人の中には、他人の音楽にほとんど無関心な人もいるし、ビジネスでしか音楽を考えなければ、何が売れるかという視点でしか音楽を捉えられない。でも私は、出来るだけ音楽全体を俯瞰的に把握してみたい。
2011-07-02 14:11:55実際、音楽の世界で何かがヒットする、というのはほとんどアクシデントのようなもので、全く予測不能なものだ。それでも少しでも成功率を高めたければ、アイドル産業のような方法しか思い付かない。
2011-07-02 14:14:42思いがけずブレークした初音ミクも、全くヒットしなくても不思議じゃなかった。ボーカロイド自体はもうずっと前から製品化されていたし。それでも、100あるプロジェクトのうちの一つだけが成功したような比率だと思う。
2011-07-02 14:17:02で、何を言いたいかというと・・・地道に良い音楽を作っていれば、必ず認めてくれる、誰かが評価してくれる、とはあまり無邪気に思うべきではないということ。ちょっとやな言い方だけど。
2011-07-02 14:18:52良い活動をしていたから認められた、というより、ヒットしたから、注目を集めたから質もだんだん高くなってきた、というほうが意外と大きい。
2011-07-02 14:20:31そのためには、やや戦略的に露出を高めたり、注目を集めたりする方法を創作家も演奏家も、各種周辺業者も考えなければいけない。いや考えたって、成功確率は0.001%が0.1%くらいになる程度だけど(それでも100倍)・・・
2011-07-02 14:24:03