
映画・音楽ジャーナリスト 「1998年の宇多田ヒカル」(新潮社)、「小沢健二の帰還」(岩波書店)、「2010s」(新潮社)ほか。新刊「ハリウッド映画の終焉」(集英社) YouTube「MOVIE DRIVER」 International Voter for Golden Globe Awards

ぼくのりりっくのぼうよみはキュレーションメディアなどを例に挙げつつ「『情報の洪水』の時代」に「きちんとものを考えることが出来るようになりたい」と言ってるけど、それが今の日本の18歳のリアルだとは理解しつつ「ポップ表現の担い手としては話のレベルが低すぎないか?」って思わざるをえない
2016-12-18 12:28:19
自分が表現者に期待するのはそんな正論ではなく、もっと独善的な暴論であり、ある種の狂気を孕んだもっと超越的なもの。正論なんて批評家にでもまかせておけばいい
2016-12-18 12:38:03
@uno_kore 評論家の方々が書かれている、意味わかんないけどいい感じにみえる抽象的で曖昧な言説って、いま氾濫してるノイズのひとつだと思うんですよね 無意味 で、そういうのに惑わされないような力をみんなが持ってる方が楽しい世界になるな、と思って今回メディアをはじめました
2016-12-18 14:03:17
ここは完全に同意します 「評論家の方々が書かれている、意味わかんないけどいい感じにみえる抽象的で曖昧な言説って、いま氾濫してるノイズのひとつだと思うんですよね 無意味」 twitter.com/sigaisen2/stat…
2016-12-18 14:06:27
@sigaisen2 そういえば、「いい感じにみえる抽象的で曖昧な言説」とは真逆の超具体的なレビューを「ディストピア」の時に書きました(確かリリースタイミングのMUSICAで)。もしお気づきでなかったらご参照ください
2016-12-18 14:15:20
@uno_kore しりませんでした!ありがとうございます〜〜 狂気がどうとか超越的な暴論とか抽象的だし思考放棄感すごくてまさにノイズって感じだったのでリプライしてしまいました!
2016-12-18 14:23:53
@sigaisen2 あ、自分に向けられた言葉だったのですか! まったく心当たりがない(思考放棄とは真逆のことを言ってます)ので驚きました。まだまだですね。精進します
2016-12-18 14:32:40
Mitsutaka Nagira | Supervisor of Jazz The New Chapter | Music Journalist, DJ, Educator, ラジオパーソナリティ | 島根県出雲市出身 | Tokyo Japan

こういうのにはっきりと異を唱えて、大きな支持を得て、日本の音楽評論の流れを変えたのが、菊地成孔&大谷能生の一連の活動だよね。僕はこのお2人とやり方は全く違うけど、めちゃくちゃ大きな影響を受けてるし、「菊地大谷以後」にしか存在しない人だという自覚がある。 twitter.com/sigaisen2/stat…
2016-12-18 14:33:59
だから、インタビューでも、ぼんやりした想いや意志やみたいなことじゃなくて、出来るだけ具体的な音楽の話をしてもらおうと思っているのは、菊地大谷以後だと自覚があるからだと僕は思っている。みたいな批評もあるところにはあるのは知ってほしいな twitter.com/Elis_ragiNa/st…
2016-12-18 14:43:33
とはいえ、菊地大谷本がライターとかにどこまで読まれているかとか考えるとどうなんだろうね。もし僕が音楽ライター講座とかやるならまずそれだけは読んでもらうようにするなぁ、きっと。 twitter.com/Elis_ragiNa/st…
2016-12-18 14:51:51
僕は、菊地/大谷以降、音楽評論家には何ができるのか、ついでに言うと、大和田俊之『アメリカ音楽史』みたいな研究者とも違うやりかたで音楽評論家には何ができるかについてはかんがえているつもり。
2016-12-18 15:17:08
@sigaisen2 例えば、Okaypkayerというサイトは en.wikipedia.org/wiki/Okayplayer はThe Rootsのクエストラヴが立ち上げたものだけど、ブラックミュージックに関して、今、もっと有益なメディアのひとつになってる。こういうのもあるんですよね
2016-12-18 16:21:09
@sigaisen2 Okayplayerを軸に、アフリカ音楽を取り上げたOkayAfricaとか、ジャズを扱うREVIVEとか、とにかくすごいです。これってクエストラヴの音楽家コミュニティの力があってこそのクオリティだなと思うんですよね。音楽家にしか出来ないことってありますよね
2016-12-18 16:24:34
90年代以降に気軽にジャズ評論(家)批判して、自分の都合のいいイメージ作ってジャズで商売してた人たちは、パラダイムシフトが起こった以降=今、その時のツケを払うべき時が来ていると思っているので、この件に関しては手は緩める気はないよね
2016-12-18 19:28:55
菊地大谷本以降、あれを読んだら、好きとか嫌いとか評価するとかしないとか、面白いと思うかどうとか抜きに、ジャズをどう書くかってことについて一度立ち止まって考えなきゃ行けなくなった気がするんですよね、なんとなく。そのくらいインパクトあったと思うの。例え同じやり方をしようとしなくても。
2016-12-18 19:53:28
高橋健太郎 文章を書いたり、音楽を作ったり。レーベル&スタジオMemory Lab主宰。著書に『ヘッドフォン・ガール』(2015)『スタジオの音が聴こえる』(2014)、『ポップミュージックのゆくえ〜音楽の未来に蘇るもの』(2010)。

まあ、ミュージシャンが音楽批評や音楽史検証にガチに取り組んだ場合、音楽評論家がそれに勝てるか?というのは昔からある命題だとは思う。
2016-12-18 15:10:54
ジャズの場合は理論、語法、体系といったものを習得した者だけがジャズ・ミュージシャンとして活動できるようなジャンルだから、とりわけね。
2016-12-18 15:15:04