『NPO法人こつこつ』さんの「介助付きコミュニケーション」について
メモ:『福祉広報』から転載された記事の件で、追加で問い合わせしてみたけど、フォームからの問い合わせには返信が来るものなのかよく分からない…。ちょっと待ってみて返信がなかったら別途メールを送ることにしようか…。 twitter.com/berutei/status…
2020-08-11 19:47:28メモ:福祉広報さまからご返信。記事が『ふくし実践事例ポータル』(fukushi-portal.tokyo)に転載される際には、文言が少し追加されるかもしれないとのこと。
2020-07-16 20:56:57追加された文言というのが、一番最後の「(介助付きコミュニケーションは、介助が必要な方との間で試行されているコミュニケーション手法の一例です。)」という部分なのだが、事情を知らない人が読んだら単純に意味不明な文章なのでは…。 fukushi-portal.tokyo/archives/487/
2020-08-11 19:52:05筆者の意図を大幅に補って読むと、【試行されている】は「あくまで試行中であって科学的な担保はされていない」の意で、【~手法の一例です。】は「あくまで一例であって、これを唯一の手段として推奨するものではありません」という弁明のつもりなのではないかと思うけど…。
2020-08-11 19:58:46【介助が必要な方】も微妙に意味がよく分からないが、「会話に介助が必要な人」という意味だろうか。「障害者との間で」という表現を嫌ったのかなとも思うがよく分からない。「障害者一般と会話できる」と謳ってしまうのはまずい、というような意図なのだろうか…。
2020-08-11 20:11:41福祉広報の記事への補足(こつこつさんの主張の矛盾点)
◆記事内容について問題のある部分をもう少し指摘しておく。「しかし、ある当事者が直前まで大きな声を出していたのに、(中略)静かになったり、(中略)尋ねると拍手で反応したりするのを目の当たりにするうちに、もしかしたら本当に本人の意思なのかも知れないと思うようになりました。」とあるが、→
2020-08-18 19:36:41→これは『確証バイアス』であると思う…というのは、実際に介助付きコミュニケーションの集会などで様子を見ていると、例えばAさんの話をしている最中にAさんが声を出したら「合っている証拠」として扱うが、その後Bさんの話をしているときにAさんが声を出してもスルーされている、というような→
2020-08-18 19:40:40→事態が発生しているからだ。(『確証バイアス』については私の右記ブログ記事でも解説した…ただし、素人解説なので普通にネットで調べていただいた方が分かりやすいかも。ameblo.jp/othello-iago/e…)→
2020-08-18 19:52:06→またインタビューの中には、反応があるから本人の意思では、という話をしたすぐ後に次のような発言が出てくる。“意思があるのに、それを伝えられないばかりか、体が勝手に動く、声が勝手に出ることで「分かっていない人」と周りから決めつけられることはどんなに辛いことでしょうか。” →
2020-08-18 19:52:06→これは要するに、知的障害者のような振る舞いは体が勝手に動いているだけで、介助付きコミュニケーションによって伝えられる言葉こそがその人の本心だ、という主張なのだが、これは先ほどの、反応があったから本人の意思、という主張と矛盾している。もし体が勝手に動くのであれば、→
2020-08-18 19:54:25→介助付きコミュニケーションでの発言内容を確認したとされる拍手や発声も「意図せず体が動いたのかもしれない」と考えなければいけないはずで、本人の動作により確認が取れたとする主張は成り立たなくなってしまう。→
2020-08-18 19:59:42→こういった矛盾はあまりにもあからさまで、専門的な知識がなくとも気付きやすいものではないかと思う。しかし、介助付きコミュニケーションの支持者の中には、こういった矛盾を些末なこととして片付けてしまう人もいるように見受けられる。
2020-08-18 20:19:42さらにその後(東社協様からの返信)と記事の修正内容
記事(転載分)の最後の方の文章を少し変えて下さったようである。 ◆変更前 “介助付きコミュニケーションはまだ世間に広く知られているような方法ではありません。” “法人立ち上げからまだ日も浅く試行錯誤ではありますが、これからもみんなの思いを発信し続けたいと思います。”
2020-08-24 19:07:04◆変更後 “介助付きコミュニケーションはまだ世間に広く知られているような方法ではありません。” “また、ご本人の気持ちに反する受け止め方をすることがないよう、気をつけなければならないと感じています。” “試行錯誤ではありますが、これからもみんなの思いを発信し続けたいと思います。”
2020-08-24 19:07:04