中学か…暗黒小学時代(ブラックヒストリー)を抜けて算数が数学になり、英語を勉強しなきゃいけないことに絶望してた。友人関係も一新、ただアイスホッケーだけは続けてた。
2011-07-04 04:18:45中2の夏まではインドアな子でした。小学校の頃は下級生と外でキックベースとかいろいろやってたなぁ・・・夏休みの午後はプールで自由に遊べたからほぼ毎日行ったり
2011-07-04 04:19:45そして中学一年生にして初めての彼女、そして二ヶ月後手を繋ぐこともなく振られた。スク水怖い。プールまで移動に往復2時間かかる立地だったことを恨んだ夏の日だった。相変わらずパソコンの廃熱に苦しめられてた。
2011-07-04 04:20:31そして一つ上に親友が出来た。今でも彼ほど信頼できる人はいない。そして例によってコンピューター部に入った。Flash製作とか自作とかやってた。対して身にならなかったけれど、コンピュータを触っているだけで幸せだった。そして卒業はい中学生活終わり。
2011-07-04 04:22:54高校入学、ついに10年間ともにインターネットを旅してきた愛機のVAIOが天に召される。数ヶ月の間のパソコン無し生活。この時期に妄想で抜くことを覚えた。人間って良いな。その冬に新しいパソコンを購入、AcerのAOA150だった気がする。即VISTA買ってきて突っ込んだ僕はドM。
2011-07-04 04:24:49そしてこの頃世界に疑問を持ち始めた。痛い痛い。古傷がうずく・・・!そんなこんなで友達が9割居なくなり、残りの人たちと楽しく愉快な高校生活を送った。転機はまあこれと言ってなかったけど、高校三年生の時の体育祭で組長をやって後輩にぼこぼこにいじられてもめげない心を手に入れた。
2011-07-04 04:26:233話放送時に「まどマギは凄い」という話を聞いて、1話2話を鑑賞。格好良くて笑顔が素敵で、何処までも優しいマミさんに僕はすっかり心を奪われた。気がつけば恋に落ちていた。
2011-07-04 04:30:05しかしながら、3話だった。僕は何があったのかを全く理解できなかった。確かセンター試験と二次試験の間だったと思う。僕の心は完全に虚無で、勉強など手につくはずもなかった。ただ、次回でまた何もなかったようにマミさんに会えることだけを信じていた。信じるほか無かった。
2011-07-04 04:32:10完全に僕が絶望したころ、合格通知が届いた。何となく出した推薦がどうも大当たりだったようだった。そんなことはどうでも良かった。人一人の人生と、僕の受験を天秤にかけられるはずがなかった。ひたすら失意の中にいた。
2011-07-04 04:35:21しかし10話で光が差した。僕は今までのほむらの軌跡から、マミさんが救われる道を見た。今までの世界では救われなかったけれど、今度は救われるのではないかと希望が降ってきた。ありがとう虚淵。ありがとう虚淵。
2011-07-04 04:37:45しかし延期で11話12話が放送されなかった。訳が分からなかった。早くマミさんが救われて、幸せそうにまどか達と過ごす姿が見たかった。…しかしながら、結果として実家を発つまでには放送されず、僕は一人暮らしの中でマミさんの笑顔を待ち続けることとなった。
2011-07-04 04:40:46放送日はなかなか決まらず、僕の新生活は苦難に満ちあふれていた。待てども待てどもマミさんの笑顔が見られない寂しさ。過去のマミさんの笑顔を見て僕は生き続けた。きっとこの笑顔が、さらに輝いた、魅力的な笑顔が見られると信じて。
2011-07-04 04:43:01僕は歓喜した。ようやく、ようやくマミさんが救われて、あの何処までも魅力的な笑顔が見られるのだ、と。他の子達に囲まれて、幸せの中に生きる彼女を見られるのだ、と。
2011-07-04 04:45:50その日から放送日までの間は不思議な時間が流れていた。マミさんに会えるこそばゆさ、笑顔が見られる喜び、歓喜。それはまるで優しい風に吹かれて揺れる、ヨットのようだった。僕の脳裏にはいつだってマミさんがいた。彼女の事を考えているだけで、何にだって立ち向かえる気がした。
2011-07-04 04:48:28そして待ちに待った、本当に待ち焦がれていた放送日。僕は友人や先輩方とテレビの前に座っていた。正装、だった。とうとうデジタル時計が壊れてしまったのか、と思うほどに時間は流れなかった。
2011-07-04 04:51:52そして、始まった。僕の待ち続けた時間は無駄ではなかった。待ち続けてマミさんの笑顔が見られるなら僕は身体が風化し、魂だけになろうとも待ち続けたはずだ。そして、僕は彼女たちの生きる世界の結末を見た。
2011-07-04 04:53:51結果として、彼女は救われたはずだ。それだけで僕も救われた。ああ、マミさんは幸せだったのだ、と…生きているにもかかわらず、僕はどこか成仏したようだった。そう、彼女の幸せこそが僕の最大幸福で、それが成就したのだから僕の人生は幸福で塗りつぶされて当然だった。
2011-07-04 04:56:29ただ、問題があった。彼女たちの世界は結末を迎えたにも関わらず、僕の生きる世界はまだ続いていた。それはまるで蝶番の壊れたドアのように、閉じても閉じても開き続けた。
2011-07-04 04:58:54