ザンギエルフ 北洋に進出した唐揚げエルフの末裔達。物は腐敗しないが暖を取ることと脂肪をつけるためにやはり唐揚げが欠かせない。独特の強靭な手に加え、吹雪の中でも目立つ登頂をトサカのように立てた髪型をし、寒さに適した大きな体躯を持つ。唐揚げを作る時は先に鶏肉に味をつける。
2020-08-11 12:47:44案内「珍しいな。ザンギエルフです」 旅人「悔しげな顔でジャンプを繰り返していますが、アレは何ですかね」 案内「どうやら技の練習をしているみたいです。加減を間違えるとジャンプしてしまうらしいのですが、詳しいことは」
2020-08-11 17:14:23旅人「腕を広げて横回転しているのもいますね」 案内「あれは『矢よけの加護』に似た魔法のようで、回転している限り飛び道具がすり抜けるのです」 旅人「そんなのを見てて、バレたらヤバいことになりませんかね」 案内「何、ザンギエルフは鈍重です。この距離なら…あれっ(突然掴まれている)」
2020-08-11 17:21:18ザンギエルフは唐揚げエルフの一支族です。恵まれた温暖地域から寒冷な北の地に移住したザンギエルフは唐揚げの材料を手に入れるために農耕牧畜だけでは足りず、投げ技主体の格闘技を覚え、傭兵として働いて現金収入を得ていました。
2020-08-11 17:22:32地下闘技場で闇ファイトを繰り返したザンギエルフは特に全身が真っ赤な傷だらけで、200cm以上の身長も相まって恐ろしげ。だが意外に知性派で日本の総理大臣になったものもいる
2020-08-11 17:29:27投魔法を使うザンギエルフと、待魔法を使うガイルエルフは古くからの犬猿の仲である。新大陸から渡ってきたガイルエルフ達に、数多くのザンギエルフが虐殺された戦は未だ宿怨となっており、投魔法など発展の原動力となった。衝撃波の間合いを上回るべく鍛えられた投魔法の間合いは、今や数十mに及ぶ
2020-08-11 17:33:10炎魔法 火の玉などでダメージを与える魔法 水魔法 水圧・洪水などでダメージを与える魔法 風魔法 突風・真空波などでダメージを与える魔法 投魔法 投げでダメージを与える魔法
2020-08-11 17:39:39ザンギエルフの投魔法の習得には長い修練を要する。全力でジャンプし五体を投身して体当たりでもって岩を砕く、意識が続くまで腕を広げて回転するなどの過酷な修行の末、あるとき彼らの言葉で「判定が見える」という状態に至るという。これが奥義の一丁目であり、ここから「判定を伸ばす」日々が始まる
2020-08-11 17:40:24投魔法は本来投擲や射撃のための魔法なんだけどザンギエルフたちは徒手格闘に組み込むんですよね
2020-08-11 17:41:16ザンギエルフは北海道にもいる。リスやヒグマをダブルラリアットやアトミックスープレックスで狩っては唐揚げにする彼らを、アイヌ達は「赤い渦風」と呼び酷く恐れたという。
2020-08-11 17:48:04百年の修行を積んだザンギエルフの戦士は凍てついた山塊めいて不動であり、瞼を矢が掠めても瞬き一つしない。焦れた敵が隙をさらすのを待ち続ける(皮肉にも彼らの仇敵のようにだ)。彼らにしか見えぬ「判定」に触れた瞬間、敵は一瞬でザンギエルフの鉄腕に絡め取られている自身に気づき、わずか後に死ぬ
2020-08-11 17:48:17魔法精油(マジカルエッセンス)を用いる事で投魔法の射程が伸びるという迷信が流布されたことがあり、投魔法家が全身オイルぬるぬるの時期があった。
2020-08-11 17:52:38