2011年7月5日 東京大学「安全の日」安全講演会『東日本大震災 ~ いま大学は何をするべきか』 実況ツイート

2011年7月5日に行われた。東京大学「安全の日」安全講演会『東日本大震災 ~ いま大学は何をするべきか』での実況ツイートまとめです。 告知資料はhttp://www.adm.u-tokyo.ac.jp/office/anzeneisei/anzen2011.pdf
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KNB @kw36_wav

鷹野「これが地震速報の正体。これは11日でのは地震速報時に情報の過程、震度3で軽い警報、5弱で長い警報、というのが本郷でのシステム。M7.7になった地点で長い地震だと。」 #705anz

2011-07-05 15:19:52
KNB @kw36_wav

鷹野「利用に関しては予め対応を決めて訓練をしておくことが重要である。受け取る側の準備が必要になります。」 #705anz

2011-07-05 15:20:31
KNB @kw36_wav

映像資料。病院での地震速報時の対策訓練。鷹野「日ごろ訓練してないと瞬間の時間で動くのは難しいのでは。この活用では情報こそは早いが精度はまだまだ。なので小さい震度でも注意をすること、また空振りのような時も容認する姿勢が必要。」 #705anz

2011-07-05 15:22:10
KNB @kw36_wav

鷹野「またか、と思うのではいざという時に行動できない。揺れなくてよかったというぐらいも気持ちを。で、被害を避けるには、地震発生と揺れの予測という2種類の情報がある中、第一の身の安全と、事前の対策が重要」 #705anz

2011-07-05 15:23:41
KNB @kw36_wav

減速ツイート。で学生向けのアラートシステムでの安否確認について。システムとしてはメール送信で回答する形だが、もしも登録メールアドレスが異なっている事態などがあると確認を取るのが困難になる、ので普段からの稼働状況の確認が重要ではないか、と。 #705anz

2011-07-05 15:31:47
KNB @kw36_wav

で、一斉送信からの返信状態から安否状態を一覧として確認する事ができるシステム。登録数は昨年8月で約半数になった。訓練では24時間で登録者の4割で確認が出来た。 #705anz

2011-07-05 15:36:36
KNB @kw36_wav

3月11日の震災での確認状況、時系列的に見ると、春休み期間中で対象者は9千名で、一斉送信が1512。このとき登録は半数。で1時間で1500、24時間で3千。特に東北に合宿免許に行っている学生もおり、2名が応答した事例もあり、この点で有効だったのでは。 #705anz

2011-07-05 15:38:44
KNB @kw36_wav

ただ、登録者数の問題で月曜日以降の伸びは見られなくなった。このため3日後には安否情報サイトを作り集約した。中には被災地域出身学生もいるので一旦優先的に調査し、対象全員電話で無事を確認した。 #705anz

2011-07-05 15:41:21
KNB @kw36_wav

最終的にはちょうど時期的に重複していた登録システムの情報を照らし合わせる結果となり、この結果ほぼ全員の確認が出来た。で最終的には5月16日地点では全員確認済みの状態。 #705anz

2011-07-05 15:45:16
KNB @kw36_wav

今後の課題としては他キャンパスへの拡大や問い合わせなどの制度設置、またスマートフォンへの対応サイトなども今後の検討事項に挙げられる、と。また他にも学生へのインセンティブの観点からの講義関連システムとの統合なども課題。 #705anz

2011-07-05 15:47:19
KNB @kw36_wav

最後は、効果的な家具転倒防止手段と室内での安全確保について。 #705anz

2011-07-05 15:51:11
KNB @kw36_wav

ニュートンの運動方程式を考えてみると、風を受ける場合では同じ力が作用するので重いほうが有利である一方で、地震では同じ加速度が作用するので重いほうが不利になる、つまり日常的には重い方が安定すると思っているが地震では真逆。 #705anz

2011-07-05 15:53:38
KNB @kw36_wav

実験を行うと、地震対策のしてないオフィスになると、コピー機が壁を突き破るなどに被害、100kgを超えるものが暴れ回ると大変な衝撃がある、これは棚などの耐震対策をしても同様。また高層階の住宅でも不安定な家具が倒れると大きなダメージになる。 #705anz

2011-07-05 15:58:42
KNB @kw36_wav

またこの他の例として、本屋など。場所で差が出ているが、建物の揺れる方向を考えてみると一般に学校方建築では長手方向によく揺れる傾向があるが、これは壁の多さが反映される。ひな壇状も考えてみると、この配慮が必要。 #705anz

2011-07-05 16:01:03
KNB @kw36_wav

また阪神の例を見てみると、犠牲者数というのは勤務する場所や学校の構造だけでなく、実際に居住している建物の状態にも左右される。計算すると多くの方が建物の問題で、という事実が出てくる。また直後の犠牲者の多い点からすると建物の家具の問題が非常に重要 #705anz

2011-07-05 16:05:07
KNB @kw36_wav

家具の地震時の挙動を考えると、転倒防止をするかで地震後の部屋の状況が大きく変わる。このような問題では他人事を我が事にどう持ってくるかが重要で周知が必要。 #705anz

2011-07-05 16:06:50
KNB @kw36_wav

で、揺れの程度に応じて計算すると、結論としては市販の装置だけではすべて転倒を防止することが現実的には厳しい。これはいずれの市販製品もそうで実験をすると明らかになる。例えばくさびストッパーやジェルマットではほとんど効果がない。 #705anz

2011-07-05 16:09:18
KNB @kw36_wav

また一般家庭でも天井などは比較的もろいのでポールなどでも結果的に天井を壊してしまう可能性がある。これらの結果を踏まえると紙パックなどでのハニカム構造の器具が比較的効果がある、牛乳パックで作っても1つ15kgは計算上耐えられる。 #705anz

2011-07-05 16:10:46
KNB @kw36_wav

また設置方法に関しても、例えばベルト式では斜め下30度での設置が実際は有効。ポール式でも上部に板を載せると非常に効果が出る。 #705anz

2011-07-05 16:12:19
KNB @kw36_wav

まとめ。防災に当たっては部屋図面から家具が倒れたことを仮定して安全エリアをマークなどするのが大切。で、その安全エリアでの活動や通路を考慮したうえで家具の置き方、利用状況を踏まえた適切な防止装置を複数組み合わせて設置するのが有効。 #705anz

2011-07-05 16:14:22
KNB @kw36_wav

この他、上層階では備え付け家具の効果が大きいが、これらの対策にしても不適切であると転倒防止効果は低減されてしまう傾向が見られるのでこれらの点を踏まえるのが重要。 #705anz

2011-07-05 16:15:07
KNB @kw36_wav

これにて一旦実況ツイートを終了します。この後はしばらくしてから統合化会見実況の予定です。 #705anz

2011-07-05 16:15:55
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