津田大介 @tsuda 氏による日独シンポジウム 「東日本大震災と新旧メディアの役割 ~日独における地震報道に関する比較の視座」現地レポート

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津田大介 @tsuda

沢村さん終了。これより最後の総括パネルディスカッション。

2011-07-07 23:49:36
津田大介 @tsuda

というか俺がツイッターに乗ったんじゃない。ツイッターを好き勝手に使ってたらあとからツイッターに乗っかられたんだよ!( ´ ▽ ` )ノ

2011-07-07 23:53:07
津田大介 @tsuda

パネル前にイルメラ・日地谷=キルシュネライト(ベルリン自由大学、日本研究者)さんからコメント。そのあとパネル。最後のパネルは俺も参加者だった! 壇上で中継するのはさすがに憚られるのでパネル後は議論に集中します……。

2011-07-08 00:06:57
津田大介 @tsuda

キルシュネライト「今日はメディア、報道に関わる話をしている。NHK WORLDのドイツ語プログラムも終わってしまった。残念だ」

2011-07-08 00:08:24
津田大介 @tsuda

キルシュネライト「私は3.11は日本にいた。3.11の前大きな予兆の地震があったとき、閉館が決まっていた赤坂プリンスホテルにいたがとても揺れた。その後京都に移動して、3.11は京都で新聞の号外で知った。現場にいたようでいなかった感じ。そこから先は日本の報道で状況を知った」

2011-07-08 00:10:33
津田大介 @tsuda

キルシュネライト「ドイツ人のメーリングリストで緊密な情報交換があることを知った。そこで日本人とドイツ人の認識に大きな違いがあることを知った。たくさんの個別報道や技術説明はあったが情報を整理するのは困難だった。政府発表の数字がまったく理解できず、鎮静剤を投与されたような感じだった」

2011-07-08 00:12:00
津田大介 @tsuda

キルシュネライト「多くのドイツ人は日本から脱出したことを知った。J-Studyというメーリングリストでは、ガイガーカウンターの買い方やヨウ素剤の使い方などを議論していた」

2011-07-08 00:13:01
津田大介 @tsuda

キルシュネライト「日本滞在中はNHKを中心に見ていた。最初は被災者の声を中心に放送し、何日か経つと古い映画などが放送され始めた。ACのCMがたくさん流れていたのも印象的だった。このCMが社会の安定を目指すものなのか、単に原発情報から人目をそらすものなのかわからなかった」

2011-07-08 00:14:46
津田大介 @tsuda

キルシュネライト「今は全体像を把握するのはやりやすくなったが、いろいろな資料をあさって見た。ニューメディアは私はフォローしてないので申し上げられる立場にはない。従来メディアを見てきた。一般的に従来メディアは若者にリーチしてないという話を聞くが、大学で教えていてそれを痛感する」

2011-07-08 00:16:06
津田大介 @tsuda

キルシュネライト「ドイツの報道はメタレベルの批判と自己批判も行うのが特徴。ドイツの報道でもう1つ際立っていたのは日本人に取材し、日本人の声を集めようとしたこと。総領事、外交官、映画産業、研究者など」

2011-07-08 00:18:06
津田大介 @tsuda

キルシュネライト「日本の報道を見ると、ドイツと比較しづらいところがある。比較不可能なものは世の中にたくさんある。日本では外国人が外国でどのように日本を報道しているかということにあまり関心がないようだった」

2011-07-08 00:19:19
津田大介 @tsuda

キルシュネライト「ドイツでは『すぐに逃げる忠誠心に欠ける外国人によって日本がより痛手を負うだろう』という記事も見られた」

2011-07-08 00:20:56
津田大介 @tsuda

キルシュネライト「3.11によってドイツでは対日関心が高まったが、シュテルンでは『文化と災害によって築かれる日本アイデンティティ』といった記事が掲載された。これは日本へのステレオタイプに戻してしまうもの。これでは80年代の日本特集を読むのと変わらない」

2011-07-08 00:23:07
津田大介 @tsuda

キルシュネライト「ジャパンパッシング(日本をスルーする)の時期は終わり、再びドイツ人の視野に日本が入ってきた。ドイツの日本学専攻学生は横ばいだったが、まだそれは韓国や中国の専攻学生より多い。ドイツにおいて、アカデミズムの分野ではまだ日本は高い関心を持たれている」

2011-07-08 00:24:43
津田大介 @tsuda

キルシュネライト「対日シンパシーが国際比較で高まっている。香港の人たちは、日本人の規律正しさ、尊厳を目にして日本へのイメージが高くなったという結果が出ている。しかし、ドイツで天皇陛下に対する報道や、脱原発の動きについて酷い報道があったのも事実」

2011-07-08 00:27:54
津田大介 @tsuda

ということでパネルに入ります。またあとで!

2011-07-08 00:28:29
津田大介 @tsuda

今井「日本のことわざに『木を見て森を見ず』という言葉がある。日本のメディアは、そのように木を見て森を見ないことがあったのではないか。そこは自分にとっての反省点でもある」

2011-07-08 00:36:27
津田大介 @tsuda

別に問題のある編集じゃないでしょ? 内容は変えてないですよ。 RT @nerineridesu: 初からまれ。ツイート編集して拡散するんだな~勉強になった(^_^)

2011-07-08 01:02:39
津田大介 @tsuda

ソーセージうまいです。 RT @ikawaruka: @tsuda 津田さんそっちの飯うまい? ドイツ料理っていまいちイメージわかない

2011-07-08 01:05:57
津田大介 @tsuda

今日の結論:ドイツ人は議論好き

2011-07-08 01:16:39
津田大介 @tsuda

長い長いシンポジウムが終了。終了後もいろいろな場所でまだみんな議論続けてる……。ドイツ人すげえ。

2011-07-08 01:31:49
津田大介 @tsuda

面白いシンポだった。絶対日本だとならない議論の展開があったね。俺が思ったのはやっぱり基本ドイツのメディアはもう30年とかの脱原発の歴史があるし、基本なくすことを前提の議論で記事を作っているから、そりゃ日本のメディアとはこの問題についてはずれるよな、ってこと。

2011-07-08 01:34:04
津田大介 @tsuda

実際ドイツが脱原発を閣議決定できたか背景にはメディアの影響もあるのかもね。実際、決定権を持っているドイツの原子力倫理委員会が脱原発を決めた理由はイタリアと同じで「あれだけ科学技術に長けた日本でも事故は起きた。だから我々が管理できるわけない」って情緒的な理由が一番みたい。

2011-07-08 01:37:14
津田大介 @tsuda

で、ドイツのメディアには一部「津波のおかげで我々は脱原発を決断できた。良かった」的な記事もあったらしい。ひでーなーと思うけど、そういう記事が出てくる背景や前提が日本とはまったく違うってことは押さえた上で議論した方がいいんだろうね。

2011-07-08 01:38:40
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