暇なので3列シート仕様のクーペは実現出来るかどうかやってみた
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またミニバンに欠かせない要素の一つである3列シートは車体と室内がある程度の大きさを得ている状態でなければ採用出来ない器具であるのは言うまでもありませんが、
2020-08-10 07:40:42実はその快適性に関しても「3列目ですら比較的余裕に座れるSUV」と「満足に座れるのが1列目位しかないミニバン」の存在からして必ずしも良好だとは限らないところがあります。
2020-08-10 07:40:43当たり前ですが仮に3列シートをそのまま純粋なクーペボディの車にぶち込むと、冗談抜きで1列目以外は全て補助席レベルという酷い代物が出来上がってしまう可能性が極めて高いです。
2020-08-10 07:40:43この問題を少しでも改善するには嫌でも車高と室内高を高くするしかありませんが、そうなると今度は背の低い車ならではの強みである走行安定性が大きく損なわれやすくなります
2020-08-10 08:08:03そして何より走行安定性の欠如は非常に高いスポーツカー適性を誇るクーペからすれば大変致命的な要素にしかならないので、やはりそう簡単に車高を高くする訳にはいきません。
2020-08-10 08:08:03……まあここまで来たらもうお分かりだと思いますが、要するに純粋なクーペボディと3列シートはあらゆる方面において相性が悪いと言わざるを得ないのです。
2020-08-10 08:08:04実際に今まで販売されていた車の一覧を見て回っても、クーペの乗車人数に関しては精々2列6人乗りが実質上の上限であることがそれを物語っています。
2020-08-10 08:08:04もっともクーペの難点としてよく挙げられる室内の狭さをミニバンと融合させることで克服した事例がある為、3列シート仕様のクーペの実現自体は決して不可能ではないはずですが、
2020-08-10 08:08:04現時点でその事例に唯一該当している「ルノー・アヴァンタイム」が最後まで売れないまま短期間で生産・販売を終えている現実を考慮すると、恐らくその需要は限りなく低いと思われます。
2020-08-10 08:08:05【「ルノー・アヴァンタイム」の参照URL】
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/ルノー・アヴァンタイム
とは言え元々買い手を選ぶジャンルである昨今の現行クーペにとって販売台数の不振は想定の範疇ですから、今更その辺りに言及しても仕方ないんですけどね……。
2020-08-10 08:08:05暫定スペックの決定
さて、とりあえずこの時点で3列シート仕様のクーペを作る為に必要な条件が大体解ってきたので、次は具体的なスペックを決めながら前述の条件を満たしていきたいと思います。
2020-08-10 08:08:06勿論その作業を行うには各車種のスペックが載っている資料が無ければ何も始まりませんので、今回は「greeco channel」というウェブサイトを参考資料として使うことにしました。
2020-08-10 08:08:06【「greeco channel」の参照URL】
https://greeco-channel.com/
何故ならこのサイトでは各車種のカタログスペックを比較するページが多数存在している為、自作オリジナルカーのスペックを考えるにはもってこいの内容となっているからです。
2020-08-10 08:08:07そんな訳で今から2020年8月の時点で先述のサイトに掲載されている車を対象に、3列シート仕様のクーペを作る上で特に重要となるスペックに関するランキングを載せていきます。
2020-08-10 08:08:07なおランキングに掲載されている車種の具体的なスペックは同一グレードの駆動方式違いや特別仕様車の存在等を考慮しないものとしますので、その辺りはご容赦下さい。 まずは「全高が高いクーペ」と「全高が低いミニバン」の各トップ5を発表します。
2020-08-10 08:08:07【全高が高いクーペ・第5位】 フォルクスワーゲン ザ・ビートル(2012) 全高:1495mm 備考:後述のニュービートルの後継車として登場
2020-08-10 08:08:08【全高が高いクーペ・第4位】 フォルクスワーゲン ニュービートル(1999) 全高:1500mm 備考:言わずと知れた初代ビートルのデザインをモチーフにした車
2020-08-10 08:08:08【全高が高いクーペ・第3位】 スズキ X-90(1995) 全高:1550mm 備考:Tバールーフを持つ2人乗りのコンパクトSUVクーペ
2020-08-10 08:08:08【全高が高いクーペ・第2位】 ロールスロイス ファントムクーペ(2008) 全高:1600mm 備考:車体そのものの大きさもクーペとしては超ド級
2020-08-10 08:08:09【全高が高いクーペ・第1位】 ルノー アヴァンタイム(2002) 全高:1630mm 備考:ミニバンとクーペのクロスオーバーとも言うべき外観が最大の特徴
2020-08-10 08:08:09【補足】 ちなみに多くのクーペは全高を1400mm以下に設定しており、明確な派生元が存在する車種でも殆どの場合は1450mm以下に抑えられている
2020-08-10 08:08:09【全高が低いミニバン・同率第4位】 ホンダ オデッセイ(2003) 全高:1550mm 備考:機械式立体駐車場(以下「機械式立駐」と表記)に対応した初めてのミニバンでもある
2020-08-10 08:26:30