ヘンダーソン氏の福音を ルルブの片隅・こぼれ話・リプレイの外側

Schuld@完成された @schuld3157

ヘンダーソン氏の福音を　ルルブの片隅 ・三重帝国皇帝になるメリット 　沢山の臣下。天領の直轄支配。軍の参集権と外交権。 ・デメリット 　24時間臣下に囲まれる。最終的に責任をもつ仕事が倍増。積年の恨みを持った諸外国外交官と頻繁に言葉で殺し合い。趣味に裂く時間などない。

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普通に忙しすぎてガチの権力フェチでなければ三日で根を上げる環境。 尚、権力フェチでも普通に暴君or無能だった場合は枢密院と公会議からボッコボコにされる模様。また魔導院の変態共の手綱を握っているため、引きずり回される危険性もある。

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ヘンダーソン氏の福音を　ルルブの片隅 NPCの漂泊卿ことエーリヒはコネクションキャラとしては優秀。 金は貸してくれるし、偉いさんとの伝手もあるし、古文書の解読もやってくれれば魔物知識判定は自動成功。 が、その後悪意点的なセッションの難易度があがる数値が多分2D10で上がる。

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ヘンダーソン氏の福音を　ルルブの片隅 エーリヒが作ったお色気軍団 歩卒：ぶかぶか帷子がずれて肩口が覗く少女 司教：伸縮素材もかくやのぴっちり僧衣を纏った妙齢の女性 特使：胸元がガッツリ開いて、その間に勅旨を挟んだ美女 女皇：玉座に座す傾国の美女。組んだ足が際どい構図を描く渾身の一体

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尚、全部ヒト種で作ったのでバリエーションの依頼が多かった。 やはり交配可能であったとしても、一般的には自分の種族の異性に一番ときめく物らしい。

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ヘンダーソン氏の福音を　ルルブの片隅 エーリヒが作ったお色気軍団　２ 騎士：胴鎧はガッチリ固めているのに兜を被らず、深いスリット入りのドレスから惜しげも無く美脚を晒す美女。 竜騎：竜の顔を模した台座に足を絡めて挑発的に座る少女。 エロフィギアは欲する者もだが作り手の性癖も露わにする

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ヘンダーソン氏の福音を　ルルブの片隅 下水道の粘液　正式開発名は“汚濁の主宰者” 中枢は最奥の最終浄化槽、数十立法ｍの汚水槽に収まっており、下水の粘液体は彼の子実体であり常に同期されている。 物理への強力な耐性、肉を溶かすアルカリの粘液、熱を反射する自動結界に護られた強力な存在

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下水に流れ込む全ての汚濁を分解し、中枢に蓄えており金属を分解しないよう調整されているため莫大な財貨を湛えており、開発した長命種は「千年も運用すれば自分の餌代くらいは稼ぎきるだろ」との所見を残しており、事実として年に数度の定期洗浄で結構な値打ち物が発掘される。

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誰かが落とした硬貨、古い時代の道具、大量の雨に流されてきた遠い何処かの道具。はたまた“誰かが身につけていた指輪や防具”の類いは、下水で良からぬことを企む者達の存在を想起させる……。 しかし、全ての企みを知った事かと無視し、主宰者は今日も帝都の汚濁を微睡みのままに食み続ける。

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実験の経過報告は順調なため、現状彼の子孫が多くの都市に導入されており、各地の管理者によって名前が付けられている。 ただ、軍事利用を目論み「これ敵地の水源に放り込みゃ最強じゃね？」と小規模実験をした結果、禁書庫の実験詳報が棚一つ分増えたため結果はお察しである。

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ヘンダーソン氏の福音を　ルルブの片隅 帝都で罰金刑に処される可能性がある行動一覧。 ・馬での全力疾走 ・市場以外での吟遊、即興演劇、詩歌朗読 ・破壊的、或いは大音響を伴う魔法の行使 ・突発的発情（ただし一部の種族に関しては目こぼしがある）

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その2 ・被服を纏わず徘徊すること（これも一部の種族に関しては例外措置あり） ・屋根の上の移動 ・ヒト種の目線以上の高度を飛行すること ・火器、爆薬の使用 ・公認鍵師以外の錠加工 要するにTRPGプレイヤーが短絡的に手を染める犯罪は全部アウトだったりする。 だが捕まらなきゃオッケーオッケー

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ヘンダーソン氏の福音を　ルルブの片隅 探査術式の触媒。 本人の一部を手繰って位置情報を探る魔法であり、例えるなら伸びた毛糸玉の糸を引っ張って本体を探すことに近い。そして、手繰る糸が太ければ太いほど術式の制度は増していく。

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ポピュラーで簡単な触媒は髪。 ただし生え替わりの間隔が短く、抜け落ちた髪に誰も思い入れを持たないため強力ではない。切った爪も同様。 より精度を高めたいなら血液や皮膚の一部、骨の欠片などが有用であり、貴族や大店の関係者は万一自分たちが拉致された時の保険としてサンプルを作ることも。

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血液についで精度が高い物は、本人が肌身離さず身につけるような物。 聖職者であれば愛用のイコン、魔導師であれば普段使いの雑記帳や杖など思い入れの強い物品は、概念的に本人と強く結びついているため“標”としての信用性は大変高い。

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この性質を用いた物が探知術式を誤魔化す欺瞞体である。幾つかの充電器が絡まったコードの山から似たようなコードを頼りに引っ張った結果「ちげぇじゃねぇか！」とぶん投げた経験が誰にもあるように、欺瞞体はこの現象を意図的に引き起こすため“似たようなコード”を人為的に混入させているだけである。

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探知範囲に関しては触媒の強度と術者の力量によって左右され、魔導院の専門家が骨の一部を触媒として探査術式を練った場合は国を跨いでも位置を特定することが能うだろう。 ただ、思い入れも全ては時間によって摩耗するものであり、この術式は全て時間との闘いとも言える。

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ヘンダーソン氏の福音を　ルルブの片隅 市井における魔法使い。 魔導師は半官僚的な研究家であり、対して魔法使いはフリーの魔法技術者であり単なるエンジニアやプログラマーに近い。 言わば魔導師は国立大学のお抱え教授。 対して魔法使いは私大の教授や一人親方の個人事業主である。

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魔法使いは市井に工房を持つか隊商に随行して流浪のフィールドワークを行い、その営業形態は多岐にわたる。 薬草医として地方に住むウィッチドクター的な魔法使いや、星を読み風を嗅ぐことで神々の行動を先読みする占星術師めいた魔法使い、荘のご意見番として禄を食む隠者が市井における魔法使い達。

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市民達の魔法使いに対する感覚は緩く、基本的に魔術か魔法が使えれば魔法使いとして認識され、そこに“専攻”や“所属”といった細かな情報は必要とされない。というより殆どが知らない。 一般市民が医者と聞けば、とりあえず人間治せるんでしょ？　とざっぱに考えるのと同じである。

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そのため、魔法使いならとりあえずコレできるんでしょ！？　と造成魔導師に薬草の精製を頼もうとしたり、薬草士に崖崩れを修理させるような事態は間々起こることで、これを避けるため市井の魔法使い達は、それぞれが“得手とすること”をアイコンとして身につける。

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建築系の魔法を得手とすれば金槌のような形の杖を持ち、薬草医であればフラスコなどの図案を衣装や装身具に取り込むなどして「これ以外の仕事を持ってくんなよ」と主張するのだ。 そして、彼等が作る工房に混じって魔導師も市井に工房を作ることは多いため、イメージは益々混淆していくのである。

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ヘンダーソン氏の福音を　ルルブの片隅 三重帝国の医療レベル。 中世初期～盛期にかけての医療というと瀉血＆瀉血＆瀉血。そして気が向いたら床屋がついでの如く四肢切断というものだが、この世界においては三重帝国に限らず医療レベルは文化や統治体制と比して高い。

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風邪を引けば温かくして安静にし、感染症の患者は隔離して医療従事者以外近づけぬようにし、血や遺骸は病気の新しい温床となるため厳重に焼却される。 一般人が手洗いとうがいの習慣を知り、傷口を酒で洗って、最悪の場合は焼く手法さえ知っている理由は複雑であるが、偏に魔術師連中の凝り性にある。