昨日発生していたサイトログインできない不具合は修正されております(詳細はこちら)
リンク限定

ヘンダーソン氏の福音を ルルブの片隅・こぼれ話・リプレイの外側

Schuld先生のツイッターから抜粋。自分用
0
前へ 1 2 3 ・・ 31 次へ
Schuld@完成された @schuld3157

言うまでもなく脆い、鈍い、非力と三拍子揃ったヒト種は少ないが、それだけあって“猟兵のヒト種はとびきりヤベェ”として有名である。 なにせ、劣ったスペックで優れたエリートを圧倒し選抜される怪物なのだ。一芸も二芸も秀でているのは当然であり、正しく賢愚の種族と呼ばれる最たる理由と言えよう。

2019-08-15 10:05:18
Schuld@完成された @schuld3157

近衛猟兵は文字通り上記の任務を達成するのみならず、近衛として皇帝に侍り、その身の安全を行く先々で護らねばならないため、市街地戦や諜報戦の覚えもあるエリートオブエリート。隠密はいうまでもなく探知、そして近接戦闘においても並の騎士では遊ばれるほどの達人揃いである。

2019-08-15 10:05:18
Schuld@完成された @schuld3157

固有エネミーとしてみるならルルブのかなり後ろの方に載っている。中級冒険者相手に単ボスとしてでてきたら苦戦必至、上級になってからボスの支援役として現れたらゲロを吐く性質の悪さ。 なんといっても彼等は近衛。最後には自分が“肉の盾”として立ちはだかることを十分に覚悟しているのだから。

2019-08-15 10:05:18
Schuld@完成された @schuld3157

ヘンダーソン氏の福音を ルルブの片隅 長命種は繁殖欲求が少ない。 個体としての完成度が高すぎて、種の保存のため多くの子孫を作る必要がないからである。 それ故、精神的享楽への需要は高くとも、肉体的享楽への欲望はかなり薄い。

2019-08-18 10:36:57
Schuld@完成された @schuld3157

麻疹のように若い頃、一時的にハマることはあれど、基本的に成人する時期には落ち着いて興味が無くなることが殆どで、以後は義務的な繁殖にのみ目線をやることが多く、市井の長命種ともなれば結婚も繁殖もしないことは珍しくもない。

2019-08-18 10:36:58
Schuld@完成された @schuld3157

貴種においては後継者や政略結婚の駒として子孫が必要となるため、次代を作るべく受容性の高い種と番になり子を作ることもあるが、百年に一人産めば良い方であるため、やはり星の覇権を握れるほどの人口は居ない。 彼等にとって、世界征服なんかより自分の精神の充足が重要なのだ。

2019-08-18 10:36:58
Schuld@完成された @schuld3157

と、いうことを鑑みて八〇年ちょいで四人産んだ某伯爵夫人は驚異的な記録をはじき出しており、後年のギネス的な何かに載ったりするのかもしれない。 彼女も言うまでもなく肉体的享楽を楽しむ過渡期は疾うに過ぎているため、主として精神的享楽のためn(以下検閲削除

2019-08-18 10:36:58
Schuld@完成された @schuld3157

要は子供を抱いて嬉しそうにしている旦那を見てニヨニヨしていたってことだよ! あっ、何か空間が解れあqwせdrftgyふじこlp

2019-08-18 10:41:01
Schuld@完成された @schuld3157

ヘンダーソン氏の福音を ルルブの片隅 移動手段。 三重帝国における移動手段は種として徒歩・馬車(或いは馬に準ずる何かが牽く車両)であり、それらが整備された街道を地道に歩いて行くのが基本である。 乗合馬車(駅馬車とも)は主要都市間において頻繁に行き来しており、利便性は低くない。

2019-08-20 23:01:51
Schuld@完成された @schuld3157

過去、魔導院や職工同業者組合が様々な高速移動手段を試しはしたが、現在この形に落ちついた理由は二つ。 一つは巡察隊の目を掻い潜る野盗の襲撃。 高速で動くことそのものが防御になるといえばなるが、伝統的な倒木での封鎖などを平然としてくるため、高速過ぎるのも問題となったからである。

2019-08-20 23:01:52
Schuld@完成された @schuld3157

二つは各地に跋扈する幻想種や魔獣などの脅威である。 一時、職工同業者組合で馬車鉄路なるレールの上を滑る馬車が発明され、乗り心地と輸送効率、馬の損耗を鑑みて素晴らしいものだと持て囃されたのだが……質量物が素早く動くと「なんやアレ」と寄って来る存在が数多居た。

2019-08-20 23:01:52
Schuld@完成された @schuld3157

斯様なバケモノだのにひっきりなしに襲撃されては溜まらないし、かといって速度的に護衛を追従させる手段も同乗させる以外見つからず、ついでにレールが鉄製ということで「かっぱいで一儲けしよう」と考える不届きものも絶えなかったため、結局断念されてしまう。我々にはまだ早かったとして。

2019-08-20 23:01:52
Schuld@完成された @schuld3157

コスト度外視で最速の移動手段は何かと言えば、半遺失技術の空間遷移はさておくとして、一番は騎竜、次いで航空魔導師、大きく劣って早馬といった順。 騎竜は亜竜の一種であり、小型の空を飛ぶ幻想種である。竜ほど大きくないが、幼竜から育てると人に慣れるため全土で一定数が飼育されている。

2019-08-20 23:01:53
Schuld@完成された @schuld3157

騎竜は揚力ではなく生来備わった魔法の力で飛ぶため、背に人が跨がっても吹き飛ばされることもなく、凄まじい寒さに震えることもない。そして、休み休みだが一週間で帝国を横断できるといえば、その速度の凄まじさが理解できるだろう。

2019-08-20 23:01:53
Schuld@完成された @schuld3157

が、残念ながら維持コストが馬とは比べ物にならないくらい高いため、誰でも簡単に使えるとはいかない。 なにせ肉食の彼等は一日に三〇kg以上の肉を食べ、水に至っては二〇リットル以上を飲み干す。一年維持するだけで軍馬がヒト種の子供に見えるくらいのコストが吹っ飛ぶのだ。

2019-08-20 23:07:41
Schuld@完成された @schuld3157

航空魔導師、空を飛ぶ手段を持つ魔導師(あるいは魔法使いも含め)こちらは航続距離も最高速度も個々人の力量に大きく左右され、剰え重量物を運べる訳ではないので情報伝達以外においては“ただ速いだけ”とも言える。まぁ、その早いだけで政治も経済も戦争も動くので、馬鹿にしたものではないが。

2019-08-20 23:07:41
Schuld@完成された @schuld3157

諸般の事情もあって、三重帝国において人類はいまもえっちらおっちら街道をのんびり進んでいる。 しかし、今でも移動速度を上げようと血道を上げる者は絶えない。魔導院にも、職工同業者組合にも。人の移動速度は即ち文明の成熟度にも繋がると、彼等は重々に識っているのだから。

2019-08-20 23:07:42
八咫鴉 @yata_garas

@schuld3157 ちょっと気になったので質問です。 1街道はレンガなりアスファルト舗装なりされてるのか、それとも凸凹で石だらけの地面なのか。 2タバコ事情など

2019-08-22 09:16:55
Schuld@完成された @schuld3157

@yata_garas 1.街道は主要と副街道、そして一般街道に別れており主要は石畳と耐熱煉瓦の混成で半年に一度整備が入る帝国物流の大動脈。副街道は石畳主体、一般は石を取り除き平らに均しただけ。どの道も行き来するには不便しない最低限のクオリティを確保。 2.煙草は追々物語りで触れます。

2019-08-23 08:19:01
Schuld@完成された @schuld3157

ヘンダーソン氏の福音を ルルブの片隅 同業者組合 所謂ギルドであり、文字通り職を同じくする者の連携であるが、我々が知る中世のツンフト闘争などから発生していった手工業者の組合ではなく、実は官制組織であり、現在は国家から独立しているが三百年前までは“帝立”の名を冠してた。

2019-09-08 18:33:15
Schuld@完成された @schuld3157

というのも、我々の歴史において大商人に対抗するために手工業者が結託して発生した組合とは異なり、三重帝国黎明期にエールストライヒ家の2代皇帝が開闢帝リヒャルトの起草メモを参考として“国家内の製造と流通の抜本的効率化”を目的として始めた立派な1政策である。

2019-09-08 18:33:15
Schuld@完成された @schuld3157

小国林立時代を経て成立した帝国には個々の商人と職工のネットワークはあっても、大規模な組織は無かった。 その上、地域毎に度量衡が違いすぎて、同じ国内なのに証文の内容が通じないというクソみたいなバグが発生していたため、それを力業で解決するためには強力な組織が不可欠であった。

2019-09-08 18:33:15
Schuld@完成された @schuld3157

問題解決には無理にでも一つの統一された組織に全員を参加させ、一応の“基準”を押しつけなければならなかったのである。 これはタイミング的にかなり絶妙で、戦乱を武によって平定した帝室の畏怖衰えざる内に「おう、これやっから」と叩き付けることで何とか押せる横車である。

2019-09-08 18:33:16
Schuld@完成された @schuld3157

また、彼等は三重帝国の外付けリミッターとして機能することを期待して設立されている。理性的な商売人共は、国家が発展するにつれ“戦争の割のあわなさ”を知るようになるためである。 彼等は損をしないためなら何だってする。それ故、苦労してまで成立させた組織に今日“帝立”の冠が外されているのだ。

2019-09-08 18:33:16
Schuld@完成された @schuld3157

ヘンダーソン氏の福音を ルルブの片隅 使い魔 魔法生物の原型となった技術であり、魔法的に改造した生物を使役することを目的として発展した。 鳩や鴉を魔術・魔法的に操作し行ったことのない所にも到達するようにしたことが始まり。

2019-10-11 21:57:15
前へ 1 2 3 ・・ 31 次へ