- kitamuratei
- 1699
- 7
- 0
- 2
本が届いた。今日はいい日だ。北村薫さんの新刊『雪月花 謎解き私小説』(新潮社)わたしが出て来るので、と御恵贈頂きました。えっ、なんだろう……とパラ見したら岡山の大型古本屋・万歩書店TVロケの話でした。あとわたしは出てきませんがワトソンと「ヘイミシュ」に関する回もあるので案件です! pic.twitter.com/vvGdYVUO35
2020-08-21 21:21:39『雪月花 謎解き私小説』は副題にある通り、エッセイではなくあくまで私小説です。だからわたしはこれで「北村薫さんの小説に登場しました!」と自慢できる。 twitter.com/naohikoKITAHAR…
2020-08-21 21:23:11新潮社の小説誌『波』2020年9月号に北村薫先生の新刊『雪月花―謎解き私小説―』刊行記念エッセイ掲載! #新潮社 #波 #北村薫 kitamura-tei.com/?p=6120
2020-08-26 18:00:47【明日発売】8月27日(木)新潮社より北村薫先生の初の私小説集『雪月花―謎解き私小説―』発売予定! #新潮社 #北村薫 kitamura-tei.com/?p=6124
2020-08-26 19:03:55北村薫さんから新著をいただきました。『雪月花 謎解き私小説』新潮社刊。ありがとうございます😺 pic.twitter.com/Evoz2Wlc4j
2020-08-27 17:46:18北村薫氏の新刊『雪月花 謎解き私小説』(新潮社)読了。J・ヘイミシュ・ワトスン問題と、北原尚彦が出て来るのとで読んだのですが、大いに知的興味を刺激されました。北村氏がふと気付いた書物に関する謎を追うのですが、調べて行くうちに他の作家・他の本へと話は拡がって行く。→ pic.twitter.com/s4nel6neY2
2020-08-28 22:52:28→最終章には福永武彦の話も出て来るし、後から気付けば帯の惹句は池澤夏樹氏だし、池澤夏樹&池澤春菜『ぜんぶ本の話』と同時並行して読んでいたのにも意味があったのだと気がつきました。本好き、本に関する調べ物が好きな人には、是非手に取って頂きたいです。>北村薫『雪月花』
2020-08-28 22:59:12北村薫『雪月花 謎解き私小説』、さらさらとした筆致で文学にまつわる思索が綴られているのですが、北村さんと対面して講義を受けているような、遙か届かない山峰を見上げている気分になって、居住まいを正す。本を読むことにはこんな楽しさもあるのだな、という憧れが湧いてくる。
2020-08-29 14:18:05北村薫『雪月花』の最後の章で、最晩年の中村真一郎がジョン・ロード『見えない凶器』を読んでいたことを今頃知る。「純粋論理による文体の勝利」と『読書日記』にある由。早速注文。「かくのごとく、本は一冊読めば次から次へと鎖のように繋がる」
2020-08-29 14:31:38北村薫『雪月花 謎解き私小説』読了。私小説の形を取った読書の謎解き。本はひとつの謎を呼び、また新たな本を求め、さらなる謎を生み円を描く。本が好き、読書が好き、謎が好きならこの海に飛び込まない手はない。名探偵北村薫の誕生。 pic.twitter.com/Z4kd8fkKAv
2020-08-29 19:18:58最寄駅近くの新刊書店二店を回る。まず、北村薫さんの新刊『雪月花 謎解き私小説』(新潮社)。「私小説」を謳っているが、昨日読了した『太宰治の辞書』と同様に、自身の謎解き譚もしくは「待ち伏せ」譚をエッセイにするか、小説にするか、小説にしたら誰を主人公にするか、ということだろう。
2020-08-30 18:51:38#読了 北村薫「雪月花」 久々に読了ツイする気がする。笑 さて、僕の中では安心安全の北村印。ということで意気揚々と読み進める。が、問題が発生😭中盤からの短歌や俳壇のお話、全然わかんねぇ😱勉強しなくちゃ。 それでも乱歩の話や中村真一郎の話は読んでいて楽しい。 ああ、字数が足りない…… pic.twitter.com/yrfI8lHNv0
2020-08-30 21:11:40作品は、ひとつのものとしてそこにある。だが、それを読む人は何人もいる。その数だけ、また新たに作品が生まれる。──北村薫著『雪月花 謎解き私小説』(2020年8月、新潮社) pic.twitter.com/HT4DBCBYiX
2020-08-31 11:53:38「波」に連載された北村薫さんの『雪月花 謎解き私小説』刊行! 装幀は作中に出てくる谷崎『瘋癲老人日記』を踏まえています。片や棟方志功、こなた大野隆司さんの装画。 谷崎の主人公が美しい足を追い求めたように、北村さんの主人公は「文芸の蜜」を求めて「本という花々の中」へ入っていきます。 pic.twitter.com/k9CMNrbz2Z
2020-09-01 22:11:10『雪月花 謎解き私小説』帯、北村薫さんの言葉。 「私小説の方法は、情痴小説や家庭の葛藤を描くことにのみ適用されるものではなかろう。 人間の愛や情熱は、さまざまなものに向かう。文字を表現の手段とするものなら、その対象が本を指すのは、いたって自然だ。 愛の小説には、そういう形もある。」
2020-09-01 22:17:43新潮社公式サイトの『雪月花―謎解き私小説―』書籍詳細ページに『波』に載った北村薫先生のエッセイが掲載! #波 #新潮社 #北村薫 kitamura-tei.com/?p=6133
2020-09-02 12:32:22北村薫『雪月花 謎解き私小説』を読み終える。本への愛を描いた私小説、ということなのですね。……エスカレーター転落のくだりにはぎょっとさせられましたが、大怪我はなかったようで何よりです。
2020-09-03 01:58:44読み進めている本と先程読み終えた本とのあいだに偶然の関連性を見つけて面白がること、ふと一冊の本が次の本を引き寄せたように思えること、本に呼ばれているような実感を持つことなどは割とよくありますが、それらを作品化してみせたのは北村氏以外ではあまり記憶になく、この『雪月花』も、
2020-09-03 02:16:31本が届いた! 今日は良い日だ! ©︎北原尚彦先生。 北村薫著 雪月花 謎解き私小説 新潮社 偶には円紫師匠にもお会いしたいですね。 ブックレットを読むと、 奥泉光先生が将棋ミステリを書いてらっしゃる。 将棋ミステリ!? pic.twitter.com/wA5b9Dzhvp
2020-09-03 11:34:11本が届いた。今日はいい日だ。北村薫先生の『雪月花』。謎解き私小説ってどんなの?わくわく😃💕 pic.twitter.com/01t0UteaJQ
2020-09-03 23:14:24まことに、読むとは見ることであり、そうなれば、どの位置、どの高さに自分がいるかで、目に入る眺めは全く変わって来る。当然のことだ。(北村薫『雪月花 謎解き私小説』新潮社 p18)#2020年の本棚
2020-09-04 18:14:55だからどうというわけではない。しかし、考えているうちに、糸が繋がるように、思わぬところで、それとこれが結び付くのが面白い。(北村薫『雪月花 謎解き私小説』新潮社 p18)#2020年の本棚
2020-09-04 18:59:46書かれた擬声語とは、捕らえ難い蛇のようなものだ。多くの人の胸にさまざまな響きを響かせる。 文字とは不思議な楽譜だ。 (北村薫『雪月花 謎解き私小説』新潮社 p43)#2020年の本棚
2020-09-04 19:27:03それぞれの位置から向かい、それぞれの収穫をする。 それこそが、読むことの面白さだ。 (北村薫『雪月花 謎解き私小説』新潮社 p44)#2020年の本棚
2020-09-04 19:32:25