- uchida_kawasaki
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同意なしデータを使い数値の不可解な矮小化が複数見られる宮崎・早野論文のデータ利用について、調査特別委員会が伊達市議会に出した中間報告(先のツイートは表現が不適切だった)について。 city.fukushima-date.lg.jp/uploaded/attac…
2020-09-25 21:29:13発端:Journal of Radiological Protection誌に宮崎真・早野龍五両氏による、伊達市のデータに基づく空間線量と個人線量の関係、生涯線量、除染効果等に関する二つの論文が掲載された。 iopscience.iop.org/article/10.108… iopscience.iop.org/article/10.108…
2020-09-25 21:30:43これらには同意なしのデータを使っている疑いがありまた数値操作に被曝の過小推定に繋がる複数の不可解な問題があった。 論文は同意なしデータを使っていたことを理由に2020年7月24日に撤回された。宮崎真氏はこの論文の一つを博士論文としていたがそれも撤回された。
2020-09-25 21:31:14伊達市は2019年「伊達市被ばくデータ提供に関する調査委員会」(市調査委員会)を設置、2020年3月17日『伊達市被ばくデータ提供に関する調査委員会報告書』(リンク)を出す。この調査委員会は今回中間報告を出した「議会被ばくデータ提供等に関する調査特別委員会」とは別。 city.fukushima-date.lg.jp/uploaded/attac…
2020-09-25 21:32:23「議会被ばくデータ提供等に関する調査特別委員会」(調査特別委員会)は、2019年6月26日から、市調査委員会の調査経過と報告結果の検証のために設置された。
2020-09-25 21:32:39今回出た「議会被ばくデータ提供等に関する調査特別委員会中間報告』(中間報告)は(表題が示すように)この委員会が伊達市議会9月定例会議で行なった中間報告の資料。リンクを再掲する。 city.fukushima-date.lg.jp/uploaded/attac…
2020-09-25 21:33:07中間報告の宮崎・早野論文概要紹介。 第一論文:政府が使用している空間線量率を基とした実効線量の推計は、ガラスバッジによる計測よりも4倍も課題であるとする ちなみに論文のこの主張は妥当でない。
2020-09-25 21:33:25第二論文:高い被曝の住民でも70年間でわずか18mSv、除染の効果はない。 ちなみに論文のこれらの主張は妥当でない。
2020-09-25 21:33:44論文撤回理由についての調査特別委員会の見解。極めて重要。 倫理指針の定めに反して、研究対象者である伊達市民に説明をするどころか、「同意・不同意など無視して執筆しようとしていた可能性が高い。」 実際、データ末尾に同意書有無の項目があり確認可能であった。
2020-09-25 21:34:25重要。「データを提供したことについて市に瑕疵はあるが、論文作成にあたっての同意・不同意問題については市に責任はない。宮崎早野両研究者による倫理指針違反に尽きるものであることを指摘する。」
2020-09-25 21:34:50脇道に逸れるが、上昌弘氏は、混乱していて同意困難(IC困難)だったという事実に反する主張を「早野叩きで終わらせていいのか~被ばく論文の意義と実相~」という意義の評価も実相の把握も誤った記事を出している。 japan-indepth.jp/?p=43900
2020-09-25 21:35:23「中間報告」に戻る。実際に市が市民に同意を求めていたのは、「データ解析を医大に依頼し健康管理に資するため」のデータ利用についてであり、「あくまでも市民の健康管理のため医大での解析を可能とするためのもの」であった。
2020-09-25 21:36:15全箇所いずれも重要だけど次はとても重要。「市調査委員会の報告で『不同意者も含まれていたことを指摘された』こと等を論文撤回の理由に利用したことは、研究者として自ら同意を確保すべきことインフォームドコンセント(ママ)を怠り・・・」(続く)
2020-09-25 21:36:45「論文に無知な市職員を翻弄し、責任を市のデータ提供に問題があるかのごとく責任転嫁し免れようとすることは、研究者として罪を糊塗する行為である。」 # 涙が出てくる。
2020-09-25 21:37:16整理。(1) データ利用の同意は論文を書く事についてではなかった。(2) 研究者は自ら同意を得なくてはならなかった。(3) それを怠ってでも同意なしデータを使ったことを市のせいにした。ということ。
2020-09-25 21:37:52次は衝撃。適切な手続きを経ずにデータ解析を始め発表さえされていることを「隠蔽するため」に、市より2015年「8月1日付医大学長及び宮崎真氏へ発出された論文依頼書は、実際は同年10月23日に作成され」ていた。 公文書偽造!
2020-09-25 21:38:262015年9月ICRP主催のダイアログセミナーでの早野氏の発表とそれを導くデータ利用は「個人情報保護条例違反」「倫理指針違反」となるので、その前に「正式な依頼があったこととするために虚偽の文書を作成したと考えられる。」
2020-09-25 21:38:42宮崎氏は学位論文撤回理由を「『伊達市から再提供が受けられないこと、委託を断られ研究の継続が能わなくなったことで、遺憾である』としているが、このような経緯の中で委託の継続やデータの再提供などあり得ない。」
2020-09-25 21:39:28JRPの2論文の撤回理由とされるものについても、この点はきちんと考える必要がある。実際、撤回記事には"IOP Publishing believes that the authors were unaware of the ethical problems with this data, which was supplied by a third party."とあり、事実に反する。
2020-09-25 21:39:59日本語「IOP出版(雑誌の出版元)は、著者らが、第三者から提供されたこのデータの倫理的問題に気付いていなかったと考える/信じる。」 中間報告の知見と真逆。
2020-09-25 21:40:18中間報告にはまた、ガラスバッジは利用法がいろいろだったので「そもそもこのデータによって作成された論文そのものが不適切であることを強調する」とある。著者やIOP Publishingや上氏よりも調査特別委員会の方が科学的。
2020-09-25 21:40:34