トルコのUAV バイラクタル(Bayraktar TB2) についてのつぶやき定点観測

目次を使ってみた
15
占展望(せんてんぼう) @Khritenzama

アゼルバイジャンのUAVによるアルメニアのSAM狩り動画を見ていて気付いたが、オサーやトールと云った師団級のSAM相手ならば適切な位置からバイラクタルTB2がMAM-Cで攻撃すればアウトレンジ出来るのではないか?……と youtu.be/RM4KVKSjzwg?t=…

2020-09-29 19:13:14
拡大
占展望(せんてんぼう) @Khritenzama

MAMは英語で言う所の ”Smart Micro Munition” を指し、LMM(Lightweight Multirole Missile)に相当する誘導爆弾の様子 推進装置を持たないだけ小さく纏まっているようで 全長 1m、直径 160mm、重量 22kg の小型誘導弾で射程距離が8~12kmとの事 en.wikipedia.org/wiki/MAM_(Smar…

2020-09-29 19:13:15
占展望(せんてんぼう) @Khritenzama

でもって対抗するSAMの9K33 Osa や 9K330 Tor のスペックは 9K33 射程 1,500-10,000m(高速)/2,000-6,500m(低速) 射高 25-5,000m(高速)/10-5,000m(低速) 9K330 射程 1,500~12,000m 射高 10,000~6,000m との事なので条件次第では一方的にUAVがSAMを狩れる事に…

2020-09-29 19:13:15
占展望(せんてんぼう) @Khritenzama

多くの無人機の犠牲の上にSAM狩りをしている印象が有ったが適切に運用出来れば被害を抑えつつ十分に戦果を挙げられる装備品なのでは?……と言う気がして来た とは言え、飽くまで『気がして来た』と言うだけでこの手法がアメリカやロシア、中国や日本、西欧諸国の防空網に対し有効な手段とは断言しない

2020-09-29 19:19:11
act @zaylog

昨日のアゼルバイジャン側が運用しているトルコ製UCAV”Bayraktar TB2”による攻撃の動画に、「撮影している機体と攻撃している機体は一緒なの?」って疑問が投げかけられていたんだけど、たぶん一緒です。 twitter.com/zaylog/status/…

2020-09-29 22:04:46
act @zaylog

アゼリ側からアルメニア機甲車輌に対する攻撃のドローン映像。同様のものが多数公開&共有されていると思うけど、この動画で9K33 Osaが撃破されるシーンに、突入する飛翔体が映ってる。「何が車輌を撃破しているのか」が判り難い映像が多い中で、レアな動画に思える。 pic.twitter.com/y1lzcj7n8Q

2020-09-28 20:11:38
act @zaylog

たぶん・・・というのはずいぶん濁した言い方だけど、最近のUAVはネットワーク化されているので、観測・誘導を統括するドローンと攻撃実行するドローンの協業というシステムもありえるので、一応・・・。

2020-09-29 22:20:42
act @zaylog

”TB2”を操作するコンソール&ディスプレイがTB2開発時の動画に映っているのですが、爆弾の投下を監視する画面の様子が、先般の攻撃時の画像とほぼ一緒なので、攻撃実行している機体と観測している機体が同一であろうと推測できます。 pic.twitter.com/OFcp8JRyFC

2020-09-29 22:26:06
act @zaylog

元動画はコチラ → Bayraktar TB2 Harp Başlıklı MAM-L Atış youtu.be/Xx3MEco1Qlw

2020-09-29 22:28:16
拡大
act @zaylog

TB2に搭載されている爆弾はROKETSAN MAM(Smart Micro Munition)というUCAVや軽攻撃機向けの小型爆弾で、ロケットモーターを搭載していません。 なので、昨日TB2を”ミサイル発射能力のある大型ドローン”と書きましたが、これは誤りになるので訂正します🙏 pic.twitter.com/AkGeifcf04

2020-09-29 22:51:29
拡大
拡大
act @zaylog

アゼリ側が発表するUCAVによる空爆動画で、突入する飛翔体が見えず目標の車輌が突然爆発するように見えるのは、ロケットのように噴射炎が見えないのと、落下式で突入角が深いのが理由かもしれません。 MAM投下試験の様子→ pic.twitter.com/iBqMXzQ2WY

2020-09-29 22:58:08
act @zaylog

元動画はコチラ → Roketsan MAM-L youtu.be/PzqusG0HwQQ

2020-09-29 23:00:54
拡大
act @zaylog

MAMの重量は22kgしかないのですが、もしロケットモーターを組み込んだら推進剤の分弾頭の炸薬量を減らすか、推進剤の分総重量を増やすかといったマイナスの選択肢しかなくなるので、投下高度と滑空で射程をコントロールするというのは合理的ですね。 MAMのSpec → roketsan.com.tr/en/product/mam…

2020-09-29 23:11:23
act @zaylog

戦車や装甲車は天面の投影面積が広く、正面や側面と比較して装甲が薄いので、突入角が深いのはそういった弱点を利用する意図もあると思います。いわゆるトップアタック。

2020-09-29 23:18:25
act @zaylog

アゼリ側の発表する動画は実際のコンソール画面をトリミングしたもののようです。TB2の爆弾投下試験の画面やリビアでトルコ製UCAVが攻撃を行ったときのフッテージををみると、ワイドで高精細なスクリーンの周辺部分に多数のパラメーターが表示されています。 pic.twitter.com/FalbvUcZgX

2020-09-29 23:26:14
拡大
拡大
act @zaylog

TB2はRSCの減少を考慮した扁平な形状&カーボンや強化プラスチックといった非金属複合材を使用した機体で、レーダーに捉えられ難い要素を備えてはいますが、プロペラはめちゃレーダー波を反射するので、レーダーに映らないということはないと思います。 pic.twitter.com/UAF2qRvLZF

2020-09-29 23:38:26
拡大
拡大
act @zaylog

なんなら鳥さんサイズでもレーダーに映るんですけど、航空機を想定した対空兵器のレーダーでは邪魔なのでノイズとして処理しているだけで、空港や船舶などには鳥さんを捕捉するための鳥レーダーがあるくらいです。

2020-09-29 23:45:20
act @zaylog

ただ、どうもロシア製の対空レーダーにはUCAVを捉えるのが苦手な高度というものがあるらしく、トルコはリビアなどの戦場で蓄積した経験から「TB2ならこの高度で飛ぶといい感じ」というデータを持っているっぽいんですよね。それが今回生きているかどうかは不明なんですが・・・。

2020-09-29 23:49:17
JSF @rockfish31

トルコ製バイラクタルTB2無人機のカタログ。遠隔操作型だけど衛星通信は使わず制御可能範囲はLOS(見通し内)で最大150km。ということは150km先では地平線の陰に隠れないように高度2000mくらいは確保しておく必要がありそう。 baykarsavunma.com/upload/ingiliz…

2020-09-30 19:32:58
JSF @rockfish31

なるべく見通し線を確保するために12m伸びる通信アンテナ。 pic.twitter.com/yIQlnSDBED

2020-09-30 19:34:08
拡大
JSF @rockfish31

軍事ドローンの基礎知識(JSF) - Y!ニュース news.yahoo.co.jp/byline/obiekt/… バイラクタルTB2とスカイストライカーの説明を追記しておきました。

2020-10-01 02:55:18
KimK/ふるくらむ @KimK91fw

Amazonで売ってるような民生ドローンのテロ攻撃の防ぎ方は取材で掴んでる。対ドローン用レーダー・ジャミング装置・物理破壊/捕獲装備を多層的に配備すればよい。 しかしアゼルバイジャンがやったようなUAV戦への効果的な対処方法はちと思いつかんなぁ… ゲームチェンジャー?

2020-10-01 08:07:35
JSF @rockfish31

@KimK91fw バイラクタルTB2は見通し線通信だから、妨害電波での無力化は簡単な方。これが暴れてる時点でのんびりした戦争では。

2020-10-01 10:00:14
KimK/ふるくらむ @KimK91fw

@rockfish31 ありがとうございます。アルメニア軍にジャミング装置等あればまた違ったのかもですね

2020-10-01 14:58:22