動画『アメリカが好きすぎて、黙ってはいられなかった』を訳してみた。今年の初夏、ブラック・ライヴズ・マターのデモ隊に単独で論戦を挑むネストライド・ユムガさんの動画が大きな話題になった。カメルーン移民のユムガさん自身が、当日を振り返りながら彼女の想いを語ります。

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動画『アメリカが好きすぎて、黙ってはいられなかった』を訳してみた。今年の初夏、ある動画が大きな話題となった。BLMのプロテスターに単独で論戦を挑むネストライド・ユムガさんの姿だった。カメルーン移民のユムガさん自身が、当日を振り返りながら彼女の想いを語ります。 youtube.com/watch?v=I1Aj9Y… pic.twitter.com/BmTsG1RYyN

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眠れない夜が明けた2020年5月31日の朝、ベッドから抜け出した私は、何かをしなければならないと考えていた。何をすればいいのかはわからなかった。何を言えばいいのかもわからなかった。 pic.twitter.com/e0GvTXJ3EB

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私はプロテストや暴動を見た。レイシズムや人種的不正義や警察の暴力を非難するさまざまな声を聞いた。ジョージ・フロイド氏の身に起こったことをひどいと思った。しかし、私が移民先に選んだ国、私が愛するアメリカに起こっていることもひどいと思った。 pic.twitter.com/wxYTxdx0e8

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もうこれ以上我慢できなかった。じっとしていることはできなかった。 そこで私はある抗議集会が行われている場所に行った。そして、私が考えうる最もアメリカ的なことをした。私の想いをデモ参加者に伝えたのだ。 あまり礼儀正しい言い方ではなかったかもしれない。それは認める。 pic.twitter.com/YeVjTTmsF2

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しかし、だからこそ私の言葉は瞬く間に拡散したのかもしれない。このときの動画はYouTubeですぐに見つけることができる。 pic.twitter.com/SUSb0d4LSz

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発言の内容について、たくさんの人が私を褒めた。たくさんの人が私を憎んだ。それはどちらでもかまわない。自分のためにしたのではないからだ。それは、世界で最も偉大な国、アメリカのためにしたことだ。 私は思いつきで話しているわけではない。 pic.twitter.com/kSgeVimfLt

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私が生まれたのは西アフリカのカメルーンだ。私の家族は、その日その日を生き延びるのが精いっぱいだった。アメリカで汚職や公民権侵害の話を耳にするとき、私は首を横に振る。彼らはカメルーンに住んだことがないのだ。カメルーンから1000マイル以内の場所にすら住んだことがない。それは断言できる。 pic.twitter.com/zId8PmZ70f

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私がアメリカに来たのは、故国では手に入らないもの、つまり、自由と幸福、良い教育を受ける機会、豊かな暮らしをする機会、素晴らしい人生を送る機会を手に入れるためだ。そして、私はまさしくそれを手にすることができた。アメリカがそれを可能にした。いくら感謝しても感謝し足りない。 pic.twitter.com/JKc8PbwaBR

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アメリカに来てから、私は看護に関するトレーニングを受け、訪問看護助手として働いた。医療管理の修士号を最近取得し、現在はヘルスケア関係の管理職として働いている。 pic.twitter.com/gedH3pT4TS

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私の仕事上の目標は、医療の成果に関するギャップを埋め、十分な医療サービスを受けられない人々が必要なサービスを受けられるよう、より優れた新しい戦略を設計することである。私はアメリカ空軍の予備兵でもある。そして、もちろん、結婚して子供をつくることを楽しみにしている。 pic.twitter.com/oBHCxiNtWJ

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私の人生は、単純な1つの真実に根差している。誰にとっても、どの人種にとっても、アメリカよりも住みやすい場所はないということだ。そして、それは、アメリカ以外に住む誰もが知っていることだ。だからこそ、彼らは世界中のアメリカ大使館の前に列を作る。私もそうだった。 pic.twitter.com/QSsrAOP1Nx

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この国に来て暮らし、働くチャンスを夢みながら。ここは、本当にチャンスのある国なのだ。 だから、それを台無しにして回るのはやめよう。生まれがどこだろうが、不満が何だろうが、肌の色が何色だろうが、そんなことは関係ない。もうたくさん。 pic.twitter.com/sP5DmIzGTn

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5月31日に話を戻そう。ワシントンDCのあの公園で起きた出来事だ。 フロイド氏は、あのような形で死ぬべきではなかった。しかし、間違えないでほしい。ブラック・ライヴズ・マターやその支持者は、アメリカを分断するためにジョージ・フロイドの死を利用している。今こそ団結が必要なときなのに。 pic.twitter.com/WucaFlTvzV

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彼らは、片手で白人の罪の意識に塩を塗り、もう一方の手で黒人の怒りを焚きつけることで、この国の急所を付いているのだ。 pic.twitter.com/H6D4ARRDbs

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こうしたプロテストの目的は、黒人に力を与えることではない。その目的は、黒人の力を削ぐことだ。 騒動が終わったとき、残るのは失望と怒りと情けなさだ。それは、力を与えることではない。それは抑圧だ。 pic.twitter.com/zf2k87okPA

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罪のない被害者たちに思いを馳せよう。事業主だ。その多くは黒人だ。一生をかけて築き上げてきたものを、略奪や放火で失ってしまった。彼らはこれからどうするのか? 誰が落書きや割れた窓ガラスを掃除するのか? 誰が再建するのか? 夢が煙となって消えた後、誰が再建しようと思うだろうか? pic.twitter.com/cQrHqtRPM7

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シカゴやニューヨークやボルチモアやワシントンDCでは、黒人の男性や女性、そして子供までもが、黒人の犯罪者に毎週殺されている。被害者の名前をあなたは1人でも言えるだろうか? 彼らの命は重要ではないのか? 彼らのためのプロテストはどこで行われているのだ? pic.twitter.com/8xCbpU4Byf

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白人の警官が黒人を殺したときだけ腹を立てるのはなぜなのか? 何十人ものブラザーとシスターが、週末が来るたびに私たちの住む町で殺されているというのに。 ブラック・ライヴズ・マターとその支援者は、レイシズムへの底知れぬこだわりをもって、私たちをより良い未来に導く振りをしている。 pic.twitter.com/AUBnibQ4QA

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しかし、実際に彼らがやっていることは、私たちを自己破壊という負のスパイラルに送り込むことだ。 アメリカに来るために私は悪戦苦闘した。アメリカが好きすぎて、この国が引き裂かれていくのを黙って見ているわけにはいかなかった。 pic.twitter.com/bz4YVtGmV0

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私と共に立ち上がってほしい。 私は抑圧されていない。 私は被害者ではない。 私は自由なアメリカ人だ。 ネストライド・ユムガでした。 英文スクリプト: prageru.com/video/i-love-a… pic.twitter.com/qAPtbCigWu

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まうり塩🍊 FREEDOM OF SPEECH!!!!! @anaiscalico

これが実際の映像。外の映像で声が聞きづらく、複数人が同時に話したりするので訳は意訳という事でご了承下さい。 pic.twitter.com/MntFNIIAB3

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カメルーン出身でアメリカ人になったユンガさんが、外国メディアにアメリカがどう報道されるかを気にしているという。 国を愛し、働き者で、外国に自国をよい姿(真の姿)で見てほしいと願う…こういう人が沢山いる国は大丈夫なんじゃないかと思う。 pic.twitter.com/NXZcuTeTxB

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ユンガさんの何がすごいって、一対大勢でも全く怯まないところ。すごい。本当に自分の意見に自信を持ってないと、これだけ大勢に「帰れ」「恥を知れ」と言われれば怯む。怯むどころか「どうぞどうぞ！もっと来い！」…かっこいい😚 pic.twitter.com/92oknPwsJY