『シンデレラの魔法が24時に解ける』のは近代以降の感覚の賜物か?
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@objectO 古代エジプトで日時計で時を知っていたときに「正午 (noon)」の逆の概念として「真夜中 (midnight)」が作られて、「正午」が1日の真ん中にあたるので計時法上「真夜中」が1日の始まりに設定された、という説はあるみたいですね。ここからヨーロッパへの連続性はどれだけあるかわかりませんが。
2020-09-16 12:54:32それはそうとして、開拓時代のアメリカなんかでは、まだ町から町で時差があったはず。(標準化されたのは鉄道の運行のため。) ということは、シンデレラはカボチャの馬車を駅馬車に仕立ててアメリカ西部を爆走すれば、魔法が解けるのをあるていど遅らせることができたんじゃないだろうか。(何)
2020-09-16 13:04:53まもなくトピーカの街で深夜零時の鐘が鳴ることを知ったシンデレラは、カボチャの馬車を駆ってウィチタ方面へ急ぐ。だが、その前に現れる無法者の一団。ここではまだ、トピーカの鐘が聞こえてしまう。猶予はあと数十分。そこへ、白馬に跨った王子が、二丁拳銃を振りかざして颯爽と……みたいな。
2020-09-16 13:21:23附録:スドー氏のシンデレラ漫談
本編とどっこいの長さなのは内緒だ
夜12時を迎えるとシンデレラのドレスは消えたのに、ガラスの靴だけは残った理由について考えている。「ドレスは幻覚魔法、靴は物質生成魔法でつくられていたから」という説が有力だ。しかし「拾った王子のほうに無自覚な魔法強化能力があった」というのも捨てがたい
2015-03-01 22:51:01ペロー版ほかだと、シンデレラはもともと貴族の娘だという設定であり、王子様に見初められるにも一定の血筋と文化資本が必要なのだという残酷な真実をつきつけられる
2016-03-24 08:03:04王子様が舞踏会で出会った初対面の娘に求婚するという奇行をしても家臣や父王が反対しなかったのは、シンデレラが亡父から相続した爵位と領地の大きさを考えてのことだろうし、そうでなければ国内外の波乱を招いて『シンデレラ2 継承戦争編』が始まってしまっていた
2016-03-24 08:20:10@stdaux 最新のディズニー映画では、王子の国は大国に挟まれた小国という設定になってました。んで宰相が「寝言言ってんじゃねえ、色ボケ王子が。国のこと考えろ。結婚相手は大国の第三王女一択だろJK(意訳)」とかいう場面がありました。 他にも意欲的で色々面白かったですよ。
2016-03-25 08:14:45@merimeri0722 それは面白い。やはりそこは気になる部分ですよね。王子が恋に迷った挙句に国を滅ぼしたとして、死んだ民に対して「純愛だからいいのだ」と言えるのか
2016-03-25 08:46:28@kurukurushoujo 家庭内で下級貴族の継母にいじめられてただけで、有能な家令らの維持努力により、家自体は没落していなかったと解すべきでしょう
2016-03-24 08:37:53@stdaux なるほど すると王子は実はシンデレラが有力貴族の娘であること知っていて権力基盤強化の為に結婚したという解釈も可能なんですね!
2016-03-24 09:00:50「継母」も別に正規の再婚を経た配偶者というわけではなく、メイド上がりの妾みたいな解釈もできるんだよな……。そう考えるとシンデレラに対する苛烈な態度もなんとなくわかる
2016-03-24 08:42:44