アニメーターはデモをいやがる理由

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映画を撮っているひとたちは汗を流し体を動かすわけだから「労働者」の自意識を自然に抱くけれど、アニメ作ってるひとたちは屋内で机を並べてひたすらカリカリだからデスクワーク職的で、そのうえ絵描きだから「労働者」と自分たちを規定するのにどうしても抵抗を覚えてしまう。 pic.twitter.com/o77Nbr0dgF

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［続く］それで労働運動にはなじみにくい。そういう身体を持っていないから。それで議論が結局「良い作品を作ろう！」にすり替わってしまう。 pic.twitter.com/TiExizqWt7

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そして作品世界のなかで昇華されてしまった。 pic.twitter.com/O3WjSLOQUL

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こんな感じに、身体の視点からのアニメ労働運動論、やりたいな。

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そうそう、金八先生のドラマであったけれど、朝の15分読書なんて教育指導が全国の中学校で流行った。なんでもいいから本を教室で15分読め各人という指導。これをやらせると生徒たちに<個>が芽生えて、扱いやすくなるから。

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こういうの。 pic.twitter.com/p7qDb9NfLK

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なんかねーアニメの絵描きさんたちも、同じように<個>が身体化されている。 pic.twitter.com/7ejGFPWJt0

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だから群れ成して行動は苦手となる。 いつだったかTBSの有名刑事ドラマの監督さんに取材したとき「アニメの連中はああやって机を並べてひたすら絵を描いている人たちだから、デモ参加を呼びかけても腰を上げない」と漏らされたのを思い出します。 pic.twitter.com/8zvSZgN6pm

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「座っている」が基本の職種と、「歩き回る、立っている」が基本の職種が、共同戦線を張るのは、思ったより難しいわけです。

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この視点は面白そう。後日じっくり論じてみたいです。