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御神火茶屋には多くの人々がいましたが、16時半に退避命令が出ます。退避する道路にも亀裂があり、全員退避後の17時47分ごろその道路を切るように北西側カルデラ外でも噴火が始まります。以前は火口の壁に有料道路の断面(→)も見えていました。 #ブラタモリ #伊豆大島 pic.twitter.com/vJodQGvC6Z
2020-10-17 19:57:50北西カルデラ外に火口が開き、本町方向へ溶岩が流れ下った(写真)こと、南東側波浮港近くでも地震が起き始め、亀裂や段差(写真)も見つかったことで、全島避難となりました。大混乱もありましたが、翌朝までに全員無事避難できています。 #ブラタモリ #伊豆大島 pic.twitter.com/QDxnpX8a7h
2020-10-17 19:58:15このように火山の山腹から噴火することを側噴火と言います。波浮港も側火山火口の一つです。避難がうまくいった例として挙げられる1986年噴火ですが、伊豆大島は側噴火を頻繁に起こす火山であることを知らなかったため当初かなりの混乱を引き起こしました。 #ブラタモリ #伊豆大島 pic.twitter.com/C3L3d2iIdI
2020-10-17 19:58:35幸い住民が落ち着いていたこと、現場で警察や消防団、東海汽船、東電などインフラ企業が適切に判断したこと、天候も良く海も凪いでいたこと、政府、東京都の動きが迅速だったことが結果としてうまくいく要因になりました。写真は元町から見たカルデラ内B火口列噴火。 #ブラタモリ #伊豆大島 pic.twitter.com/SFUkJN1s4D
2020-10-17 19:59:28伊豆大島の三原山山頂火口以外のおおまかな側火口分布図。直線は同一噴火の側火山列です。1986年噴火の側噴火火口列も同じ方向であることがわかります。 #ブラタモリ #伊豆大島 pic.twitter.com/jKPRSBZ5Pe
2020-10-17 20:00:28割れ目噴火の延びている方向は北西-南東方向です。伊豆大島を研究された中村一明さんは過去の割れ目噴火火口列が同じ方向であることをすでに指摘していました。1986年の割れ目噴火は中村さんの指摘と同じ方向に割れたのです。 #ブラタモリ #伊豆大島
2020-10-17 20:00:56伊豆大島って 特殊な条件が揃っているんだ… #ブラタモリ pic.twitter.com/HmTQOKocsR
2020-10-17 20:00:29ナレ「フィリピン海プレートは伊豆半島が障害になって沈み込めない」 伊豆半島すごいな #NHK #ブラタモリ pic.twitter.com/T58fbP12Oh
2020-10-17 20:01:00プレート3枚が衝突している #ブラタモリ 伊豆半島が引っ掛かってフィリピン海プレートが沈み込めない 伊豆半島「挟まっちまった」
2020-10-17 20:00:31中村さんはこの理由を、「フィリピン海プレートが本州に沈み込む時に、伊豆半島が衝突しているために伊豆大島は強く北西-南東方向に押されているからだ」と考えました。この押す力は富士山や箱根の側火山分布や岩脈の方向、周辺の地震の起こり方も説明できます。 #ブラタモリ #伊豆大島 pic.twitter.com/gzFxILsgNy
2020-10-17 20:01:09房総半島沖のプレート三重会合点、海溝と海溝と海溝の3つの海溝が交わる場所は地球上でここだけ。 #ブラタモリ #伊豆大島
2020-10-17 20:02:10マグマが上昇する時に、マグマは割れ目を作りながら板のよう(岩脈)に上がってきます。開くためには一番強く押されている方向に平行に、さらに開く方向に引っ張られるとますますその傾向が強く出てきます。伊豆大島はまさにそのような場所にあるというわけです。 #ブラタモリ #伊豆大島 pic.twitter.com/IsJS1LGOqJ
2020-10-17 20:01:21岩脈の伸びる方向を調べることで、過去どの方向に強く押されていたかを解析する方法が使われています。中村さんは伊豆大島での側火山の並びは岩脈が地表に現れた跡と見なして、強く押されている方向を見いだし、伊豆半島周辺の地震や断層まで説明しようとしたのです。 #ブラタモリ #伊豆大島
2020-10-17 20:01:30もちろん通路ができやすいだけではなくて、伊豆大島はまだ若くてやんちゃな火山で、地下のマグマの量もおそらく多いこともあります。そのおかげで日本の成層火山としてトップクラスのマグマ噴出率の火山です。 #ブラタモリ #伊豆大島
2020-10-17 20:01:46