【ORIRONPA▲▼REVERSE】OP

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一言で言えば、まるで空中に浮いているかのような浮遊感。そこはかとなく感じる、それはまるで夢のようななにか。

2020-11-01 21:07:56
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それは現実とは言い難く、ゆらりゆらりと時間を忘れたかのようにぽつりとひとりでに揺れている。

2020-11-01 21:08:39
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ブーーーーと耳を劈くような汽笛の音によってはっと意識を取り戻す

2020-11-01 21:11:01
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ここまでの長い道のりで気付かぬうちにうたた寝をしてしまっていたようだ。

2020-11-01 21:11:49
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ふと客室にある丸い窓から外を覗いてみる。辺り一面の、ゆったり波打つ青い海。それから快晴の空。

2020-11-01 21:12:28
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あぁ、そういえばと客室の机の上に目をやるとそこには一通の招待状。

2020-11-01 21:13:16
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そこに綴られているのはグリーティングという交流イベントを催すことの通知。

2020-11-01 21:14:05
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これから執り行われるであろうイベントに向けて荷解きを着々と進めていると、突然船内でアナウンスがかかる。

2020-11-01 21:15:53
モノホリッカー @M______ry_to

「ただいまよりを集会を行いますのデ 至急、20階にありまス、ダンスホールまでお越しくださいまセ」

2020-11-01 21:16:13
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......顔合わせか。そう言えばまだしていなかったな。 まだ準備は終わってないが、仕方ない。向かうことにしよう。

2020-11-01 21:21:47
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客室から出ると、廊下には既に人がいた。どこかで見たことがあるような人もいれば初めて見る人もいる。

2020-11-01 21:22:55
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そう、なぜならここに招待されたのは同じ学園に通っている人たちだけだからだ。

2020-11-01 21:24:09
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《指定》 20階のボタンを押し、エレベーターに乗って指定された場所に向かいましょう。

2020-11-01 21:25:43
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チンッという合図とともに扉が開き、目をやった先には煌びやかなダンスホールが広がっていた。

2020-11-01 21:31:09
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そして、真ん中には無愛想な1人の男が胸に手を添えて立っている。

2020-11-01 21:32:38
モノホリッカー @M______ry_to

「......集まりましたネ。初めまして、進行役を務めさせて頂きまス、モノホリッカーと申します。この度は豪華客船【ルーレテンブルク】のご利用、誠にありがとうございまス」

2020-11-01 21:33:03
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そう言って深々とお辞儀をする。"モノホリッカー"と名乗る人物。少し喋り方が気になるが、礼儀正しい人だ。

2020-11-01 21:34:19
モノホリッカー @M______ry_to

「早速ですガ、お互いもまだ知らないでしょうし、自己紹介を行いましょうか。リストによりますと.....23人いますネ。」

2020-11-01 21:35:06
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モノホリッカーに突然そう振られ、思わず隣の人と顔を見合わせた。

2020-11-01 21:36:14
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