大学がペストのために長期休講になり、田舎に戻ってる間に、ニュートンは万有引力を発見したという。

通ってた大学がペストのために長期休講になり、実家のある田舎に帰ってる間に、ニュートンは万有引力を発見したという。
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伊藤正宏 @ito3com

さっき読んでた歴史の本。その中に、林檎が木から落ちるのを見て、ニュートンが万有引力の法則を発見する場面が出てきた。あの発見って、通ってた大学がペストの流行で休講になり、田舎にある実家で1年半の休暇をとって暇してた時の出来事だったんだね。知らなかったので、ちょっと驚いた。

2020-10-27 00:04:47
伊藤正宏 @ito3com

読んだ本は、もちろん新型コロナ禍のはるか以前に書かれた本だったから、この辺の記述も、ごくごくさらっと書いてあるだけなんだけど、今これを読むとなかなか深い。そうか、ニュートンは大学がペストで休暇になってる間にそんなことしてたのか、って。あるいは、休暇があったから気づいたのかも。

2020-10-27 00:17:43
伊藤正宏 @ito3com

ちなみに、この時、ニュートンが通っていた大学は、ケンブリッジ大学。

2020-10-27 09:40:53
伊藤正宏 @ito3com

一方、ニュートンの実家があったのは、Woolsthorpe-by-Colsterworthという田舎町。21世紀のGoogle Mapで調べても、なかなかの田舎町だ。 pic.twitter.com/Ee8uOzgjzQ

2020-10-29 02:26:16
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伊藤正宏 @ito3com

その後、たまたま読んだ、マリオ・リヴィオ著『神は神学者か?』の中に、またまたニュートンのこの話が出てきた。古物研究家で医師のウィリアム・ストゥークリは、年齢は40歳以上離れていたがニュートンとは親しかった人物で、彼の最初の伝記を書く人物となった。そんな彼が→続く

2020-11-14 03:26:54
伊藤正宏 @ito3com

続き→ニュートンとの対話の中から、「庭で物思いにふけっていたとき、木からリンゴが落ちてきた」という場面を書き記すことになるのだが、その詳細はともかく、その時期はまさに、1665~66年にかけての期間だったという。つまり、→続き

2020-11-14 03:28:35
伊藤正宏 @ito3com

続き→ロンドンでペストが猛威を振るい、毎週数千人単位の死者が出る中、ケンブリッジ大学も閉鎖されることになり、ウールソープという田舎町の実家に、ニュートンが戻っていた間のことだったと書いてあった。リンゴはともかく、期間はあってるんじゃないかな?

2020-11-14 03:29:51