遊兎氏と2020年11月のモダンインディアンコース

遊兎@C103-2日目西2け47a知恵猫幽社 @32k8uto

エリックサウスマサラダイナーのモダンインディアンコース、2020冬をいただいてまいりました。 当たり前だけど秋のコースと全然違う。内容はもちろん風合いと方向性ががらりと違って、共通してるのは全部美味いこととラストのチャイ。 今回も俺なりに食レポしてまいります。 pic.twitter.com/nK2dguDIhV

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一皿め、ドライトマトのウタパム・ソフトパニールとベーコン 可愛いですよね。米と豆の発酵生地を小さなパンケーキに見立てた朝食プレート風。メイプルシロップのサラッとした甘さと振りかけられたスパイスの辛さが混じり合わずに調和するバランス、さらにカリカリベーコンの塩味がくっきり線を引く。 pic.twitter.com/Jw8vGQ8G0k

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今回の共通フレーズなので先に提示しておきますが、この皿を抱えてずっと食べていたい感が強い。 甘い辛いしょっぱいの味の三連星。 誰も踏み台ではない！

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中身を撮ってない。 ロティと林檎バターです。 提供してくれたお兄さんが林檎チーズって言い間違えてて、可愛いわねェと思いました。 前も言ったけどまた言います。 この『林檎味のバター』概念のテッペン取れる林檎バターが家に配達されて欲しい、ずっと食う。 pic.twitter.com/oKOt7dKkJo

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2皿め、蓮根と牡蠣のパコラ ひよこ豆の粉を衣にした大変防御力の高いフリッターを、ヨーグルトベースにカレー味のソースで。 インド料理食べに来てカレー味たぁなんだと思われるかもですが、カレー味といってイメージされる方向性が近いなというアレ。 厚い衣の中で蓮根も牡蠣も大変瑞々しくて美味い。 pic.twitter.com/lvWonoACJd

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防御力が高いということは硬くて重いということで、ニアリーイコール破壊力が強いんですよ 破壊力の強い揚げ物は何に合うと思う？　そう、ビールだ。 スパイシーなビアカクテル、エリックサウスシャンディガフ。優勝。 pic.twitter.com/WWETElVMfw

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3皿め、ラッサム大根。 辛そうな色してるだろ？今回で一番辛味が強い憎いやつですわ。 表層にまとったスープが辛いし大根にもしっかりエッセンスが染みてるんですが、大根自体の旨味も消えてないし、スープもカツオの風味が併走する短距離走決勝のような力強い皿。 試作段階ではこの倍辛かったらしい。 pic.twitter.com/Bx8AZ57d6N

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4皿め。肉です。 骨付きの柔らかなラム、しっかりと噛みごたえあるマトンのもも肉。それぞれの個性に合わせたスパイスの下味を纏わせたグリルと、ひよこ豆のカレー。 何をどう組み合わせて食ってもハマる美味さを延々と試し続けたい。 満場一致で「家なら骨持ってかぶりついてた」と評されました。 pic.twitter.com/YiDkrsofft

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写真下手で申し訳ない。 肉にはペアリングが必要というのがばあちゃんの遺言なので、コースオーダー者限定のタマリンドアンバーエールを合わせました。紅茶を土台にいろんな風合いを纏わせてバフかけた素敵な飲み物。 pic.twitter.com/5CivBWYEfo

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5皿め、ポルチーニのプラオ、チキンクルマ（白）キーライマシヤル（緑）ラッサム（赤） ポルチーニ美味いですよね。その美味いのを炊き込みご飯的に上手く封じ込めたライスにクリスマスカラーを合わせた皿。 ここまで割と辛いのを基調に走ってきたところに現れるココナッツとチキンのまろやかなやつと pic.twitter.com/ARxfmEeeAD

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ほうれん草の滋味深いやつ、そしてアクセントに大根の時のラッサム。そしてどれを纏わせても美味いプラオ。 急峻を登り詰めたら光さす水辺にたどり着いたような安堵感がある。

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で、この皿のメニュー部分の拡大版なんですけど、プラオのお代わりできるんですよ。 しかも、更に載ってないバスマティライスとチキンカレーのお代わり…いやそれはお代わりなのか？　まあとにかく追加出来るんですよ。 した。 美味かった。 写真は忘れた。 pic.twitter.com/mdEIyCZfNc

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フィナーレ。 ビターなキャラメルアイスとシナモン風味染み込ませた林檎、くるみを仕込んだケーキ。 過不足ない甘さとキャラメルの香りが、大忙しだった口の中を落ち着かせてくれる。手前にちょっと引いてあるカスタードがしっかり甘いのがすごくいい。 チャイともすごく合う。 pic.twitter.com/b8akcfLnno

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今回も幸せなコースでございました。 前回はいきなり語彙が死んで多種多様な方向性の旨味に会いにいくジェットコースターみがありました。 今回は色んな辛さを軸にどんどん高いところに連れて行かれるフリーフォールみがあったなという感想です。 美味しゅうございました。

太陽神𝕏YOK @We_Love_Shonan

というわけで、エリックサウスに行ってまいりました。 美味しいのはもちろんなんですが、一皿一皿とり入れられたアイデアが素晴らしいんですよね。味のサーカスですよ。 twitter.com/32k8uto/status…

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エリックサウス、始まります pic.twitter.com/6JquA8MSUT

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1皿目の朝食セット。(個人的仮称) モダンインディアンコースを象徴する一皿だと思ったり。 ファーストインプレッションだと、パンケーキ度が高いんですが、味を因数分解して見てくと要素同士の複数の組み合わせで色んな表情が見えて、かつシンプルにまとめてたヤバい一皿。 コレだけでチビチビ飲みたい twitter.com/32k8uto/status…

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牡蠣と蓮根のパコラ。 ソースといい牡蠣の心地よい苦味がパナシェに合いすぎでは？？最高です。 pic.twitter.com/HyOsJtEHn0

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パコラ、インド経験値が多くないせいで勝手にかき揚げ的なものをイメージしてたんですが、全然印象が変わりましたね。 運用としては唐揚げに近い感じ。素材の味を楽しむ系パコラと申しますか、衣をまとわせることで味をつけるのはもちろん、酸味のあるソースを絡める役割。牡蠣の苦味はぜひパナシェと twitter.com/32k8uto/status…

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スープ。ラッサム大根。 ラッサムがめっちゃ攻めてる辛旨さなんですが、大根もしっかり旨味があって負けてないのがすごいなぁ、と思います。 風呂吹き大根がインドの王族になって凱旋したきた。強すぎる。もう優勝でしょ。 pic.twitter.com/Z3BEMBASmx

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今回の個人的MVP。 風呂吹き大根がベースにあると思うんですが、おでんみたいな出汁の染みた大根が好きな方に先入観なしで食べてもらいたいやつ。大根の引き立てられ方とスープの辛みと旨味の距離感が最高なんですよね。 大根、すごい野菜ですよ。 twitter.com/32k8uto/status…

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ラムとマトン！！ ラムとマトン！！！！ うおおおおお！！！！！！！ pic.twitter.com/zBKhlTGaNK

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「ラムとマトン」についてはこの一皿で説明が済むくらいの教科書的な一品。羊肉の香りの強さと肉質の差異と合わせるべきソースの方向性、ひよこ豆のカレーを合わせた時に出る互いの表情の違い。 同じものと違うものを対比させた絵画みたいな作品。 そう、作品なんですよね。(書いてて合点がいった twitter.com/32k8uto/status…

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ポルチーニ茸のプラオ(ピラフ)とカレー。 頭がポルチーニにしか考えられない。 pic.twitter.com/lDWE0K0FCR

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