シャドウランでアストラル視覚を使ってから範囲攻撃呪文を唱える話

ヤネウラ @yanegann

シャドウランのCCDDEキャンペーンをまた遊びました。 テーマは「アストラル視覚」。 覚醒者のマジカルな感覚を君も体験だ！ ＃シャドウラン

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「頼むよー、このランを引き受けてもらえないとソイミートが食べられないんだよー」 「またお前か！」 「この間、いっしょに仕事した仲だろう？頼むよー！（忠実値1から2へ上昇）」 　うちのキャンペーンはカルマでコネ値と忠実値の数値をある程度の範囲まで伸ばせるハウスルールでやってます。

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「どんな依頼？」 「レドモントとスノホミッシュの境目くらいで依頼人と落ち合う予定なんだ。詳しくはそこでわかる予定」 「曖昧！」 「他のランナーは誰も受けてくれないんだよー、助けてくれよー（コネ値は1のまま変わらず）、あ、そうだヌエちゃんにも連絡しておこう」 「連絡先聞いてたんだ……」

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寛大の精霊が導師精霊なので助けを求められると、田中は断れない。ということで、依頼人との落ち合う場所に到着 「ナビに案内されて着いたのは、墓地管理人詰所です」 「うー、わー」 「これはアレがらみのランっぽいなぁ」 「そして扉を開けると、グールが3名」 林「うわぁぁぁぁぁ、グールだ！」

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「扉を閉めます」 「なんで、依頼を受けたフィクサーが驚いてるんですか」 「いや、知らなかったし」 「えー」 「もうダメだ、シアトル名物・ザ・依頼人に食い物にされる系ランだったんだ……ここで死ぬんだ」 「いや、あなたが受けたんでしょ」

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「扉越しに聞いてみますよ、もしかして、あなた方が依頼人ですか？」 「そうデス……依頼人デス…仕事…頼みたイ」 「依頼人のようですね」 「ミナ私の依頼断ル…ｱﾘｶﾞﾄｳｱﾘｶﾞﾄｳ」 「ええ、誰かがやるべきことですから」 「いや、林さんは依頼人について調べなかっただけじゃないですか」

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依頼の内容は、グールたちが暮らしている地下墓地とつながっている洞窟で、覚醒ネズミ「デビルラット」が繁殖してしまったので、その群れ（30数匹）を倒してほしいとのこと。 「デビルラットか！」 「けっこう強いんですよねぇ、あれ」

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田中綺羅星（女・人間）） 17歳。カナダ系日系人のミスティック・アデプト。モノフィラメント・チェンソーの武器収束具を持つチェンソー・ウーマン。放射線にアレルギーを持ち、今回も「デビルラットに噛まれるとアレルギーを発症するのでは？」と恐れていた。今回のコードネームはジル。

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つぐみ（女・人間） 扶養家族を抱えるランナー。ノンサイバーのアデプト。ラットに噛まれたら病気になるかもと恐れていた。 以前の話で知り合った「火をもたらすもの」の導師精霊持ちの魔法使いがランナーになったので、そのコネをとっている。 togetter.com/li/1530210

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「デビルラット、仲間食べまス。大勢、食べられタ……でも警察、頼れなイ。お願いしまス」 「グールさんたちは集団で暮らしているんですか？」 「そうデス、ボランティアの援助を受けテ暮らしていまス」 「へー、助けてくれる人たちがいるんですね。」

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「アナタの大切な家族、グールになったらどうしますカ？ここは病気になった人タチのシェルター。ボランティアは誰カの家族」 「あ、なるほど」 「仕事の代金も、ボランティアからもらったオ金できっち払いまス」

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「などと言いながらデビルラットのデータを送ってくれる。ルールブックの数値見ていいよ」 「イニシアチブが基本10ありますから強いんですよねー」 「確実に2回行動だからね。わかっている敵の数は36匹。恐れ知らずの野獣なのでプロ意識は3」 「プロ意識3！つ、つえー！」 「生きるか死ぬかだからね」

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「あと毒物への耐性もある」 「うーん、これは手榴弾の使いどころかな。本当は毒で駆除したいところだけど効かないからなぁ」 「効かないからネズミ算で増えちゃうんだよね」 「手持ちがないから。ちょっと手榴弾を買いに行ってきましょう」 「いいよー」

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無事、手榴弾購入に成功するランナーたち 「君たちが詰所に戻ってくると、グールは齧っていた人の腕っぽいものを隠すよ」 「うわぁーい」 「攻撃する？やっぱり先に攻撃しておく？…しない？…そうか…腕はボディショップでサイバーアームに換装した人のもとの腕だそうです」 「あ、そういう手かー」

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「あとはサイバー内臓に換装した人のモツとか、病院から横流ししてもらったものを食べていると説明してくれる」 「なるほどー、グールも大変だなぁ」 「グール食べたネズミに噛まれたら感染しますか？」 「クリティカルグリッチしたら」 「予防手段とっても？」 「いや、クリティカルグリッチだよ？」

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つぐみは、以前のシナリオで知り合った精霊召喚が得意な魔法使いに助けてもらうことを発案。 「お金払えばいいけど、なに頼むの？」 「獣の精霊を呼んでもらって、一般ネズミがデビルラットの動物制御の支配下に入らないようにしてもらいます」 「ああ、それはいけるね」 良いスパイ役だったのに……

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「あと、マップはこんな感じ。グールがデータ送ってくれる」 「結構広いですね」 「左下気になる」 「冒険者じゃないんだから、人の敷地のもの取ったら犯罪だからね」 「小さなメダルもダメかぁ」 「あれこそ犯罪だろ」 pic.twitter.com/l3f3g73lVV

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「あト、一つ追加条件がありまス」 「何ですか？」 「帰りにアナタたちが弱っていたら、居住区のグールが我慢できなくナッテ、襲いかかるかもシレマセン。それは私たちの裏切リではないという契約でお願いしまス。追加で3000出しまス」 「了解ですよ。そういうこともあるでしょう」 「助かりマス」

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契約の確認もしっかりしたところで地下墓地へ入るランナーたち。 「明かりを持っていきます」 「ゴーグルがあれば大丈夫な明るさだけどね」 「魔法使いは光量補正機能付きのゴーグル越しには魔法撃てないんですよー」 「おおっと。そういや、そうか」

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グールのいる地区を抜けて洞窟へ侵入。 「はい、デビルラットいました。18匹」 「密集していますね、破片手榴弾を〈投擲〉呪文で投げます。はい、成功。接触即爆発モードなので爆発しました。一番近くのデビルラットのダメージが１８、そこから離れるごとにダメージが減っていって…」 　全・滅 pic.twitter.com/HLSh5u2jhO

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「やっば！手榴弾、やっば！」 「人間相手には使いませんよ。復讐の連鎖が始まっちゃうから」 「あー、キラーが引退したのわかるなー」 「グレネードなんか使ったら戦争じゃないか！って言って引退したもんねぇ。これはアカン武器だなぁ」

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「おっと、全滅じゃなかった。２匹が命がけで走れ！して置くの仲間に情報を伝えたぞ」 「やりますねぇ」 「えげつない戦法だが、命がけで走れ！すれば、確実に逃げられるのが弱点か。よーし、次からは避けていくぞ！」 「そこまで頭いいんですかね？」 「覚醒種だから良いんじゃないかな？」

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「生き残りのデビルラット、右上に逃げたからそっちに行きましょう」 「あっちにも居そうな広間ありますしね」 「では移動していくと、地下水脈が流れる地点に出た。左上から右下にごうごうと流れていき、右下にある穴の中に流れ込んでいっている。落ちて流されたら、あの穴に落ちる」 「剣呑だなぁ」 pic.twitter.com/NAGQPUpXSo

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田中の壁走りで移動、跳躍で移動、泳いで渡るなど様々な手が考慮されたが、最終的に、接着剤を投げ、それを発射したグラップルガンで破壊することで地面に固定、それをたぐって、つぐみが水流の中を歩くという手段をとることに決定 「失敗したりグリッチしたりすると危ないことになるよ」 「成功！」

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「渡りきったら、お客さんが来たことを喜んで、デビルラットが顔を出したよ」 「でたー！」 イニシアチブの結果、初手はつぐみ 「移動して散弾発射！3匹にダメージ！」 しかし、2匹を倒すにとどまる。 あと1匹倒さないとグループは降参しない！ それがプロ意識3！ pic.twitter.com/FstpmhPkT9

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