京都と茶木みやこ

ご当地ソングとデビュー当時のエピソード
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カルヴァドス @cornelius0321

「ご当地ソング」というのがある。日本各地の有名な場所をテーマにした歌謡曲で、美川憲一「柳ケ瀬ブルース」、クールファイブ「そして神戸」「長崎は今日も雨だった」などが有名だ。

2011-04-17 21:35:03
カルヴァドス @cornelius0321

「ご当地ソング」というのがある。日本各地の有名な場所をテーマにした歌謡曲で、美川憲一「柳ケ瀬ブルース」、クールファイブ「そして神戸」「長崎は今日も雨だった」などが有名だ。

2011-04-17 21:35:03
カルヴァドス @cornelius0321

ご当地ソングの多くが演歌かムード歌謡調で、男女の色恋を歌い上げ、夜のネオン街を盛り上げるのに一役買ってきた。

2011-04-17 21:34:55
カルヴァドス @cornelius0321

さて、京都のご当地ソングはと言えば、私は一番にこれを挙げる。 http://www.youtube.com/watch?v=zwfQApgNbEM 舞妓さんがお座敷で披露するのにぴったりだ。

2011-04-17 21:34:47
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カルヴァドス @cornelius0321

祇園小唄には、マイケルGという歌手が英語で歌ったものがあり、金鳥の蚊取り線香のCMに使われた。「月は朧に東山」の所が「the moon is misty on the mountain Higashiyama」という具合だ。

2011-04-17 21:34:38
カルヴァドス @cornelius0321

他にも京都のご当地ソングと言えば、渚ゆう子も外せない。 http://www.youtube.com/watch?v=Osqw4qSJ0XQ http://www.youtube.com/watch?v=WHyVCRCgT1w

2011-04-17 21:34:27
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カルヴァドス @cornelius0321

「京都の恋」「京都慕情」の2曲の出だしは、祇園小唄の系譜に連なるものだろう。しかもこの2曲は、ベンチャーズ作曲だ。意外にも、小唄などの邦楽とアメリカのエレキサウンドの見事な融合なのだ。http://www.youtube.com/watch?v=32syhBQVWi8

2011-04-17 21:34:18
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カルヴァドス @cornelius0321

ご当地ソングの枠からも、ムード歌謡の枠からも外れ、ひときわ異彩を放っている京都の歌がこれだ。http://www.youtube.com/watch?v=LLo1hKULNgc

2011-04-17 21:34:10
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カルヴァドス @cornelius0321

「泪橋」は男女の色恋ではなく、全共闘時代の京都での学生運動がテーマである。中島みゆきの「世情」と並ぶ名曲である。

2011-04-17 21:34:00
カルヴァドス @cornelius0321

歌っている茶木みやこは、同志社女子大学在学中にフォークソングデュオ「ピンクピクルス」を結成。はじめてこの曲を聴いたときは衝撃を受けた。http://www.youtube.com/watch?v=SfWGs_jx4HA

2011-04-17 21:33:52
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カルヴァドス @cornelius0321

東京オリンピックのマラソンランナーとして活躍したあと自刃した円谷幸吉選手の歌である。

2011-04-17 21:33:41
カルヴァドス @cornelius0321

茶木みやこはデビュー当時、本人の意向とは無関係に、所属事務所の方針で「アイドル」的路線で売り出されようとしていた。ある時、同期デビューの少女歌手と二人で、花束を持って空港ヘ行けと言われたそうだ。

2011-04-17 21:33:33
カルヴァドス @cornelius0321

所属事務所の大先輩で国民的映画スターだった某俳優が、海外の仕事を終えて凱旋帰国するのを、後輩として迎えに行けということらしい。

2011-04-17 21:33:22
カルヴァドス @cornelius0321

茶木みやこは内心、自分のめざす歌とは無関係なこうした仕事に違和感を覚え、きらびやかな東京の芸能界ではなく、地元京都を拠点に、フォークシンガーとして活動する道を選んだという。

2011-04-17 21:33:14
カルヴァドス @cornelius0321

私も、茶木さんのライブには何度か足を運んだことがある。神戸東灘にある海運王の旧豪邸で開かれたライブの後、飾らない人柄の茶木さんとおしゃべりしたのは楽しい思い出である。

2011-04-17 21:33:05
カルヴァドス @cornelius0321

ところで、茶木さんといっしょに先輩俳優を空港に迎えに行った同期の少女歌手は、当時の芸能界のそうした「しきたり」にも違和感を感じることなく、現在でも「八代亜紀」という名で歌手を続けている。

2011-04-17 21:32:56