「消えゆく学会」と「ジャンル参入のハードルを上げる人たちについて」を絡めて感じていること まとめ
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Togetter - 「ジャンル参入のハードルを上げる人たちについて。」 http://htn.to/2kEYXd
2011-07-21 15:32:36消えゆく学会 htn.to/hSj9DZ と「ジャンル参入のハードルを上げる人たちについて。」 htn.to/2kEYXd を絡めて感じていることを書いてみようかな。
2011-07-21 16:07:21去年興味本位でとあるマイナー学会のイベントに参加したんだけど、少子高齢化が著しかった。で、稀少な若い男の子がとてもニッチな研究について発表していて、大御所らしき人からお約束の「先行研究を踏まえていない」というコメントを頂戴していたわけですよ。
2011-07-21 16:07:35その踏まえなきゃならない先行研究っていうのが、簡単に入手できるならいいけど、部数の少ないレアな学会誌だったり絶版だったりするわけですよね。学徒でない僕にとっては「うわマンドクセー」って世界なんですが、学問は積み重ねが重要ですからね、否定するわけではないですよ。
2011-07-21 16:07:45ただ学会のようなコミュニティ中で過去の功労者は磐石の安定した地位を持っていて、一方新規の参加者には末端のテーマしか残されていないのに、学習しなければならない先行研究の量は膨れ上がってるわけですよ。当たり前のことなのかもしれないけど、ねずみ講チックな構造にモヤモヤした思いも感じた。
2011-07-21 16:08:06コミュニティに参加することで得やすくなる学術や文化的な情報や人脈はメリットはあるんだろうけど、新規加入者が末端の地位を得るために支払わなければならないコストがそのメリットやモチベーションを凌駕する時、そのコミュニティは廃れるんだろうな、と思った。
2011-07-21 16:08:18まあ、結局個人の問題で僕がとやかく言う筋はないんだけど、若い人は前述したメリットとコストを考えて、割りに合わないと感じたら自分が中心になれる分野を探したほうがいいんじゃない。それは昔と比べて遥かに簡単にできるようになったから。
2011-07-21 16:08:30どんなコミュニティも衰退を避けられるものではないし、決して滅びてはならないコミュニティなんてない。ただ、そのコミュニティが大切にしてきたものは、コミュニティがなくなった後にも残しておくべきだとは思う。
2011-07-21 16:08:43えーと、そこでポジショントークになるんですが、学会誌の電子出版をオススメします。紙の学会誌の制作は会費の中で結構な支出を占めているはずなんで(笑い)。どっとはらい。
2011-07-21 16:09:01@kotono8 "【こんな学会はいやだ】会員の大半がパソコン使えない。"みたいなネタにできるレベルですね。でも、その学会でも80歳越えるお祖母ちゃん先生が一生懸命パソコンと格闘してる話も聞いて、案外高齢者も時代にキャッチアップするコストを払っているケースがあるんだなあ、と。
2011-07-21 16:18:26