- Eric_Ridel
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あかん。OPクレジットの「監督 さとうけいいち」というだけで、泣ける・・・。偉大なるタツノコ失敗作である「鴉」を思うたびに、オレの胸は甘くなるものだ。
2011-07-18 22:03:43@y2k000 タイバニは鴉、ビッグオーとからめて、都市とヒーローについて@y2k000さんに一席ぶってもらいたい気がする
2011-07-18 22:08:39@miyamo_7 おお、「歪なオブジェクト」としての都市とヒーローの話について話しましょうか。まあ、今はちょいと見てる最中なので、少々お待ちを。
2011-07-18 22:12:30TIGER&BUNNY 1話見たよ。感心したのは、おもちゃのような都市にあって、オトナになれないオトナ=主人公コテツが、資本主義という都市原理に敗れつつあるところから物語が始まるところかな。
2011-07-18 22:28:17このへんは、都市原理=「街の意志」同士が闘争し、都市に反逆した存在が勝利するところからはじまった「鴉」と対応する。うーむ、さとうけいいちの「鴉」での雪辱を晴らすことなるか。
2011-07-18 22:30:03ちなみに、都市原理には二種類の顔がある。すなわち、「資本の純粋なる争奪戦」と「人々の営みの間でたゆとう恒常性」というものだ。大きく言えば、都市論をフィクションで大きく展開している「マルドゥック・ヴェロシティ」は前者、「鴉」は後者である。
2011-07-18 22:38:37「みえがくれする都市」と「都市のドラマツルギー」において、都市の構造(このへんは押井守のパトレイバーとか)とレスポンスが輻輳し、やがて沸騰するマツリ=ハレの場としての都市(戦後の闇市を舞台にした色んなヤクザ映画とか)。そこにヒーローが配置されることに意義というのは、
2011-07-18 22:44:56すなわち、我々が今現在、直面してしまう都市型重犯罪がかつてハレであった「盛り場」(アメリカでいうと、「ギャングオブニューヨーク」のような世界をイメージしなせえ)を通過し、沈殿して生まれた暗黒街=ケガレを再び浄化しようとする行為こそが現代的な都市型ヒーローなワケである。
2011-07-18 22:49:07都市とヒーロー論は、本気で語れば丸一日語れるなあ。例えば、モノレールでいうと、直近としては露骨に「バットマン・ビギンズ」のあのおもちゃめいたゴッサムの象徴を思い起こすことができる。
2011-07-18 22:52:50@miyamo_7 どっちかっつーと、ショーアップされた都市とヒーローという観点では、「都市のドラマツルギー」がオススメです。そして、「錯乱のニューヨーク」まで走れば、なぜアメコミヒーローが高層ビルをの群れ縦横に飛ばなくてはならないか、が分かるかも(笑)
2011-07-18 22:57:29@y2k000 おおー、すごく参考になります。最新の16話までいくとまた語りどころが一気に増えると思います。あまり詳しくは言えませんが、ひとの目にふれる形で期待に応えなきゃならないショービジネス物である設定から「都市の意志」の奴隷が生じるおっかなさまで踏み込んできますので。
2011-07-18 22:58:57