天気の子地上波初放送時のTLのまとめ

違法バタピー @batapys1

E.T.のクライマックス、大人達がE.T.に対して友好的で案外話をわかってくれそうなのを描いた上で、それがわからん子供たちの「大人からの逃避行」をやるのがマジでマジで良くて、あれによって本来は地球規模の一大事である異星人との接近遭遇が「少年の一夏の思い出」までスケールが縮まるのが最高

ものろーぐ @HitorinoNight

ウチのＴＬに流れてくる天気の子の感想が、ウルトラマンＺだのＫＯＭだのギドラだの瀧くんライドウォッチだの特撮に脳をやられすぎているので、視聴済みの弟に「これどこまで合ってる？」と確認したら「合ってる」と帰って来て困惑している（未視聴）

みかげ @mikage_rabukage

作中ロジックに照らし合わせると、「主人公達は社会システムから不遇な扱いを受けている」 「社会システムは更に上位の自然システムから不遇な扱いを受け始めた」 「ならば主人公達は社会システムの為に自然システムの生贄になるべきか？」 →「否」 という図式になってるんだな。 #天気の子

暖房器具 @danbooki

たった一人に責任おっかぶせて生き延びる文明ならとっとと滅ぶべきなんですを地で行く展開とかが大好き

右左見ルミル @rl_mirumiru

自分のことだけで精一杯だった帆高くんが、陽菜ちゃんに何を、陽菜ちゃんのために何になりたいかを考え、伝える所で終わる。

みかげ @mikage_rabukage

更に言うと本作における自然システムも何だか非常に理不尽な存在であり、別に人間が何かをしたからその対価を与えてるって訳でも無さそうなんだよね。 陽菜も確かに天気を願いはしたけど、水の魚が取り憑いてから陽菜が願う以外はずっと雨を降らせてる訳で、半ば強制的に力を使わせてる。 #天気の子

さまよえる荒野の無縁仏 @zignika

天気の子、責任がどうとか言われてますけど、時空間を捻じ曲げて眷属を計画的に交配させ占領地発展に有効な人材を誘い込む宮水の神、巫女を消費しながら部外者からは理解不可能な天候操作を繰り返す天気龍など、数多の超常存在が跋扈する魔境であり、本当に最初から狂っていて、人間の責任とか極微です

真塚なつき @truetomb

凪くん良かったですよね、大きくなったらヴァンシップ乗りになってほしい。

ねこうめ@#アイトラ1巻3/15 @nekokota_koume

天気の子が地上波で放送され『年下のおねえちゃん』の概念に触れる人が増えたということは大変有意義なことである

でるた @delta0401

天気の子初見だけどメチャメチャ良かった…業を背負い世界の供物となるヒロインを見送ることしかできない主人公の無力感を自己投影してあの頃の俺達は尊がってたけど、本当はそんなもんぶっちぎって駆けていってなんとしてでも取り戻したかったやろ？？って願望を高純度で見せられあの頃のオタクは死ぬ

みかげ @mikage_rabukage

細田守版の『時をかける少女』は真琴が明らかに私利私欲のため能力を濫用した結果、最後の最後で後悔するって構図。 似てはいるけど陽菜の場合は「ずっと雨が降っている」前提が無ければそんな使う必要もない訳で、この状況自体が水の魚に仕組まれてる感ある。 #天気の子

tomnir @tomnir

そもそも雨続きの異常気象は最後に言及されたように二人がそうしたんじゃなくてもともと狂ってるのがあの世界で、二人がやったのは「一人の少女を生贄にして、東京を一定期間『正常』にするチャンスを蹴っ飛ばした」ことなので、二人が大洪水の街にしたというのは正確じゃあないんだよ

tomnir @tomnir

そこを踏まえると、「お前が世界を狂わせたんだ、お前のせいだ」というより「お前が死ねば世界は救われたんだ、死ねばよかった」に近い話になってしまうわけで

下等読者のMrマダオ @huriuartria

東京にクソ雨降らせる上位存在よりも前に、こんなところに首都置いた奴が絶対悪いだろ普通は

Azoth@がん闘病中 @Azleep

そういう責任問題をどうこうする感想には「責任もクソもあるかい」って感じだなあ正直なところ…。

碌星らせん（ろくせい・らせん） @dddrill

違うんですよ。少女はひとまず取り返した。その後から、世界を取り返す戦いが始まってるんですよ。

Azoth@がん闘病中 @Azleep

帆高からしたら「お前らの東京なんか知るかい」ってことだと思うし、その結論を出すまでの２時間なんだと思う。

違法バタピー @batapys1

おそらく生活も経済もボロボロになりながらなんとか「正常」を維持し続けようとした人々の努力が背景にしかなってないの、欺瞞だとも言えるけど、「子供目線」に寄り添った作品としては欺瞞が無いと言える

ふじた @usironoossann

帆高に共感できるかどうかというより、自分もがかつては帆高のような若い感覚を持ってたと思い出せるかどうかで評価別れると思う。 「行動(特に家出)の理由が分からないのが不満」という親の感想を聞いた時に、歳をとるともう思い出せない感覚なのかもしれないと感じた。 元々ない人もいるだろうけど。

割れせん @kaelu_only

仮面ライダー映画ですら、平成ホールに吸い込まれたスカイツリーとかもラストは普通に元通りにしとくだけの良心はあるからね 「東京は沈んだ！この映画はそれでおしまい！」する新海誠が如何にロックかって話だよ

tomnir @tomnir

だから、世界とヒロインを天秤にかける選択をしたという大枠自体は否定しないけど世界が変わったのを彼らの「作為」として捉えるのは私は否定的なんよな。「命を大小に世界を正す作為」か「一人の命を取り世界が狂ったまま戻らない不作為」かの選択だと解釈しているので

白井サモエド @samoedon

君の「大丈夫」になりたい 「大丈夫」になりたい 君を大丈夫にしたいんじゃない 君にとっての「大丈夫」になりたい pic.twitter.com/mxf8IopYXK

ふじた @usironoossann

家出した理由は明確にあったのかもしれないけど、敢えて書かないことで子供特有の視野の狭さや短絡さを描いてたんだと思う。 他の行動も、とても合理的とは思えない感情的な行動が多いけれど、そういう若い感覚の薄れとそれを許容する世界の広さも天気の子は書きたかったんちゃうかね。

Azoth@がん闘病中 @Azleep

それこそ「お前ら陽菜さんにさんざん冷たくして自分たちの普通が何の犠牲の上に成り立っているのか知りもしないくせに責任だけ問うなんて無責任だ」って言うでしょう。きっと。多分。

tomnir @tomnir

神を殺し世界を取り戻すルートは「納期が」「尺が」「風呂敷広げすぎ」と脚本以外のみんなに泣かれたのでボツになったと言われている