#クリスマヨのスケッチブック 【0-6時】 びゅうと風が吹いて、冷たいものが吹き付ける。モモは目を触手で覆った。 「これが雪かしら」 その冷たい雪らしき何かは、何だか美味しそうな匂いがする。 「不思議な人達がいるわね」 ここの住人らしき人々は、見たことの無い形状をしていた。
2020-12-24 00:31:43彼の言葉に周囲を見回せば、そこには数々の食材が。 「これ、合成食品じゃないわ! 本でしか見たことない!」 新鮮な野菜に果物、肉、魚。天然物の食材に、大興奮のモモである。
2020-12-24 00:37:11【出目 4,5,5,4】 10<18 「まあ、くれるの? ご丁寧にありがとう」 目の色を変えて雪を掘り返す彼女を見て、お目こぼしをしてくれたようである。モモは喜びに触手をなびかせながら、一生懸命食材を袋に詰めるのだった。 食品を18個手に入れた! twitter.com/sai_koro/statu…
2020-12-24 00:39:3524日 6-12時
クリスマスといえば…鳥の肉!ターキー&ウィング(部位)のクリスマスライブ!ファンサで宙を舞うフライドチキン、樽に入れてゲットできるかな?5d6を振る。6が一つでも出れば、4d6の食料を得る。
2020-12-24 12:06:25#クリスマヨのスケッチブック 【6-12時】 ジャカジャーン! 鮮烈なイントロと共に舞台に現れたのは、二体の鳥肉。ターキー&ウィングが、観客に手を振って登場だ。 「キャーーーッ! 素敵よおーー!!」 十二本の触手から色とりどりの紙テープを投げて、モモは黄色い歓声を上げた。
2020-12-24 13:02:20案外ミーハーなのかもしれない。きらびやかな照明と音響がステージを盛り上げる。熱狂が最高潮に達した瞬間、乱れ飛ぶチキン! 「まあ!」 揚げ鳥の芳しい香りがモモの胃袋を盛り上げた。
2020-12-24 13:03:30【出目 5 5 2 1 3 】 しかし何ということか! ステージに夢中だった彼女は、樽を手に取るのが遅れてしまった。 「ああ~……」 頭上を通り過ぎ、他の観客に取られたチキン。大きな円い目が羨ましそうにそれを見るが、モモは気を取り直して触手をうねうねさせる。 「まあいいわ、楽しかったもの」
2020-12-24 13:09:14「素敵な舞台だったわ、ありがとう」 鳥肉たちへバイバイと触手を振り、その場を後にする。ふんふん、と彼女のハミングが、今しがたの曲を奏でていた。 食料獲得、無し!
2020-12-24 13:11:2924日分
#クリスマヨのスケッチブック 「お腹が空いたわね」 サイヤ地区の畑のある一角。天に向かって葉を広げる野菜の株が立ち並び、木々に果実がたわわに実るその場所に、モモは座り込んだ。触手を伸ばして、つやつやと輝くきゅうりをもぎ取り、まじまじと見つめる。 「初めて見るわ、生の野菜だなんて」
2020-12-24 14:55:34齧ってみた。瑞々しい弾力。ばりぼりと弾けるような音がして、喉を潤す果汁と青い味が口いっぱいに広がった。細胞が生きている。生命を食らっている。 「これが自然の食べ物なのね」 滅びた世界の死んだ風の中では、ヒトの食物など育たない。皆、工場で合成されたセルロースの塊を食っているのだ。
2020-12-24 14:55:46「ここはどこなのかしら。他の星?」 見上げた空には、淀んだ雲の緞帳は無かった。高く、遠く、どこまでも澄み切っている。直視できないほど眩しい光は、太陽というものか。 「夢みたいね」 残ったきゅうりを頬張って、モモはスケッチブックを取り出した。
2020-12-24 14:56:31夢でもいい。ただひと時のまぼろしであっても。気まぐれに招かれた楽園のえも言われぬ風景を、画家たる彼女は描かずにはいられないのだ。 からからから。鞄に挿した風車が、命の匂いのするそよ風の中で小さく回っていた。
2020-12-24 14:58:59【出目 228】 食料を228個手に入れた! twitter.com/hinoe_uma3/sta…
2020-12-24 14:59:11611452124534141331463322551164344112431614642133345621112125446536526332 72d6=228 振るのに使ったワード【 モモ 】 #shindanmaker shindanmaker.com/1040122
2020-12-24 14:01:4524日 12-18時
クリスマスには、シャケを食え!お酒とジュースの川をそれぞれシャケが遡上!新鮮で美味しそうだが、川のアルコールや甘い匂いで酔っちゃうかも… 2d6を振る。4以上出れば4d6の食料を得る。2が出れば2d6食料を失う
2020-12-24 12:00:37#クリスマヨのスケッチブック 【12-18時】 のどかな風。かつて玩具屋の老店主から譲ってもらった小さな凧を揚げながら、のたのたとモモは進む。そこで、鮭の遡上の話を聞きつけた。 「お肉を貰い損ねたから、他のメインディッシュが欲しいわ」 彼女が向かったのは酒の川。わたしは大人よ。
2020-12-24 13:37:20貴腐ワインの甘い芳香の中、バシャバシャと飛沫を立てて、鮭が今まさに川を上って来たところだ。先程のニクー地区で拾ったチャーシュー用の網を広げ、構える。 「よーく狙って……そーれっ」 鮭の群れへとびゅんと投げた。
2020-12-24 13:37:41