「福島みずほさんとガールズの語る会」のTwitter中継まとめ
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(ガールズ)寅子さん:人員削減として現場を非常勤職員に任せて低賃金労働が恒常化していました。そのため、自分の生活の安定すら測れない立場では、ただ目の前の利用者の生活が滞りなく営まれていくのを回していくのが精いっぱいでした。
2010-04-24 15:00:02(ガールズ)寅子さん:非常勤で手取り15万ぐらいでした。今はNPOの正職員として訪問ヘルパーで働いています。手取り21万、ひとりでなんとかやっていけるぐらいです。
2010-04-24 15:00:28(ガールズ)寅子さん:去年1年間、パルク主催の「活動家一丁あがり」の講座に月に2回ずつ通いました。ケアワーカーには「そんな活動はこわい」という人も多いです。声を上げる方法がわからない。メンタリティがもうあきらめている。
2010-04-24 15:00:51(ガールズ)寅子さん:伝統的に女性の職場なので低賃金です。腰を痛めたりすると、いろんなことができなくなって、その後の人生にも支障があります。
2010-04-24 15:01:51(ガールズ)寅子さん:誰もが自分らしく生きられる社会が大事です。こどもたちが、社会福祉の門をたたいてくれるのを、期待しています。以上です。
2010-04-24 15:03:17。(ガールズ)小鹿夏さん:私はアーティストとして活動をしながら、アルバイトをしているのですが、社会的には「フリーター」という枠で受け取られてしまっています。何故定職についていないだけで、こんな肩身のせまい思いをするのか?
2010-04-24 15:04:28。(ガールズ)小鹿夏さん:また、個性的であることによって、いじめなどの迫害を受けたり、社会に出て行く事が難しくなったり、うつ病や自殺一歩手前まで、追い詰められたりする事を、家族や友人などを通して、目の当たりにしています。
2010-04-24 15:05:00。(ガールズ)小鹿夏さん:何故こんなにも責められる立場の弱い人々は孤立し、出口が見えないかが疑問でなりません。
2010-04-24 15:05:07(ガールズ)小鹿夏さん:そういう社会的立場の弱い人に限って、本音の部分で優しい人が多く、よくある悩みを打ち明ける事をしても、親身になって聞いてくれたり、素晴らしい作品を制作されていることが多いと感じています。
2010-04-24 15:05:25(ガールズ)小鹿夏さん:そういう方々は、個人的な問題を「良くある悩み」という冷たい受け止め方をせず、「その人の心にとって深刻な問題」として、真摯に、深くとらえてくれる力が強いのです。
2010-04-24 15:05:35(ガールズ)小鹿夏さん:私は2009年より「イモリのしっぽ」という、両性具有のしっぽの先のないイモリが主人公の童話を制作し、神奈川県や東京都内で展示発表をしています。
2010-04-24 15:05:47(ガールズ)小鹿夏さん:この物語に出てくるキャラクターは、みんな何らかの「生きる」事にハンデを持った個性的なキャラクターばかりです。主人公は孤児で、性別のないイモリ。ヒロインは、学歴を重んずる一族に囲まれ、自信をなくしている劣等生の女の子。
2010-04-24 15:05:56(ガールズ)小鹿夏さん:他にも差別によって父親を亡くしたシンガーや、生まれながらにして特殊な能力があったため、砂漠に置き去りにされた人々などが、時に悩み、絶望しながらも、風当たりの厳しい毎日を、それでも夢を持ちながら生きてゆく物語を作っています。
2010-04-24 15:06:07(ガールズ)小鹿夏さん:この物語によって一瞬でもいいので、読み手側の現実の中で「生きる」エネルギーを作り出せないかと思っています。
2010-04-24 15:06:17(ガールズ)小鹿夏さん:とても傲慢な考え方だと思うのですが、本音は、みんなで幸せになりたいと考えています。自分の実生活では何一つ出来ていない私ですが、唯一、制作物でなら、何か出来るのではないかと期待してしまって、やまないのです。
2010-04-24 15:06:29(ガールズ)小鹿夏さん:私自身、つらい時期に寺山修司さんの作品に出会い、言葉によって救われた経験があるので、そういった考えを持っているのかもしれません。
2010-04-24 15:06:42(ガールズ)小鹿夏さん:「流れ星のノート」 果物屋の店先には かならず傷のついたリンゴがまじっています 同じ一房の葡萄の中にも、一粒か二粒の痛んだものがかならずある 人生も同じことです
2010-04-24 15:07:29(ガールズ)小鹿夏さん:「流れ星のノート」・・・・ すべて順調にいく人と 何をやってもうまくいかない人とがある
2010-04-24 15:07:44(ガールズ)小鹿夏さん:「 ここにおさめた傷ついた果実たちを 運がわるかったと言うのは 当たっていないでしょう 彼女たちは より深く人生を見つめ その裏側にあるものまで見てしまったのです そして そんな詩を書ける人こそ ほんとの友達になれるひとなのではなかろうか。
2010-04-24 15:07:57(ガールズ)小鹿夏さん: 沢山の悩める人々と、ほんとの友達になれるような物語を作って、その物語が、誰かの心の支えになることがあったなら、それが私にとって一番幸せな事です。その結果、多様性を認めあえる人々が増え、皆で幸せになれる時代が来る時が来ると私は信じています。
2010-04-24 15:08:11