姫路名古屋私鉄鈍行の旅 〜山陽姫路から近鉄名古屋まで、各駅停車で移動してみた〜

10時28分に霞ヶ丘に到着しました。3分間停車して後続の特急を待避します。

検測車のドクターWESTことキヤ141系です。この日は向日町から広島方面への回送運用のようです。

10時51分、列車は山陽電鉄と神戸高速鉄道との境界駅である西代に着きました。
ここから阪神元町駅までの間は神戸高速鉄道線です。

大開駅は、阪神淡路大震災の時に、線路間の支柱が破壊されて天井が崩落し、復旧までに1年近く要する事態になりました。
よくもまあこの写真の状態から復興できたもんだ。

新開地駅の向かい側には阪急大阪梅田行きの特急列車が待機していました。
さて、山陽姫路を出発して1時間17分後の10時59分。列車は高速神戸駅に到着しました。
阪神線方面へ向かうため、ここで下車して次の各駅停車に乗り換えます。

さてさて、ここから阪神線方面で尼崎を目指します。
やって来たのは11時08分発の阪神大阪梅田行きです。
阪神電車は駅間が非常に短いという特徴があるため、優等列車の邪魔にならないように、各駅停車には加減速性能が高い専用車両が使用されています。

やって来たのは阪神電車のジェットカーの中でも最新型の5700系ジェットシルバーです。
あのTOKIOがリレー対決20周年企画で対戦した車両ですね。

20周年企画 TOKIOvs阪神電車 リレー対決
～平均年齢41歳のTOKIOは勝てるのか！？～
https://www.ntv.co.jp/dash/tetsuwan_new/past/2015/1108/02/

ドア付近の座席は「ちょい乗りシート」と呼ばれていて、座面が他より30mm程度高くなっています。長時間乗車すると疲れますが、短時間乗車にはすごく楽な設計なんですよね。短距離乗車の方が多い阪神電車ならではの配慮です。

そうこうしている間に時刻は12時11分、神戸高速鉄道線と阪神本線の境界駅である元町に到着しました。

そして11時13分、列車は阪神神戸三宮駅に到着です。
向かいには近鉄線方面へ直通する、近鉄奈良行きの快速急行が待機しています。

阪神神戸三宮駅を発車して11時17分、列車は岩屋駅に到着しました。
板宿から続いた地下区間もここで一旦終了です。