槌田敦氏の流れの温暖化懐疑論への反論

主に自分のツイートからまとめました。
0
小倉 正(XR四国)⏳→@togura04@spore.social @togura04

その時はこういうグラフの関係が描かれますから、懐疑派の人の主張が無理筋と間隔的にも感じるはずです。短い期間に区切って、恣意的なフルスケール操作をしているのは懐疑派の人の方だ、というわけです。 twitter.com/togura04/statu… pic.twitter.com/kTosUbokMM

2019-12-07 19:35:34
小倉 正(XR四国)⏳→@togura04@spore.social @togura04

勝手に2つ取り出してきて、頭の中で自動的にスケール調整をして、一桁小さい規模の気温の変化が今の大きなCO2増加の原因となっているという解釈をしているのでしょう。でも古気候学上の温室効果の現れているこのデータ、このグラフのスケールを使って今の時代も観る必要があるわけです。 twitter.com/togura04/statu…

2019-12-07 19:17:55
拡大

間隔的→感覚的

小倉 正(XR四国)⏳→@togura04@spore.social @togura04

ちなみに過去1000年間のCO2濃度はこのグラフの1番上の図。産業革命で地下から化石燃料を掘り出して使い始める前には極めて安定していたことが分かっています。この1番上の図だけでも気温上昇の結果COP2が増えているという懐疑論者の論が成り立たないことは明白。 twitter.com/togura04/statu… pic.twitter.com/hvPAtNdYWW

2019-12-10 17:12:37
小倉 正(XR四国)⏳→@togura04@spore.social @togura04

毎年の人為的なCO2の排出量と吸収量の推移。自然の排出と吸収は桁違いに多いですが、正味ではバランスしていますのでここでは省略されています。まぁ人為的な排出と吸収もバランスして描かれますが、吸収源の一つが大気となっており大気中濃度上昇に寄与している形です。 pic.twitter.com/ES8q40PFOD

2019-12-10 17:02:27
拡大

COP2→CO2

?キーリングのグラフでは気温上昇が先でCO2変化が追従しているが?

小倉 正(XR四国)⏳→@togura04@spore.social @togura04

さて、過去の10数万年単位で起こる氷期-間氷期の遷移についての正統派の説は、ミランコビッチサイクルが引き金になって起こるわずかな変動を、二酸化炭素の温室効果が増幅しているからだ、となっています。この時、気温とCO2濃度の間には正のフィードバックサイクルが成り立っていると言われます。 pic.twitter.com/xA1lBJdu13

2019-12-07 20:14:33
拡大

この正のフィードバックループのうちの片方の因果関係がCO2の温室効果であり、もう片方の、反対向きの効果の説明はしていませんが、時系列として表れているのが、キーリングのグラフとして懐疑論者から指摘されている気温のCO2に対する先行変化現象です。↓

小倉 正(XR四国)⏳→@togura04@spore.social @togura04

このグラフについての槌田敦説への批判については、10年以上前のhechikoさんのブログ記事にお任せしておきましょう。一応小倉も以前ブログで書きましたが、くだくだしいだけですので。 hechiko.cocolog-nifty.com/blog/2006/06/c… pic.twitter.com/YKeGLLE6sQ

2019-12-07 20:42:19
拡大
リンク 環境を読み解くhechikoのブログ 槌田敦「CO2温暖化説は間違っている」を読む(2) - 環境を読み解くhechikoのブログ 前回は槌田氏の新ネタを読んだので、今回は本丸に入ることにする。本丸とは... 16 users

槌田敦論では、
・キーリングのグラフの単位系を読み誤っている
・グラフは解析の都合上、定常的な増加成分(=人為的CO2排出)をキャンセルしたものであったため、定常的な増加成分が無視できないことを見落とした
・因果関係は両方向に働く場合に思い至っていない
といった問題点を指摘しています。

小倉 正(XR四国)⏳→@togura04@spore.social @togura04

毎年の人為的なCO2の排出量と吸収量の推移。自然の排出と吸収は桁違いに多いですが、正味ではバランスしていますのでここでは省略されています。まぁ人為的な排出と吸収もバランスして描かれますが、吸収源の一つが大気となっており大気中濃度上昇に寄与している形です。 pic.twitter.com/ES8q40PFOD

2019-12-10 17:02:27
拡大
小倉 正(XR四国)⏳→@togura04@spore.social @togura04

排出側の実測値は化石燃料統計と森林減少の実績から出てきます。吸収側も大気への蓄積量は大気中濃度実測値から出ますが、残りの海の吸収と陸上生態系の吸収は他からの引き算の残りを分割して求めています。海洋への吸収は酸素濃度の変更に結びつかないことからベクトルの向きが陸の吸収とは異なる事を twitter.com/togura04/statu… pic.twitter.com/WxV1w2qvvQ

2019-12-10 17:26:07
拡大

以上から分かることは、確かに海はCO2を吸収している吸収源として活動していること。
槌田敦氏はヘンリーの法則によって海からCO2が放出されているのが現状だ、と主張していますが、事実は海は今のところ吸収源です。
これが逆に海が排出源に変わった場合には、最悪の暴走温室効果となることが懸念されます。(いつかはそうなるのかもしれませんが)

以前のまとめリンク

下の方のグラフの出典はこちらをどうぞ。

まとめ 温暖化懐疑派・否定論について20年12月 XR日本のツイートより よりの二次まとめ。  以前の回19年8月まで遡ってまとめていきます。 2005年、京都議定書が発効してから、懐疑本の花盛りとなりました故事を踏まえて。 4285 pv 13 7
まとめ 温暖化懐疑派・否定論について19年8月 二次まとめです。短め。 5224 pv 30 2 users 267