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或る一口馬主の歴史(第2版)

競馬ブーム後の一口馬主をど真ん中で体験された方から面白い体験談を頂けたので、まとめてみました。 3/6に続きを追加
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ロードプラチナム
1996年 ケイアイファーム生産 栗毛
父 トニービン
母 ニアーザゴールド
https://db.netkeiba.com/horse/1996105920/
主な勝ち鞍:函館記念(G3)
総獲得賞金:1億7461万円
38万円×200口=7600万円で募集された良血馬。
旧4歳2月デビューで勝ち上がりは6月、オープン入りは旧5歳と遅咲きでしたが旧6歳で念願の初重賞を制覇しました。
引退後は乗馬クラブで余生を過ごしたそうです。

高額の良血馬を一点買いしてそれを当て続けるって本当に凄いですよ!
そしてお手頃な馬でもしっかり当ててる。
買った馬がどんどん走る、我が世の春ですね!

みこぴろ 2024 4-1-4-1-4-18 @PiroshiAnri0703

ピーク終了」 良い事は長くは続きませんでした。 更に調子にのった私は40口のサンデーRにも入会しましたが1回も走る事なく引退(涙)徐々に運気が下がり始めた頃、私以上に調子に乗っていた早田牧場生産馬でドン底へ‥

2021-03-06 09:48:39

サンデーレーシングは40口クラブで、一口100万円単位とかになります。
持分が多いから当てれば大きい、ですが…

みこぴろ 2024 4-1-4-1-4-18 @PiroshiAnri0703

新種牡馬で撃沈」  私以上に調子に乗っていた早田牧場からビワハヤヒデの初仔、翌年にはナリタブライアンの初仔が募集され、同じ様に調子に乗った私はビワ、ナリブー産駒ほぼ全頭(複数購入あり)購入!そして全馬ほとんど撃沈‥

2021-03-06 09:49:48

ビワハヤヒデ、ナリタブライアン、ウマ娘に出ているように共に幅広いレースで大活躍したので種牡馬としても大変期待されていました。
いましたが…馬体の評判もまあまあ良かった産駒たちがデビューしてみたらなかなか勝てず、種牡馬としては重賞勝ちはありませんでした。
新種牡馬は産駒がデビューしてみないと判らないので、当たれば大きいですが外れると痛い…

みこぴろ 2024 4-1-4-1-4-18 @PiroshiAnri0703

一口終了」 その後早田牧場の消滅と共に私自身も経営していた店が消滅した事をきっかけに新規の購入をやめて、その後全クラブ退会となりました。その後シルクはノーザンが後押しして現在のビッククラブに。私は暫くの間競馬とは無縁の状況に‥

2021-03-06 09:53:18

早田牧場は勢いに乗って大規模投資を行いましたが、ブライアンズタイムの後が続かずノーザンファームのサンデーサイレンスの前に敗れ去りあえなく倒産しました。
その大規模投資で出来た施設は、ライバルだったノーザンファームに買い取られて今も有効活用されています。
クラブのシルクもノーザンファームの傘下となり再び躍進。

第四章:そして再び一口馬主

みこぴろ 2024 4-1-4-1-4-18 @PiroshiAnri0703

復活」 一口クラブ退会後6~7年経ちその間競馬はやっていませんでしたが、仕事が落ち着いた事と友人の誘いや近年の一口ブームを知り今回は可愛く復帰させて頂きました^ ^現在はコスト重視でノルマンディ、少額でノーザン生産馬で夢をと言う事でDMMに入会しています。 皆さん宜しくです。

2021-03-06 09:55:39
みこぴろ 2024 4-1-4-1-4-18 @PiroshiAnri0703

今の気持ち」 私は退会してしまいましたがクラブが1番苦しい時を乗り越え現在もシルクで活躍してる会員の皆さん、尊敬してます。私はもう入会出来ませんがシルクの馬は今後も応援して行きます♪

2021-03-06 10:02:26
みこぴろ 2024 4-1-4-1-4-18 @PiroshiAnri0703

思い出話し」 一口馬主仲間だった焼き鳥屋の大将の愛馬シルクダッシュ43戦4勝2着7回3着6回 引退後に廃用になるところクラブ側に相談してプライベートで引き取り仲間でお金を出し合って牧場で余生を過ごさせていたなぁ(^^) 大将元気にしてるかな〜 あの頃皆んな熱かった。

2021-02-23 23:08:49
みこぴろ 2024 4-1-4-1-4-18 @PiroshiAnri0703

ツイートされていた「感動競馬場」購入してみました。 自分の愛馬が引退後も幸せな余生を送っていた事だけでも感動なのに😭引退後にメビウスを引き取ったのが田中博康ジョッキーだったとか感動としか言い様がありません😭 pic.twitter.com/DKC1NM3Rox

2021-02-25 18:25:25
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感動競馬場 本当にあった馬いい話(著者 村上卓史)
https://bookwalker.jp/de0e25a1e5-9bc1-4994-a3cc-b8bb440c4761/
面白いエピソードが29本も入っているのでお勧めです。

当時の田中博康騎手は、新人の減量特典がなくなって乗る馬を集めるのに苦労していた若手でした。
まだ未勝利を勝っただけだったシルクメビウスと出会い、条件特別を圧勝。
その2勝馬の時点でシルクの会報に「この馬でドバイを目指したい」と豪語していたそうです。
そこから連勝でクラシック世代の中央ダート最高峰のレース・ユニコーンステークスを制し、その後も負傷で他の騎手に乗り替わる時もあったものの繰り返しコンビで重賞を勝ちました。
雑誌の取材に「500万を勝った時に、もしかしたらG1まで行ける馬なんじゃないかと感じました。突き抜ける時に周りが止まって見えて、初めて味わう感覚でびっくりしましたね」とコメントするくらい印象に残った馬だったそうです。
難関の調教師試験を一発合格し若くして騎手を引退されたのですが、シルクメビウスの老後の面倒もみてあげていたのですね。

みこぴろ 2024 4-1-4-1-4-18 @PiroshiAnri0703

@FlatDefense YouTubeで検索したらメビウスは2020年11月時点まだ元気にしてるみたいです♪

2021-02-25 18:31:45
ふらっと☆でぃふぇんす◆FlatJHtUB @FlatDefense

@PiroshiAnri0703 ちょっと前には相馬の馬追いなんかにも出てたそうで。 気性も年々落ち着いて丸くなってるんでしょうね

2021-02-25 18:37:41
みこぴろ 2024 4-1-4-1-4-18 @PiroshiAnri0703

@FlatDefense 競走馬で牧場で余生を送れるのはほんのひとつまみ🤏 今の子達も幸せな道を歩める事を願って応援しましょうね♪

2021-02-25 18:45:57