認知症の方が「入浴拒否」!その時の介護職の思考を言語化してみた
デイサービスに今日、初めてご利用の男性、認知症のある方。もう何ヶ月もお風呂に入っていないという。そこで唯一の男性スタッフの私にお風呂に入れろ指令が来た。→
2021-03-02 13:28:47デイサービスだと自立の方が多くてひさしぶりに燃えた(笑) 実際お会いすると、目が優しそうなジャージ姿のおじいちゃん。声が大きくずっとしゃべり続けて周りの利用者さんから白い目で見られてしまう。うーん、デイの継続利用は難しいか?マンツーマン対応になりそう。で、お風呂は→
2021-03-02 13:31:46まず正攻法で誘ってみると、今日はいいや、胃が痛いから、と拒否。何度かお誘いするも、お風呂の浴槽みただけで「おれはいいや、もう帰る!」とおっしゃる位拒否反応。→
2021-03-02 13:33:28こういう時は無理はしない。次に「あいつが言うならしょうがないか」となる状況につなげるために関係作り。話してるとどうも難聴もある様子、筆記の文章は理解されるし、身長、体重計測もジェスチャーだけで理解してやってくれる。伝われば理解度は高いという発見。→
2021-03-02 13:37:04そして、無理はしないといいながらも虎視眈々とお風呂のチャンスを伺う(笑)。浴槽入浴がダメならシャワー浴、ダメなら温タオル清拭、ダメなら足浴、、と入浴のレベルを下げてできるところを探っていく。→
2021-03-02 13:41:50浴室に入るのすら拒否になっていたので作戦をかえる。とりあえず浴室までお連れしよう。 まず、お風呂入らなくていいから見学してみません?→おらあいいよ、と失敗。ならばと、朝、体重測定は可能だったことを思い出し、お風呂と言わず体重測定とお誘いする。→
2021-03-02 13:44:02すると、浴室まで来てくれた!浴室においた体重計に、「靴下脱いでくださいね」で脱いでもらえる。「正確に計るので、、」とこのまま全部脱いでもらえるかも!と期待したところで、ふとその方が浴槽を見る。「風呂、入んないよ?!もう帰る!」とタイムアップ。→
2021-03-02 13:46:27ここで諦めてなるものかと、用意していた温タオルで「じゃあ体重計汚いので足だけ吹きますねー」と足全体と足裏をふかせてもらう。「いや、わるいなー」と渋々だが、清拭させてもらえた! 結果、足清拭だけで終了、、。でも関係性は作れたし、次回あったらもうちょっと先の段階いける手応えありでした
2021-03-02 13:49:17