2021/03/08 J-WAVE RADIO SAKAMOTO

RADIO SAKAMOTO @radiosakamoto

黒沢「結構見てるんですよ。いや、あの知り合いの俳優が出てるという理由もあるんですけど。」 大友「あ、そうかそうか、そうですよね。」 #jwave

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黒沢「冗談抜きに大概見てるんで、そのテーマ曲って嫌でも頭に入ってくるんですけど「いだてん」は早かったですよー、オンエアされて3回目ぐらいで口ずさんでましたから。」 大友「やったっ。当然テレビの音楽を作るときは、それを目標にしてますからね(笑)。キャッチーにつかむっていう。」 #jwave

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大友「今、このコロナ禍になって、実際に監督は撮影とかされてるんですか。」 黒沢「いえいえ、全く撮影はしていません。まぁあの……幸い撮影も何も、予定も何もない時にコロナ禍になってしまったので、やろうとしていたのが延びたとかいうことはないんですけれども。」 #jwave

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黒沢「一番辛いというか、やっぱりここもう20年ぐらい、なんだかんだ海外に映画祭含めて、プロモーションとか趣味の旅行も兼ねて、年に何回行ってたかな……月1回ぐらいのペースでは行ってたんですけど。全く海外に行けなくなったっていうのが、結構自分としては異常な感じですね。」 #jwave

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大友「僕の感覚で言うと、僕も半分くらいが海外だったので、その間て、日本語でものを考えない時間なんですよ。そんな上手じゃないんですけど、行ったら英語で喋らざるを得ないので、そうすると何か考え自分のいつも考えていることと違うことを考えつくんですよね。」 #jwave

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大友「言葉の数が足りないせいもあって、言ってる意見も日本語でしゃべるときよりも、ストレートで大ざっぱになったりするんですけど、それがそのまま考え方にも影響して、海外で思いつくことと日本で思いつくこと、全然違ったりしていたっていうチャンスがなくなっちゃった。」 #jwave

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大友「この状況だと映画館じゃなくて、多分……PCの画面で観たり、テレビで観る人がすごく今増えてると思うんですけども。その辺は、監督はどんなふうに思われているんですか。なるべく映画館という感じですか、やっぱり。」 黒沢「ただこれは本当に……」 #jwave

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黒沢「日本ですと、おっしゃったようにそれはできたら映画館で観てほしい。でも時節柄、PC画面で観たりする、それも仕方ない……まぁでも一方で、鬼滅の刃が大ヒットしているとかですね、客を半分しか入れてないけど、まぁ何か新作が公開されているとか日本ではそう、ですよね。」 #jwave

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黒沢「ヨーロッパ……数日前にイタリアの人と話したんですけど、イタリアはもちろんフランスもそうですね、映画館1年間、閉まっているんですよね。それを考えると、1年間すべての映画館が閉じていると、ああ、映画終わったかもしれない……っていう気に多分なってくるんでしょうね。」 #jwave

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黒沢「それは恐ろしいですね。日本は幸いそうなっていないので、客が減っているとか、ちょっと閉めたけどまた開けてるとか、いずれいずれ行けばいいんだとか、新作はやっぱり公開されたりしてるわけですけど、1年間映画館が閉まっている状況って、考えるとちょっとゾッとしますね。」 #jwave

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大友「監督は、あの坂本さんとは、結構お古いというか。」 黒沢「まったく古くなくて、いやもう……こちらはもちろんYMOの頃からファンだったりするんですけど、本当にお会いして、1年目ですかね……」 #jwave

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黒沢「ぴあが主宰する大島渚賞という映画の賞の審査員審査員長が坂本さんで、もう1人の審査員に僕を……ぴあが指名してくれたんですね。ですから、その縁で、本当にあれが最後の海外でしたけど、去年の1月ニューヨークで坂本さんと初めてお会いしました。」 大友「あ、そうですか。」 #jwave

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黒沢「いえ、だから……やっぱちょっと世代的にも、どっか伝説というか神話化された方なので、お会いするとき結構ドキドキしましたけどね。わ、坂本龍一と会うんだーって、ちょっと……　」 大友「あ、でも分かります。僕もそうでしたね。あ、本物だ！って思いましたけど。」 #jwave

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黒沢「あの、たぶんお会いしたら誰でも思うでしょうけど、なんて人当たりがいいというか。悪い言葉かもしれませんけど、わあ、人たらしなんだなぁ、この人っていう。この男も女も参っちゃうよなー、きっと多分この人に、っていう。なんかすごいですよね、あの……魅力というか。」 #jwave

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大友「次はきっとこの番組聴いてる人も、坂本さんと黒沢監督の会話を聞きたいと思いますので、それも僕も楽しみにしております。」 黒沢「こんなには喋れません。いや、ついつい大友さんだから喋っちゃいましたけど、坂本さんの前では恐縮して喋れません。」 #jwave

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大友「いやいや。何か今日は本当にどうもありがとうございました。」 黒沢「とんでもないです。こちらこそ。次は生でお会いしたいですね。」 大友「そうですね。生で会いたいですね。どうもありがとうございました。」 黒沢「こちらこそ、ありがとうございました。」 #jwave

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続いてはデモテープ・オーディション、優秀作のオンエアです。ご紹介した曲は、番組サイトでフルサイズ視聴できます。 bit.ly/skmt_audition #jwave

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U-zhaan「ここからは僕U-zhaanと…」 長嶋「長嶋りかこと…」 U-zhaan「そして、病気療養中の坂本龍一さんに代わって…」 蓮沼「えー、蓮沼執太の三人でお届けしていきます。」 U-zhaan「前回も執太は、参加してくれてたんですよね。」 蓮沼「はい。」 #jwave

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U-zhaan「今回はリモートでの審査になってますね。何してましたか。」 蓮沼「こんなご時世なんで、もはや、U-zhaanがあの勝手にタブラを自分で録ってそれを送ってもらうっていう、スタイル。」 長嶋「へー。」 #jwave

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U-zhaan「驚きのスピード感になるよね、逆に。やろうって言ったら、もう一瞬で送っていくっていうだけの(笑)。」 長嶋「それってさ、その曲の構成とかは蓮沼君が出すの？」 U-zhaan「今回に関しては、そう。執太が作った曲に楽器演奏者として参加してるだけなので、そういう感じ。」 #jwave

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U-zhaan「蓮沼さんは、ライブとかしてないですか。」 蓮沼「4月にライブがあるんですけど。」 U-zhaan「僕は2月に、無観客ですけど、阿寒湖でアイヌの人たちと一緒にライブっていう。」 長嶋「へー。」 U-zhaan「アイヌの音楽すごい良かったですね。口琴とかめちゃくちゃかっこよかったです。」 #jwave

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U-zhaan「教授もその阿寒湖のところに行ったことがあるみたいで。教授と撮った写真とか、みんな見せてくれたりしましたね。すごい良かったんで、執太もまた今度一緒に行きましょう。」 蓮沼「ぜひ誘ってください。」 #jwave

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U-zhaan「りかこちゃんも、どういう形でセッションできるのか分かんないけど。」 長嶋「ついでに連れてってください。」 U-zhaan「なんか、アイヌの模様とかも面白いしね。」 長嶋「面白いよね。」 #jwave

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U-zhaan「じゃあ、デモテープオーディション優秀作の発表していきたいんですけど、今夜はここ2ヶ月の間に応募いただいた200作品ぐらいの中から審査していきます。」 #jwave

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U-zhaan「というわけで、デモテープオーディションコーナーはおしまいです。僕はこの三船寄道さんのやつがすごくいいなと思います。普段と全く違う作風で、すごく幅のある人だなと思いますね。でも今回も楽しかったですね。」 蓮沼「すごい楽しかったです。」 長嶋「楽しかったー。」 #jwave