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『TRPG冬の時代』についての系外からの観察記録

90年代に訪れた『TRPG冬の時代』。 それについては、我々ユーザー・サイド、またゲーム出版サイドによる様々な意見/記録が散見されている。 これはある出版社に勤務される方が、別の話題の途中でTRPG業界について触れたものであるが、客観性のある傍証としてまとめておく。 私の見立てでは、出版のプロはTRPG業界の衰亡を、拡大拡張政策を推し進める素人が焼畑農法で自滅したと見ているらしい。 続きを読む
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加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
@RafcoInc 昔、TRPGというものがありまして。オモチャ屋流通で1箱3000円くらい、中身はぺらぺらのルールブックとサイコロw。で、これを300~400円の文庫本にしてサイコロ別売、書店流通で売ればいいじゃん!という感じで、TRPGブームがきたことがあったんです。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
@RafcoInc 玩具流通だと、3000円のゲームが500とか売れたら大ヒットの世界なんですね。書籍流通だと当時で3万は売れないとお話にならない。で、値段を1/10に落としたら、買いやすくなるから10倍、いやもっと売れるだろう!と、TRPGデザイナー達は考えたわけです。版元も。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
@RafcoInc それはどうなったのかというと、確かに1~2万部くらいは売れました。売れましたが、TPRGってルールブックが行き渡っちゃうと後は何もなくてもゲームできちゃうので、ビジネスとしては終わっちゃう。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
@RafcoInc それだとTRPGブームすぐに終わっちゃう。それで、「違うルールの別のTRPG」を出したんですね。それも書籍流通で2~3万部単位で売った。まあ、やっぱ1~2万部は売れました。彼らは「ほらやっぱり1/10に落とせば今まで買えなかった層が10倍買うんだよ』と。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
@RafcoInc 正確には3000~4000円のゲームを、450~500円くらいの値付けだったように記憶してます。ルールによって違ったな。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
@RafcoInc で、それを数年繰り返したらどうなったのかというと、買ってるのは常に同じ人。ルールを覚えてゲームをするのがTRPGなのに、ルールを買うという行為に縛り付けられてしまう。ルールを買っても馴染んで遊ぶ前に次のルールが出るので、ルール覚えきれない。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
@RafcoInc まあ、市場が疲弊してしまったんですね。「もうルールは要らん」みたいなカンジで。んで、1/10の値段で10倍売る計画を、ずっと右肩上がりで計画してたと思うんです。バブルの頃だったし。
加藤AZUKI@「忌」怖い話卒哭怪談 @azukiglg
@RafcoInc いやー、そうなっちゃうとですね、人が入ってこなくなるんですよ。新しい人が。ひたすらコレクションする人は、遊ばない。そして、新人は無限に入ってくるわけでもないから、本当は市場を育てないといけないんだけど、市場拡大を優先しすぎてマーケットが潰れた。
たいあしいか @Tirthika
以上、出版社側から見た #TRPG 衰亡史。20世紀末のアレは焼き畑農法だったのか… (´・ω・)
かわうそ? @kawauso_2016
@Tirthika (´・ω・`) 焼き畑だったのか。
天狼@2ndCLUB @Tenrou_2ndCLUB
@Tirthika 日本はリプレイ本人気があるので それも入れないと情報が足りない気がしますね もちろんリプレイ本のみで実プレイしない層も考えた上で
たいあしいか @Tirthika
@Tenrou_2ndCLUB たぶん、この人の言わんとしているところはそういうミクロな視点でなく #TRPG 出版業界全体というマクロな視点だと思う。衰退したのは事実だしね。またゲーム開発/販売からリプレイ販売に舵を切ったのは英断だけど、いびつな生き残り手法ではある。

コメント

sezmar @sezmar 2011年7月31日
内容は納得。ただTRPGのバブルじゃなくゲームブックバブルの気がするのと、デカイ箱にペラペラルールってことはなかったと思うが些細なことか。
Sakura-Elf/桜エルフ @Sakuragi_Elf 2011年7月31日
ふむ、それまではTRPGのボックス形態という販売方法がボトルネックで、文庫本商法を始めて多くルールブックをユーザーに行き渡らせたら、今度はユーザー数が頭打ちになってそこが新たなボトルネックになった、とも言えそうですね。
ちくわ@だいぶヱロい @tikuwa_ore 2011年7月31日
小学生ですらMMOをやってる時代だから……というのも現代事情としてはあるかも。
Sakura-Elf/桜エルフ @Sakuragi_Elf 2011年7月31日
昔懐かしの角川G文庫ですね>青い背表紙 自分は冬の時代突入期にG文庫のGURPSでTRPG童貞を捨てたので、とても感慨深いものがあります。
Rick=TKN @RickTKN 2011年8月1日
D&Dの赤箱かな? 普通のボードゲームならゲームボードやコマも入ってるから、それに比べたら「ペラペラルールだけ」と思われても仕方ないかも。 >デカイ箱にペラペラルール
Rick=TKN @RickTKN 2011年8月1日
本来ならプレイ指針となるべきリプレイも、読み物としての面白さを優先にした結果、偏った定石を広めたのかもしれない。
とある金魚 @Preprandial 2012年5月25日
今はネットでセッションも出来るしニコニコとかでTRPGの動画流れたりで色々としやすくはなってるのかな……?
擲弾兵 @tekidanhei 2015年2月27日
90年代のTRPG冬の時代はルールの安売り化による市場の疲弊じゃなくて、良く言えばお手軽、悪く言えば遊ぶに値しないルールブックの大量投下とプレイ環境の整備を軽視した当然の結果だろうに。 あの時代「ルールブック」だけで終わった作品がどれだけ多かったのかと。
玉藻さん@地球 @Roseate_Rosy 2015年2月27日
ボックスで3000円……そんな安いのあったっけ?とおもっちゃいました(笑) あと、いろいろと数字がおかしいのは身バレしないようにわざとなのかな? 
聖夜 @say_ya 2015年2月27日
基本的にTRPGってボードゲーム、それもウォーシムとかからの派生で流通やコーナーも割と共通だったので、ボックスで3~4800円というのはそんな違和感のある数字ではなかったですね。
聖夜 @say_ya 2015年2月27日
マップやコマが入ってない分軽かったのは事実ですけど、まあ半分はアイデア料に対するお布施みたいなものです。あと決定的に欠落してるのが追加・上級ルールとワールドガイドなどのサプリメント類、サポート誌
切腹の人. @HarakirimanEX 2015年2月27日
3000円で買える激安ボックス型RPGなんてあったっけ。安いものもあったかもしれないけど、店頭価格で5000円くらいが相場だったような。 文庫型も500円を下回る商品など記憶になく。そもそもムック型2000円台~3000円台後半で販売されたルールブックの言及もないし。
聖夜 @say_ya 2015年2月27日
当時はもうボストンバッグやらスーツケースの中にルールブックと資料、キャラシートとサマリー、シナリオノートetcパンパンで軽く数万は吹っ飛んでましたけどファミコンカセットとかと比べても高いとは思いませんでしたね
聖夜 @say_ya 2015年2月27日
粗製乱造云々はまあどのジャンルにもあることですしむしろそういった物が出なくなった時こそがジャンルの衰退期だとは思いますね。その後はA4前後のムックサイズに移行して今の流れになったと認識してます
大石陽@聖マルク @stmark_309 2015年2月27日
冬の時代前にそんな大量に文庫の新規ルールなんてあったっけ? MAGIUSの話?
聖夜 @say_ya 2015年2月27日
オリジナル系だと混沌の渦とか放課後奇譚が隠れた名作です。あと電撃D&Dやロードス島RPG(SWと全く別ルール)、ADWIZ(BCFのTRPG)などボックスやムックで出てた作品が文庫に鞍替えした例も結構ありました
にるば @nirvanaheim 2015年2月27日
この単語も、「なんか盛り下がったよね」っていう現役者の朧な記憶と、その時期に離れていった人々の思い出の中に主に存在してるものだから、茫漠と使われてる典型的なバズワード運用されてる言葉ですよね……w
ボトルネック @BNMetro 2015年2月27日
TRPGの文庫版が出たのって多分ファイティングファンタジーやトンネルズ&トロールズあたりの海外のやつが最初だったと思うけど、あれって原作からしてペーパーバックだったわけだし、T&TなんかはD&Dとそんなに時期がずれていないわけで、「文庫で安く出版で売れば儲けるんじゃね?」云々って流れが日本であったなどはあり得ないのでは。確か時期的には双葉社のゲームブックがブームになる前後ぐらいなので、ゲームブックブームとの関連が近いと思う。
築地俊彦 @to_tsukiji 2015年2月27日
「オモチャ屋流通で1箱3000円くらい、中身はぺらぺらのルールブックとサイコロw」。ああ、フォリナーか……。
ゆきかぜまる(24) @ykkzmr 2015年2月28日
300円? 何時の時代の話だよ……
取鳥族ジャーヘッド/CMDR INABANIUS @torijar 2015年2月28日
そもそもコンプRPGって角川系システム(というかガープス)と一蓮托生気味な紙面だったので そこから見る視点ってTRPG全体じゃなくてSNEのマンパワー由来のモンじゃないのか
COBRA @ns_torg 2017年3月8日
これに対し「冬の時代無かった」論まで当時あったけど、作家と販売側だった視点論点じゃ立場も都合も違うだろうしねえ
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