saebou先生と『ワーニャ伯父さん』についてお話した記録
- eguchi2020
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ん? こんな話だっけ?なんかおかしくない? 「ワーニャは結局、財産のことで逆上して大騒ぎし、自殺を試みるが失敗するという結末を迎えます。」 wezz-y.com/archives/50640…
2020-10-19 15:00:47まあワーニャさんはピストルひとつちゃんと撃てず憎い男一人殺せないだめなおじさんです、という話だと思ったのだが。
2020-10-19 15:04:42ちょっと確認したけどそうよね。ライバルのイケメンからは、「お前教授じゃなくて自分の頭ぶちぬけばよかったんだ」とかいわれてる。ワーニャかわいそす。
2020-10-19 15:15:01まあ発表後ずっとほうっておかれてたみたいだから、誰もワーニャになんか興味ないのだろう。ふつうないよね。私もない。
2020-10-19 15:28:31まあどうでもいいんだけど、あそこのところはやっぱり物語のキモの部分で、まわりの人はみんな(表面上は)ワーニャなんか自殺しようがどうしようがかまわん、と思っているわけでね。
2020-10-19 15:57:52実際にはまあイケメンとかはへんな友情を感じて「自分の頭撃ったらよかったんだ」とか「お前死ぬのはどうでもいいけど俺の薬で死なれるのは困るんで」とか言うわけで、そこはまあ演出でどうするかなのだろうと思う。
2020-10-19 15:58:44でも人殺そうとしてんのにその当人からもまわりからも許されちゃう、ほうっておかれちゃう、その存在の軽さぐあいがやはりキモくて金のないおじさんの一番の核の部分にあると思う。
2020-10-19 15:59:34キモくて金のない若者ぐらいだと大量殺人とかしそうなのに、五十近くになるとそんなことさえこいつにはできないだろう、みたいな感じ。
2020-10-19 16:01:04自殺なんかもできるタマではなく、最後はソーニャちゃんがなんかいいこと言ってくれるけど、別になんかつきあってくれるわけではない。
2020-10-19 16:02:02まあでも古典はいいよ。やっぱり。チェーホフとかってやっぱり演劇人だったら必ず何回も読んだり演じたりするわけなんだろうけど、それなりの価値があるっていうか。
2020-10-19 16:05:08ああいうの、半年か1年かけて1本読んで朗読劇でもなんでもやってみたら、読むっていうのがどういう経験かわかるだろうから、やっぱり戯曲とか偉大だ。
2020-10-19 16:07:15「なんでこのセリフなの?」「どういう感じに語るんだろう?」とか考えやすいし。説明が少ない分解釈の余地があっておもしろい。
2020-10-19 16:08:04優秀な人で、文学系のフェミニズム批評はしばらくこの先生がリーダー的な存在ということになるのだろうと思う。『お砂糖とスパイスと爆発的な何か—不真面目な批...』北村紗衣 booklog.jp/users/yonosuke…
2019-07-05 09:55:02ここの『ワーニャおじさん』ところにどうも大きな誤りがあるらしいのを発見して以来、他の(ほとんど読んだことのない)作品の批評についても評価を保留しています。 pic.twitter.com/p5nkEtPzfb
2021-03-28 11:53:55まあでもこういうのは記憶ちがいとかはあるからしょうがないといえばしょうがない。でも、いったん確認してみる人はでない、ということはわかります。(ブログ記事を書籍にしているのでそのときも確認していない)
2021-03-28 11:55:19