認知症の方が「入浴拒否」！その時の介護職の思考を言語化してみた(失敗編)

ツチ @dotarou

入浴拒否のおじいさん、久しぶりにいらっしゃった。二回入浴できてるので、余裕もってお誘いした。が、、結論からいうと今日は敗北しました。おじいさんは私より上手でした、、！

ツチ @dotarou

朝から聞こえ悪いなという印象があった。まずは正攻法で「お風呂いかがですか？」と筆談でお誘い。今日はいいや、と予想通りのお答えなので、時間を少しあけて「体重計りましょう」と成功していたお誘いをする。ところが「今日はいいよ」と今までにないお答え。この時点から雲行き怪しかったのか

ツチ @dotarou

粘ってお誘いして、浴室まで来て下さる。浴槽にカバーかけるなど見えないようにする準備はいつも通り。靴下脱いで、体重計り手拭き、顔拭き。足浴までいつも通り。あー気持ちいいねとおっしゃる。→

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筆談で、着替えがあるので着替えましょう、、と見せたが「イヤ、いいよ」と拒否。あれ？いつも、と違う？と慌ててズボンを見せるもこれは嫌だよ、と立ち上がって脱衣室から出てしまう。→

ツチ @dotarou

あたふたして、追いかけるも「もういいよー」と席に戻ってしまう。これは今回は厳しいな、、！まだ着替え出来てないので、それだけでも。「あの、靴下忘れてますよ」と声かけると、「そうか？」と、戻ってくださる、も「風呂には入らないよ」と釘をさされる(笑)→

ツチ @dotarou

浴室は嫌がられるので、脱衣室に座ってもらい、上着の着替え見せて着替えのジェスチャー。渋々、脱いでもらえる。下着脱いで清拭だけでも、と思ったが下着はNO。ズボン、ももひきも脱いでもらえる。パンツも、と思ったが見当たらない！慌てて探してる間にももひき着替えされてた→

ツチ @dotarou

「もう穿いたからいいよー」とさっさとズボン、靴下を穿いて着替え終了、、。出来たのは手拭き、顔拭き、足浴（石けん洗い）、下着以外の着替え、でした。今日は敗北、まだまだ精進しなきゃとおもわせてくれた日でした。でも、この段階踏んでやるやり方だと途中拒否があっても→

ツチ @dotarou

そこまでのケアは出来てるので何もできませんでしたー、にならないので良いですね。少しずつ刻んでいく段階ケア、有効です(笑)、、振り返ると、筆談の紙見せすぎたかも？ジェスチャーを多めにしよう。着替えもいきなりズボンの方からしてしまったので、抵抗があったかも。まず上着から脱いでもらう→

ツチ @dotarou

背中をあっためたタオルで清拭で気分良くなってもらってた、前回。手順間違えたなあ。あと、足浴時、オケで洗っていたがシャワーをかけてシャワー浴へつなげれば良かった！お湯出したシャワーを浴槽に入れておいて温かいお湯がすぐかけれるようにすること。また、最初の声かけ前に雑談しとくのだった→

ツチ @dotarou

それに正攻法のお誘いと、体重計りましょう、の間が近すぎたのでお風呂だと分かってたのかも。そこも時間あけるか、正攻法の声かけは（ご本人はすみませんが）次回なしでやってみるか、ですね。振り返ると反省点、色々ありますね。そう簡単にはいかないよ、とおじいさんに教わった気がする今回でした。

ツチ @dotarou

１日たって。おじいさんに断られた時の、ショック！着替えせずフロアに戻った時、右往左往してる自分を他のスタッフさんに見られる恥ずかしさ。認知症ケアって、こういうことに耐えないといけないんですよね。スタッフ間である程度の信頼関係ないといけないな。敗北！してへこんでる新人さんには→

ツチ @dotarou

フォロー気をつけないといけない。ダメ出しされると、さらに落ち込みから、、（私の新人時代の経験）今回、他のスタッフさんが、その後の昼食後の歯磨きの際電動ひげ剃り渡したらスムーズに剃ってくれた！とのこと。機転きくなあ！ひげ剃り完了、もチームプレイで追加になりました。