萩尾望都著「一度きりの大泉の話」感想ツイートまとめ
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それは両親から抑圧され続けた萩尾先生にとってふたりは仲間であり理解者であり自分を肯定してくれる人だと信じていたからだと思う。そういう人に拒絶されたこと、ましてや描いた漫画(漫画を書く行為)を否定されたことで、萩尾先生の心が打ち砕かれたんじゃないだろうか。
2021-05-09 09:30:22昨晩一気読みした #一度きりの大泉の話 敬愛する萩尾望都が天才故に解らない才能に対する嫉妬… しかし大泉で拒絶され体を壊すほど傷ついたのは嫉妬の感情が理解できない天才側で 天才に触れた側は少女漫画を改革してやろうと希望に燃えていた若き自分も含めて美しく煌めく思い出として昇華出来ている
2021-05-09 10:21:27絞めの言葉は美しいし「押しつけられた物語からの脱却」には同意するが「持ち上げながら軽蔑をにじませ」というのは筆者の主観だと思う 山崎まどかの『一度きりの大泉の話』評:萩尾望都が竹宮惠子に向けていた眼差しとその痛み realsound.jp/book/2021/05/p… @realsound_bより
2021-05-09 10:46:41「HONZ」更新。触れられなければ思い出さない封印された嫌な記憶は、誰だって一つや二つある。大泉時代の作品発表当時、思春期真っ只中だった私はどちらも夢中になった。ふたりともまだ二十歳そこそこだったのか。『一度きりの大泉の話』初めて明かすあの日の出来事 - HONZ honz.jp/articles/-/459…
2021-05-09 10:53:22一度きりの大泉の話読了。この文書を発表させてしまった事を近年の女性版トキワ荘幻想主義者は悔いるべきである。 自分の受けた傷の痛みを50年間訴える事のなかった著者が事情を知らぬ第三者からの二次加害に耐え兼ね、 他者にねじ曲げられぬよう想いを伝えるには出版という形しかなかったと思う。
2021-05-09 14:15:53著者は50年間波風立てずしかし大泉サロン説には一線を引いて対応していた。 この点や竹宮氏自伝返送の件などから竹宮氏側が大泉サロン論を講じる際に萩尾氏側に迷惑をかけぬよう周囲に釘を差すべきだった。が、実際 は「萩尾氏がいいなら」と萩尾氏側に突撃が行く最悪の対応をとっている。
2021-05-09 14:54:27友情や漫画への思想、下井草の夜など、そこに居たのはお互い二十歳そこそこの人間だから過ちや後悔があって当然だろう。 また竹宮氏の中で萩尾氏が大きく存在した為自伝から外せなかったのも理解できる。 が、その行為が萩尾氏側の意向に反す点や望まぬ流れへ巻き込む点をもっと考慮すべきだった。
2021-05-09 15:27:49この二点に竹宮氏側が最大限最後まで配慮して、女性版トキワ荘企画の行方を萩尾氏側に委ねるなどせずにいてくれたら。 この過失は若さ故の過ちではないのだ。
2021-05-09 16:15:20「そっとしておいて欲しい」 本書が強く訴えてくるこの切実な願いは50年間著者が大泉時代について言葉少なく語らずにいることでやんわりと、しかし50年間変わらず伝えてきたメッセージである。 50年間、また近年顕著に無視されてきた著者の願いが今度こそ尊重され叶えられるよう切に願います。
2021-05-09 16:46:54「一度きりの大泉の話」読了。このような本は出したくなかったし本当は書きたくなかったんだろうなぁと感じました。一度きりというタイトルにも萩尾さんのお気持ちが現れているかと。今後はどうか心穏やかに漫画に専念できますよう祈りつつ。
2021-05-09 19:30:42一度きりの大泉の話、誰にも触れられたくなく自分でも振り返ったり検証したり反省したりせず、一点の傷も磨きも加えることなく、時を止めたまま、静かにそのまま封印して二度と空気に晒したくない悲しみというものは、あるよねと思った。ある。
2021-05-09 19:41:39山崎まどかの『一度きりの大泉の話』評:萩尾望都が竹宮惠子に向けていた眼差しとその痛み realsound.jp/book/2021/05/p… @realsound_b 山崎は『これは単体で読む彼女の自伝というよりも、傷ついた人の頑なな言葉で綴られた竹宮の物語に対する註釈なのだ』と記すが、違う。萩尾は竹宮の本を読まないから。
2021-05-09 23:02:07アニマゲ丼『「一度きりの大泉の話」を新聞記者が読んだら』 asahi.com/articles/ASP56…をアップしました。萩尾望都さんの回想録の評というか読み解きです。新聞記者の目から見た気になるポイント、という切り口で書いてみました。
2021-05-10 11:12:50生涯に及ぶトラウマを抱えながら、半世紀の間、沈黙することで、自分の心と相手の社会的立場を守ってきた人は、「一度きり」と思いを語る時さえ相手への敬意を忘れない。それは、誰にでもできることではないように思う。
2021-05-10 14:39:32この本を萩尾氏が読むことができず、送り返した前後の事情は今回明らかになった。「触れないで欲しい。触れても最小限に」という萩尾マネージャー城氏の依頼にも関わらず、本は出版されたのだ。
2021-05-10 14:53:57今回の大泉本は、先の本がなければ、永遠に出ることはなかった。萩尾氏が死体を直視する必要もなかった。しかし、トラウマを直視する辛い作業の中であってさえ、公私を分離し、相手の漫画界への貢献を評価できることは、漫画愛がそれだけ強いからと私は思う。
2021-05-10 15:33:34吉田豪 萩尾望都と竹宮惠子を語る miyearnzzlabo.com/archives/74005 『それこそ本当に読んでほしいんですよ。『少年の名はジルベール』っていう竹宮先生の本も読むと立体的になるし。で、ぶっちゃけあれなんですよ。僕、竹宮先生の気持ちがわかりすぎるんですよ』うーん萩尾先生の気持ちはよくわからないか…
2021-05-10 22:53:06竹宮惠子氏が萩尾望都氏にかけた盗作疑惑は、書籍・記事・ツイートを書く自分のような人間としては、他人事ですまされるようなものではないので、後学のために重要なポイントを整理してみました。 note.com/fromdusktildaw…
2021-05-12 12:58:57「一度きりの大泉の話」、「用意周到」などとクサす方向で書かれた意見を見たが、敢えてそれは当然だろうと言いたい。 主張だけ取り出したら、名誉棄損になってもおかしくない内容である。感傷的な手記でも不完全な回顧録でもない。 事前に弁護士にチェックしてもらっていたとしても驚かないね。
2021-05-12 21:15:07『一度きりの大泉の話』初めて明かすあの日の出来事 - HONZ honz.jp/articles/-/459… 萩尾望都について、あまりにも多くの人が自己評価の低さを云々するのが気にかかるが、レビューとしては中立的で良いほうだと思う。
2021-05-12 23:36:37『一度きりの大泉の話』で一番ショッキングなのは「小鳥の巣」を「ああいう偽物を見せられると私たちは気分が悪くてザワザワするのよ。だから、描かないでほしい」と竹宮さんが萩尾さんに言ってしまうところで、これは萩尾さんが許せなくて当然だと思うんですがね。盗作云々よりも偽物が問題ですよ。
2021-05-13 00:09:05一度きりの大泉の話から、 竹宮惠子先生と萩尾望都先生間の話ではなく、いちファンとして、 作品に対して「これはあれのパクリではないか」などといった勝手な憶測や噂を正しいことと思い込み、思い違いな正義感で作家さんを糾弾し、作品を批判するような行動はしないよう戒めていきたいと強く思った
2021-05-13 09:45:46私も色々考えてしまうけど、「詫状のつもり」というのは少し受け入れられへんなと思った。つもりじゃなくて詫状とまではいかなくても、本を書く前に手紙を書くのが筋じゃないかと思うから…吉田豪 萩尾望都と竹宮惠子を語る miyearnzzlabo.com/archives/74005
2021-05-13 12:57:24「私、尼〜ずだったの」を「私も彼女たちみたいにみんなで一緒に過ごしていた楽しい時があった」という意味で語るのは憶測ですね。みんな好きよね、憶測。 吉田豪 萩尾望都と竹宮惠子を語る miyearnzzlabo.com/archives/74005
2021-05-13 18:39:09