萩尾望都著「一度きりの大泉の話」感想ツイートまとめ

萩尾望都著「一度きりの大泉の話」2021年4月、河出書房新社から刊行されたエッセイ集の感想のまとめです。 https://www.amazon.co.jp/dp/4309029620?tag=cafebleu0b-22
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ミネコ @NOUSAGI_5

とはいえ私は『十年目の鞠絵』の登場人物の名前と増山さんを関連づける気はなくて…詩のようなネームを書く人だから語感や字の絵面で偶然読み解けるようにもなった、ぐらいじゃないですかね。その手の深読みしすぎはちょっとなあ。

2021-05-13 23:04:52
椎名うみ @shinaumin

萩尾望都さんの『一度きりの大泉の話』読みました こんな話書かなくてすむのが一番良かった 殴られた人に殴った人や周りの人が「殴った人を許して」って言うのは暴力です 本当に悲しいです 許すか許さないかは殴られた人の手の内の中にだけあって他の誰にも触れないで欲しいです

2021-05-14 19:48:23
吉田光雄 @WORLDJAPAN

萩尾望都『一度きりの大泉の話』&竹宮恵子『少年の名はジルベール』について、「この本は双子なんです」「どちらも100%の事実ではない」「この2冊の本には矛盾がある」「萩尾さんも竹宮さんも信用の出来ない語り手」「両方を読まないと間違いなく騙されます」。 radiko.jp/share/?sid=MRO…

2021-05-15 01:16:41
初蜜柑 @Bobtail823

「一度きりの大泉の話」読了。見返し遊び紙、花布、栞が表紙イラストと色を合わせてある…!とても素敵な装丁でした。感想はしんどくて書けない pic.twitter.com/Ury70o3hMI

2021-05-15 17:41:36
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森井@静かな生活 @molly_zw

萩尾望都『一度きりの大泉の話』(河出書房新書刊)、一気に読了。『トーマの心臓』は私の生を「読む以前/以後」で大きく変えた作品。十九歳の私が抱えていた名前のない感情を、承認してくれた。それは、人として、抱えることのありうる感情なのだと。その制作当時の出来事。読んでいて涙が出ました。

2021-05-15 19:26:32
左岸 Life for books (she/her) @slifeforbooks

「一度きりの大泉の話」萩尾望都 きっと確かに「みんな」が幸福だった時間があった。しかしたぶん全員が、自分自身であることに正直で懸命で、そのためにその幸福な時間は終わりを迎え、「みんな」は「みんな」でいられなくなってしまった。読んでいてただただ辛くなってしまう。 #読了

2021-05-16 12:09:16
もっち @mocchi20xx

『一度きりの大泉の話」での「また、大泉のことでどなたかに利用されるのも、お断り申し上げたい。 どうぞどなたにも、このことに触れないでいただければ幸いです。」という文を読むと、「読者」というのも大概迷惑なもんだと思う。難しい。 twitter.com/mocchi2021/sta…

2021-05-16 19:32:05
もっち @mocchi20xx

サンキュータツオさんの解説。「読者にだけ許された愉しみ」 a.co/3XcFeWI pic.twitter.com/vn8dVuQeoV

2021-05-16 19:26:51
南瓜オレンジ @nominoya

竹宮恵子さんの「少年の名はジルベール」の冒頭がいかにも「NHK 朝の連ドラが好きそう」な、よど号事件やら、神保町や、荒い昭和のおっさんが登場して…狙ってるなと。そりゃあ萩尾さんも竹宮さんの出汁にされて天才ライバル役にされる位なら「一度きりの大泉の話」で、ドラマ化阻止するよなと思った。

2021-05-16 20:27:22
奔女会🍰🚩1/21 @MHBkiba

「私さえいなければ、あの幸福な時間は完成していたのです。そう理解します。理解しますけど謝りません。なぜなら原因は双方にあって、双方とも傷ついたからです。」時は動かないという萩尾先生。自己評価が低すぎる天才との関係に悩み、暴力的だとしても過去を物語にして時を動かした竹宮先生。哀しい

2021-05-16 20:28:36
ミネコ @NOUSAGI_5

少なくとも、『一度きりの大泉の話』中の、増山さんへの冷ややかな視線と、鞠絵の描かれ方を比較するに、鞠絵=増山さん説、まったく信憑性ないですよ。

2021-05-16 22:25:35
町山広美 @mcym163

意を決して読み始めた、萩尾望都先生の『一度きりの大泉の話』。佐藤嗣麻子監督に頼んだインタビューの書き起こしをもとに加筆を通り越して先生が書き綴った手記ということなんですが、独特な文体がたたえる気配がすさまじく不穏で無垢で、わずか80ページで呼吸が浅くなってしまった。休憩。

2021-05-17 00:06:49
Haword @HawordG

作家のように年功序列の中に居ず、ずっと自分の心と話し合いながら時を過ごす人は、この様に時空を超えてしまうのやも知れませぬ それにしましても『老獪』と評するとは驚く…恐らくその個人を解釈したというより「ああいう年齢はそうだろう」という浅薄な印象を受ける 萩尾望都/一度きりの大泉の話 twitter.com/shironocode/st…

2021-05-17 12:55:11
どりR @shironocode

→あちきは作家生活15年🌿 創作中は自分の来し方の記憶を旅するみたいに行ったり来たり (゜ω゜)✨ 14歳の自分も20歳30歳40歳もそれ以上もいつも同次元に在る気がするんだす🌿 萩尾さんも年齢のない世界の住人ではと思いもするが、まさか彼女を老獪と思う人間も居たとは💀 萩尾望都※一度きりの大泉の話

2021-05-17 12:37:49
💎Charlotte @AliceLewLiddell

途中までは同意と疑問が半々と思っていたけれど『一般的に見てしつこい、恨みがましい、執着心が強い、嫌なことは全部他人のせいにする癖があるのは事実でしょう』から読んでいて何を言っているんだになってきた。以下、個人的感想を続けようと思う。 #一度きりの大泉の話 twitter.com/maru_zuka_3/st…

2021-05-17 13:56:14
💎Charlotte @AliceLewLiddell

引用元の方が削除されているので、こちらのブログ。 引用の方が書籍を読んできつかったけれどこのブログを読んで回復したといったのをTweetされていたのでブログを読んでしまった。 「一度きりの大泉の話」レビュー感想(ネタバレ有)と、心理分析 cocoten.info/book_ichidokir…

2021-05-17 15:04:23
のざわゆきこ @YUKIyuki33

こちらの「御伽草子」氏のレビューは正鵠を射ているように思います。関心のある方はどうぞ。 (長文注意) 「芸術家の決闘、あるいは、萩尾望都へのアンフェアな罵倒に対する逆襲」 amazon.co.jp/gp/customer-re…

2021-05-17 17:49:23
のざわゆきこ @YUKIyuki33

後半より一部引用します。 >私は、現在の萩尾望都と竹宮惠子の関係性と、この本「一度きりの大泉の話」の出版に、日本における漫画批評の貧弱と怠慢の体たらくを見る。日本の漫画表現の先進性と成熟度に寄り添えるだけの批評の欠落。

2021-05-17 17:52:33
Cthulhu0000 @toarcotoraja000

『一度きりの大泉の話』読了。萩尾望都のマンガにBLは無い。竹宮惠子が追い求めた世界とは根本から違う。というか次元から違う。だからそれはもう過去の話でいいのに。少女マンガ家版トキワ荘物語を画策している人たちが『一度きりの』を書かせてしまったとも言えるのでは。#読書好きな人と繋がりたい pic.twitter.com/BGjng7tW2t

2021-05-18 14:56:44
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リアルサウンド ブック @realsound_b

少女マンガ解説者・和久井香菜子が読む『一度きりの大泉の話』 萩尾望都と竹宮惠子、それぞれの意志と覚悟 #一度きりの大泉の話 #萩尾望都 #竹宮惠子 realsound.jp/book/2021/05/p…

2021-05-20 08:00:21
のざわゆきこ @YUKIyuki33

amazon.co.jp/gp/customer-re… こちらのeffy.s.b.氏による考察は、簡潔で深いなあ。こんなレビューに会うと、嬉しくなります。 「切実な記憶の解凍と読者を引き込む筆致の妙。様々な読みを喚起する傑作」 2021年5月16日に日本でレビュー済み #萩尾望都#大泉

2021-05-20 21:16:46
佐々木周作 ShusakuSASAKI @Shusaku_SASAKI

『一度きりの大泉の話』、読了。 萩尾望都のブライトン留学のいきさつから、『残酷な神が支配する』の自転車旅行のシーンに心惹かれた理由が何となくわかった。セブンシスターズに憧れて、僕自身も旅した。

2021-05-20 22:59:40
リラックマ阿KEMY@🇭🇰新楽酒店 @akemi_hk

「一度きりの大泉の話」本当に憎いのは竹宮惠子先生でも増山さんでも無くて、萩尾先生にこんな辛い事を思い出させた『文芸ゴロ』『漫画評論ゴロ』『テレビドラマゴロ』なんだよな😡😡トキワ荘が神格化されてるだけで本当は嫉妬や愛憎もあったと思ってる。ましてや女子(しかも20代)だから😢

2021-05-21 00:38:36
☆★モチコ★☆ @mochicco69

萩尾望都『一度きりの大泉の話』 大泉時代中心の自叙伝 木原敏江先生の「個性のある創作家が同じ家に住むなんて絶対だめよ」、この言葉が全てなんだと思う。才能のある二人が出会い、影響を受け、憧れ羨み妬み、己の創作の浮き沈みと結び付く。 先生の勇気ある告白を真摯に受止め、私達も封印しよう… pic.twitter.com/SH4CSWt7px

2021-05-21 20:58:49
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mng @mng72306972

物語作者の、自己自身に対する物語化の不可能性。多数の物語を作る者が、自己自身のうちに物語の欠損を抱えるという捻れた事態。彼女がこの大泉の話を一度も「自伝」と呼ばない事実(竹宮については度々「自伝本」と呼ぶのと対照的に)は示唆的だ。(ただ城のみが後書きで自伝と呼ぶ。)

2021-05-21 22:40:54
mng @mng72306972

それもそのはずで、彼女にとりこれは「埋葬できない死体の記憶」なのだから、この記憶を語る行為が「自伝」であるはずがないのだ。Auto-bio-graphyとは、自己の-生を-記すことなのだから、「死体の記憶」を、「大泉の死体」を語ることが自伝であるはずがないのである。

2021-05-21 22:41:29
mng @mng72306972

彼女はこの死体の記憶を埋葬し封印している間のみ生きることができ、物語を作ることができる。だからこの死体の記憶は、物語作者にとり物語そのものの死の記憶だ。物語化の不可能な記憶を物語作者が抱えている。しかもそれはかつての自身についての記憶である。物語作者の、物語化不可能な作者の記憶。

2021-05-21 22:42:19
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