夫婦別姓の裁判の件

Nicholai MARO @MAROCKs

この件、今日は地裁の判定であり、是とでても非とでても、いずれの側が上級審に控訴するはず。 何もしなかったら裁判での判定は得られないので想田監督の「一石を投じ…」は果たしている。 www3.nhk.or.jp/news/html/2021…

Nicholai MARO @MAROCKs

で僕の予想、裁判所は法律の条文を文字通りに解釈するので最高裁に行っても否定されると思う。ただ「立法によって救うべき」的意見は付くだろう、と。

Nicholai MARO @MAROCKs

想田監督は、法律の文面で争っており、現実には夫婦別姓を認めないとのことでとてつもない・受忍限度を相当に越える不利益がある、何てことはまだ生じていないから。

Nicholai MARO @MAROCKs

で、これから将来実質的にどうなるの？ この判決を元に、医療機関で「あなた方は日本の法律では夫婦とは認められないので○○は出来ません！」って拒否るような事態が想定されるか？ってことを考えてみる。

Nicholai MARO @MAROCKs

金髪碧眼とか黒い肌とか外観が「いかにも外国人」との人たちがパスポート等を示して「別姓であるけれど夫婦である」と訴えた場合に、たぶん医療機関は拒否らない、と思う。それなのに日本人同士の夫婦の場合だけ拒否ると思うかい？

Nicholai MARO @MAROCKs

まあそのような杓子定規の対応をする医療機関もあるかもだけれど、それが発動される場合って、全ての日本人同士の夫婦に対して発動されるのではなく、この人たち気に要らないな！的感情をもたれたときに、あたかも規則で決まってます的態度で意地悪する場合ぐらいだろう。

Nicholai MARO @MAROCKs

外国の法では夫婦なのに日本の法律で夫婦ではないもの同士を夫婦として扱ったときに考慮される不利益と、 外国の法では夫婦なのに日本の法律で夫婦ではないもの同士を夫婦として認めなかったときに考慮される不利益と、 比べてごらんよ！ってことよね。

Nicholai MARO @MAROCKs

なぜならば、夫婦でなけければ承諾書にサインできない、ようなケースで、この想田夫妻に対して「あなた方は日本の法律では夫婦ではないので…」をしたら、今度は現実的に不利益が生じるので、

Nicholai MARO @MAROCKs

その後、夫婦であることの存在確認訴訟や、夫婦と認めなかったことで被った不利益に対しての損害賠償訴訟提起され、医療機関側が負けるであろうことは必至、 ここまで頭の回る医療機関なら、外国で結婚して別姓である日本人同士の夫婦に対しても、現実的には夫婦として扱うでしょう、と。

Nicholai MARO @MAROCKs

そのような、将来起こるであろう事態を考慮させた、との意味からもこの度の裁判はとても意義があります。

Nicholai MARO @MAROCKs

夫婦別姓の裁判の件、 判決は、 ①婚姻は成立している（原告勝訴） ②戸籍への記載は戸籍法に基づいて家裁に申し立てるのが適切（原告敗訴） といことで、やっぱりね！ www3.nhk.or.jp/news/html/2021…

Nicholai MARO @MAROCKs

法務省民事局は「政府の立場としては日本において2人の婚姻が有効に成立しているとは考えていない。この点については、国の主張が受け入れられなかったものと受け止めている」とコメント、 はぁ？なに言ってんだか！判決文でははっきりと「結婚は有効に成立している」と言っているんだぞ！