ちいさな哲学者たち:鍵は教育優先地区の政治的意味付け。大学入試に哲学が必修の社会で、低所得階層に高等教育へのアクセスを与えるための初期投資の可否を問う実験の記録。
2011-08-02 22:56:24ちいさな哲学者たち:(個人的感想)「わたしを離さないで」と似た感覚を覚えたのは、現実・フィクションを超えて社会実験的側面が目についたからだろう。事前に映画評を読んだイメージとは全く違っていた。
2011-08-03 09:20:10ちいさな哲学者たち:(個人的感想)予算措置をめぐる議論、アルジェリア・セネガル移民2・3世中心、犯罪・暴力が身近な環境…と映画の全編を通してヒントがちりばめられているにもかかわらず、プロモーションにキーワードZEP以外は全く言及がないのは興行的には妥当だが誤解を招く可能性あり。
2011-08-03 09:52:16ちいさな哲学者たち:背景としての移民問題。2.7参照:<フランスの高等教育の現在> http://t.co/slLkuQI
2011-08-03 08:58:08ちいさな哲学者たち:原題「始まりに過ぎない」が示す通り、このワークショップは長期的社会実験の冒頭2年。3-5歳だった参加者が今後どのようなスキルを身につけ、どのような学歴・キャリアとなるのか、所得額等も含めて数十年間トラッキングされていくはず。
2011-08-03 09:14:05ちいさな哲学者たち:哲学教育として王道のワークショップ形式。考えること(reflechir)は、話す・聴くと切り離せないことを体に叩きこむ。1年程度で最初にメインの主張(あるいは誰かの主張への賛否)を述べ、そのあとに理由を述べるという形式を身につけていく。
2011-08-03 08:54:51ちいさな哲学者たち:日本での哲学ワークショップ導入を加速する可能性あり。他のトピックと同様、参加者が教育熱心な高関心層にとどまることが懸念される。
2011-08-03 09:11:52ちいさな哲学者たち:日本でも本格的になんらかのスキル導入教育を議論するのであれば、このような効果測定を行うべき。いわゆる大学教育学部付属ではなく、自治体の教育特区で。当面は私塾形式は受け入れられると思うが、費用対効果では問題か。
2011-08-03 09:16:37