【問題点・疑念点について】2021.5.12 プレスリリースと報道『横浜市立大学 新型コロナ変異株に対するワクチン接種者の約9割が 流行中の変異株に対する中和抗体を保有することが明らかに』

10
ramos2 @ramos262740691

免疫回避変異など危険率の推定はできます。 ところが、ED50等の理系実験基礎も忘れて「効いた!わーい!」と言ってる反科学バカが横浜市立大学です。 なお、一回接種データもあるので今回の結果を図にするとこうなります。 同じ血漿濃度で  ̄\_   ̄\_  ↑     ↑ 従来株   変異株

2021-05-16 00:13:01
ramos2 @ramos262740691

そこから推定すると、 横浜市立大学のデータも、『ファイザーワクチンは変異株に対して効果が弱まる』ことを示しています。 日本のメディアと横浜市立大学はいま、理系研究を知らない一般人を騙しにかかっているだけです。 以上 国公立大学までインフォデミックに加担する頭のない怪物の国より。

2021-05-16 00:15:28
ramos2 @ramos262740691

説明下手だったので追加しよ。 想像してみて下さい。 貴方は変異株に対するワクチン有効性を検討する研究者です。 手元に抗体が結合したら光る疑似コロナウイルスが用意されています。 ん?このウイルスどれくらい入れれば生体の感染を模倣できる? ん?ワクチン接種者血漿100%って感染模倣してる?

2021-05-16 01:18:38
ramos2 @ramos262740691

基準がないので、血漿希釈して反応の減弱を見ていき、それぞれの株への影響をみるか、疑似ウイルス濃度を上げていくか、それしかありません。 なので、希釈系列でそれをみて判定します。 そんなの当たり前なので、今回の発表は違和感しかないのですが。 でもやっぱり一回接種で差が出てる以上…?? pic.twitter.com/7DbwnDA2A9

2021-05-16 01:22:44
拡大
ramos2 @ramos262740691

ラッキーなことに非変異株でのワクチン接種効果は人データがあるので、希釈系列作って、非変異株との反応違いを見ればある程度懸念は分かります 本当は動物実験でどこまで濃度下げても100%エフェクト維持できるか?(有効性のマージン)等のデータあればもっと予測できるのですが。 今回は急ぎ作った

2021-05-16 01:26:14
ramos2 @ramos262740691

ワクチンなので…。 今回の横浜市立大学のデータでいいニュースがあるとすれば、一回接種後(ある程度濃度減らした所)で、非変異株が50%の時、イギリス・南ア変異は20%程度、インドは37%程度なので、インド株のファイザーワクチン回避は英変異株程ではないということ。 とすると、現実の疫学データと pic.twitter.com/5nwxLLFGOA

2021-05-16 01:29:24
拡大
ramos2 @ramos262740691

合わせて考えると、インド変異株の強さはどちらかと言うと抗体回避より細胞への結合力増強やウイルス量増加側に傾いているのか? そして僕達は英変異株の免疫回避について少し過小評価してきてないか? 今出てるだけのデータだと考慮するのはそこらへん。 少しインド変異株への懸念は下がったかも。

2021-05-16 01:32:58
ramos2 @ramos262740691

なお、日本のメディアが「ん?このニュースほんとにその伝え方で科学的に正しいの?」と思えるこのニュースで盛り上がってる最中、 とある所で厚労省の審議官の方(見るからに忙しくて死にかけ)が製薬業界らを前に講演してたんですが、 「変異株もありますし、日本の製薬企業にも是非頑張ってワクチンを

2021-05-16 01:36:44
ramos2 @ramos262740691

作って頂きたい」と話してですね。 今回のこのインフォデミックが横浜市立の発表資料のまずさなのか、メディアの理解不足なのか、それとも本当に新データなのか(本当にpvNT50測った上の新データなら解釈が難しいが、2回目接種で中和抗体のプロファイルが1回目と全然違うとかしか残ってない)

2021-05-16 01:40:18
ramos2 @ramos262740691

まだ論文出てこなきゃ分からんが、 (普通に見ると「え?お前それ1点測定じゃね?」としか) まぁ、メディアが「ワクチン!希望!」と盛り上がる中で、厚労省は「変異株に対して効果下がるからワクチン作って」って業界に言っているという。うん。

2021-05-16 01:43:30
ramos2 @ramos262740691

おお、英変異株の更に40-50%上との報告出てたのか。 二度見した。 英変異株自体、従来株のRtを45%ぐらいあげる感染力増強じゃなかったか? ウイルスの変異はいずれ宿主を殺さない方向に行くと楽観論言ってた人に言うなら 「いま、感染力競ってる段階なので感染拡大初期ですね。歴史的にみて。」 twitter.com/mannie_ub/stat…

2021-05-16 02:09:04
mannie akizuki @mannie_ub

インド変異株に対する英SAGE(Scientific Advisory Group for Emergencies)評価:B.1.1.7より40-50%感染性高い可能性。重症化につながりやすいかは不明。輸入例多寡により、地域流行に差。ワクチンの感染予防効果が落ちている可能性(重症化予防効果は残る可能性)。緩和措置進めるとsurgeする公算大ー pic.twitter.com/UGBDjTbycq

2021-05-15 11:31:15
ramos2 @ramos262740691

これは嫌だな… 強い措置を取って消し去るべき。 1月に英変異株が侵入した時、俺は「日本が終わる。Rtを0.4上げるなんてそれだけ狂気」と言ったけど、 感染力が1.4倍ずつ上がっていくとか何の三文SFやねん もうちょい下やろマジで 下であって欲しい

2021-05-16 02:20:32

ramos2 @ramos262740691

コロナインド株メモ biorxiv.org/content/10.110… vitro. Good work!! 南ア株、インド株で 細胞への侵入効率、モノクローナル抗体治療薬の侵入阻害率、回復者血漿及びファイザーワクチン接種者血漿の効果を調べている。 インド株はcaco-2細胞株、calu-3細胞株への侵入効率が増加。南アは加えて293Tへも

2021-05-16 16:16:42
ramos2 @ramos262740691

あ、あくまで疑似ウイルスです。 この結果から、腸及び肺細胞への感染効率あがってるかも。と言われている。 モノクローナル中和抗体治療はBamlanivimab単体がインド株にまったく反応しない。南アはEtesevimabにも反応しない。 Fig5 左が回復者血漿、右がファイザーワクチン接種者血漿 pic.twitter.com/CJjbFFYFnW

2021-05-16 16:23:34
拡大
拡大
拡大
ramos2 @ramos262740691

ファイザーワクチン接種者血漿でインド変異株は中和能が1/3に。南ア株は1/11に。 どちらも脅威だが、やはり実験結果からは南ア株の方が更にヤバい。 インド株の急速な広がりという現実疫学データをどう理解すればいいのか。うーん。 pic.twitter.com/2yNngK6Yut

2021-05-16 16:29:05
拡大
ramos2 @ramos262740691

・実験データ上、一番ヤバいのは南ア株 ・疫学データ上、一番ヤバいのはインド株 どっちも日本に入れてはダメ。は変わらないけど、表現は不適切かも知れないが、南ア株が蔓延してないのは人類にとってラッキーだったのでは。

2021-05-16 16:31:18
ramos2 @ramos262740691

インドで接種されてたワクチンが(セーシェルと同じく)ちょっと残念だった可能性もあるけど、もう各社の比較とかハンドリング考えるのもあれだし、3回接種前提だな、これは。が感想かな。

2021-05-16 16:35:02
ramos2 @ramos262740691

コロナインド株2メモ biorxiv.org/content/10.110… こっちはインド変異株について、その変異すべてを入れるのではなく、懸念のある変異を1つずつ入れてどこがkeyか探す形。 疑似ウイルスの元がさっきの論文とは違う。 ファイザーワクチン接種者血漿は、E484K単体で中和能を1/10にするが、L452Rなど入れ

2021-05-16 16:48:25
ramos2 @ramos262740691

ても別に免疫回避増強はなし(元々これが懸念されてた)。 なので、インドでの拡大を免疫回避で説明できないだろうとのことで感染力検討(1/10ってことは気にしてないから彼らのラボ系では元々この程度はっきり出るのだろう)。 こっちは293Tのみ。 変異1つずつ入れて検討するが、むしろ感染力減少に見え pic.twitter.com/tA1l5iKcBK

2021-05-16 16:51:53
拡大
拡大
ramos2 @ramos262740691

る。これはさっきの論文と真逆の結果になる。すべての変異を入れてないからか。実験系の問題か。 次に筆者らはウイルス侵入過程に重要と思われる部位がインド株で変異している(P681R)ことから、共培養系(感染細胞から非感染細胞への広がりを見るってこと)での検討をする。 すると高い。 pic.twitter.com/SRE8kwwWgN

2021-05-16 16:57:16
拡大
ramos2 @ramos262740691

なお、こっちではさっき細胞侵入効率が下がってたE484QやL452R変異だけでも感染増えている様に見える。 そもそも感染力増強はハムスター実験で見えてるから(それまだ読めてない…)、筆者らは侵入効率が下がった様に見える実験結果を気にしてない模様。 彼らの結果からすると、ACE2への結合能増加では

2021-05-16 17:00:41
ramos2 @ramos262740691

なく、P681R変異による細胞内侵入(過程)効率アップがインド変異株の感染力増加では?と。 (ん?コロナって合胞体形成するか?) 筆者ら自身Discussionでさっきの論文引用して、ACE2侵入効率については変動すると述べているから、まぁ実験系の問題か。共培養では確実に感染力増えてるし。

2021-05-16 17:11:48
ramos2 @ramos262740691

2個の論文まとめ。 ・ファイザーワクチン血漿からの免疫回避は中和能で見て1/10〜1/3だが、南ア株よりヤバくなくそこの懸念は減少。 ・細胞株への検討から結合効率範囲は少し広がった可能性あり。 ・共培養検討からP681Rも感染力増強に関わっている可能性あり。

2021-05-16 17:15:42