東京都の映画館の換気能力について調べてみた

映画館は開いていい。 空気感染抑止のための換気量が確保されている。 コロナ対策の換気能力がある
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建築エコノミスト森山高至「土建国防論」執筆中 @mori_arch_econo

【東京都の映画館の換気能力について①】 東京都における映画館は許可をとるときに、「興業場」と定義された要求水準があり、そこに換気能力も提示されています。 「観客席1㎡あたり75立方メートル毎時」 人の数ではなく、観客席部分の面積で決めてある。 では何人あたりのかというと、 pic.twitter.com/xT7vbh9gFv

2021-05-31 15:01:34
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【東京都の映画館の換気能力について②】 では、1人の観客あたり何㎡分を占めているのかというと、前後ろの間隔で1メートル20センチ、幅で60センチというところであろう。 ならば1人あたりの占有面積は0.72㎡。 1㎡あたり75立方メートル/時ならば、1人あたりは104立方メートル/時。 pic.twitter.com/R7OZglTLf8

2021-05-31 15:07:08
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建築エコノミスト森山高至「土建国防論」執筆中 @mori_arch_econo

【東京都の映画館の換気能力について③】 1人あたり104立方メートルもの換気量が確保されている。それだけではなく、観客席のカタマリの両サイドにも通路が広く設けてあり、それらの人がいない領域の面積を考えると、1.5~2倍の面積で余裕があることになる。 pic.twitter.com/TzIeyTXuty

2021-05-31 15:10:13
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【東京都の映画館の換気能力について④】 この換気能力は、酸素の量と二酸化炭素の量を元に決められたもので、空気感染を抑止する場合の必要換気量ではない。同時に温湿度調整装置を有するときは、この能力を毎時25立方メートルと低減することも認めている。ならば、この時の感染抑止は出来ているか pic.twitter.com/spZlPjt8i1

2021-05-31 15:13:55
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【東京都の映画館の換気能力について④】 結核の空気感染抑止は1人あたりの換気量54立方メートル/時の結果がある。 映画館の1㎡あたり25立方メートル/時は1座席では34.7立方メートルだが通路分で2倍になるから69.4立方メートルで「映画館は空気感染対策能力」がある。 ameblo.jp/mori-arch-econ…

2021-05-31 15:21:12
建築エコノミスト森山高至「土建国防論」執筆中 @mori_arch_econo

結論 基準を満たして建設された映画館は空気感染を抑止するだけの十分な換気能力をもっている。 普通に座っていても、空気中のウィルス量は99.9%が除去されている。ただし、空調で環気(レターン)しないこと。吸気口にHEPAフィルターあるならなお良し。 映画館は開いていい。 #映画館は大丈夫 pic.twitter.com/R3zNTGXZM9

2021-05-31 15:25:16
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