- uchida_kawasaki
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5月27日の東電株主訴訟、被告の武藤栄氏の証言について書きました。津波対策先延ばしは「合理的だった」と武藤氏は何度も強調しましたが、なぜ合理的なのか、ちっともわからないという記事です。 level7online.jp/?p=4499 @Level7onlineより
2021-05-31 20:44:11東電株主代表訴訟で、裁判官が初めて原発の敷地内視察へ 東日本壊滅寸前だった大公害事件なのに警察も検察も現場に入ったことがないという不思議。犯罪現場を管理しているのは、犯人の東電と国(規制委)だから都合の悪い証拠はふつう消してるよね。でも画期的な現地入り。www3.nhk.or.jp/news/html/2021…
2021-06-01 15:45:38本日、新潟訴訟の判決が言い渡されました。 国の責任を認めず、賠償も実態に見合わない判決となりました。 裁判所は、被害者の方々が蒙った被害に向き合うことがなかったと言わざるをえません。こうした姿勢が責任論でも被害論にも貫徹していました。 niigata-nippo.co.jp/news/national/…
2021-06-02 17:49:59責任論では、予見可能性について、予見しえたがその程度は低く、結果を回避すべく積極的な対応を取らなければならないほどのものではなかったので、国には責任がないとしていますが、こうした判断は、原発に深刻な災害が起きたときにどんな被害が生ずるのか、命や健康にかかわる問題だということを
2021-06-02 17:49:59裁判所が全く理解していないために導かれたものです。賠償額の水準が実態に見合わないのも、そうした理解が影響しているはずです。 各地の原告団のみなさんとともに、この判決を高裁で覆しましょう。 さて、東京に戻ります。21時から今度は #土地利用規制法案 です。 #生業を返せ地域を返せ #生業訴訟
2021-06-02 17:50:00《たとえば、津波は、複雑な要因で大きく変化するため、陸上に到達する時点でどれほどの高波が押し寄せるかわからない。そこで世界各国は、最悪の事態を想定して「津波警報」を発令している。それが「危機管理の論理」といえる。》 →例えが雑すぎて論理がよくわからない。 asahi.com/articles/DA3S1…
2021-06-02 20:14:406月1日朝刊の記事では「国を被告とした訴訟は地裁14件」としていたのに、6月2日の新潟地裁判決後の記事では16件に増えている。1日記事の一覧表で抜けていたのはどこの判決? digital.asahi.com/articles/ASP62… asahi.com/articles/ASP50…
2021-06-02 20:32:46答え 今年3月のいわき市民訴訟判決が一覧からは落ちてました。 digital.asahi.com/articles/DA3S1…
2021-06-02 20:44:39すでに高裁判決も三つでいるのに、お粗末な地裁判決が出てくるのはなぞ。判決は津波の予見可能性を認める一方で、その後の調査・学説等の集積を要するとした。その理屈が通用するなら、安全対策完了まで下手すれば何十年もかかる。そんな原発の近くに住みたくないわい。asahi.com/articles/ASP62…
2021-06-02 21:58:19高い津波の可能性が政府機関から指摘されたのだから、保安院はそれをネグるのか、採用するのか、一定の時間内に決断しなければならなかった(せいぜい3年)。必要なら東電に調査させ、自分たちでも専門家の意見を聞いて(そのために顧問会があった)。リスクの芽を確認し、つぶす作業は高度な安全が
2021-06-02 22:01:58要求される原発では必須だ。ところが保安院は、少なくともリスクの「芽」を確認しておきながら「大きく育つまで待とう」という姿勢だったのだ。端的にいってアホだ。
2021-06-02 22:05:38判決は、個々の論文の価値の方が、(一種のメタアナリシスである)長期評価より高いとも見なしている。学界の常識が裁判官にはわかっていない。
2021-06-02 22:10:032002年7月に地震本部の長期評価(15.7m)が出たなら、それを福島第一で対応するべきなのか、無視できるのか、保安院はきちんと判断しなければならなかった。それなのに東電に40分抵抗されたあげく計算を拒否され、方法論さえ固まっていない確率論で対応しますなどと騙され、2011年まで何もしなかった。
2021-06-02 22:13:28「福島沖の津波地震」などと特化したテーマは、面白いと思う地震学者がいなければ、放っておいたら何年たっても、裁判所の言う「調査・学説等の集積」なんぞは進まない。リスクの片鱗が見えたら、学者ではなく、東電や保安院が自ら金と人手をつぎ込んで、リスクの正体をはっきりさせる必要があった。
2021-06-02 22:18:451980年代後半、仙台平野で津波堆積物が初めて見つかった直後から、東北電力はすぐにアカデミズムでは賄えない資金を投入して調査を拡充した。「そのうち学者が研究するやろ」で、知っていた芽を放っておくのは、原発の管理者としては無責任すぎるのだ。
2021-06-02 22:23:24というわけで、2002年に地震本部の長期評価を知りながら、その時点で「対応するか、無視できるか」きちんと調査せず、9年も放置した保安院は「許容された限度を逸脱して著しく合理性を欠く」と思うのだが、新潟地裁はリスクが確実には育っていなかったから無罪とするらしい。ほんまにレベル低いわ。
2021-06-02 22:27:22判決要旨には出てこないが、もう少し後になると、さらに国の犯罪色が強まる。2006年には、保安院は福島第一は津波への余裕がほぼないことを知っていた。対策しないと「不作為を問われる」とまで認識していた。09年には、顧問会の学者は東電に「もう調査なんか無駄だから対策しろ」と伝えている。
2021-06-02 22:43:34