【ORIRONPA🎮404】Last Chapter（裁判中編）

ORIRONPA🎮404 @ORIRONPA_404

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▶「さて。ここからは……残り僅かとなった私の役目です。最後のまとめに入りましょう」

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▶「キャラクターであるあなたがたはフィクション、作られた存在。外の現実世界には……希望も絶望も超高校級も、彼らが通う学園も存在しません。皆さんの中にあるそれらの記憶や知識は、開発者によって予め組み込まれたダンガンロンパの設定に過ぎないのです」

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▶「では、ダンガンロンパとは何なのか？ 簡単に言えば、随分昔に流行ったゲームです。個々の才能を持つ高校生が活躍する、といったハッキリしない情報しか現代では残っていません。クリエイターチーム404はそれを何とか再現しようとし、結果このようなRPGとなりました」

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▶「過去にあった辛い出来事、楽しい出来事……それらも所詮はキャラクターを彩る背景。皆さんの見た目や性格、声、口調、行動傾向、この電子世界自体だってそう、平和な世界で娯楽を求める人々の為、クリエイターチーム404によってデザインされた創作物です。そして、その一人が裁縫師様だった」

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▶「彼女自身も言っていたように、福間様は開発中のゲームを観察するプログラマー。当然キャラクター達のことはよく知っていますし、たとえ殴られようと痛みは感じなかったでしょうね」

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▶「事実上の黒幕とされた記録士様。彼はフルダイブしてゲームをプレイしていますが、電子世界に来たと同時にテストプレイヤーである記憶を失い……ついこの間、殺害されて生き返ったタイミングで全ての記憶を取り戻したのです。幸運も、才能を忘れたというのも……嘘。本当は無才能の人間なのですよ」

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▶「……ふふ、案内役NPCとして、説明という最低限の役割は果たしたつもりですが。納得頂けましたか？」

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▶モノスライムは嘲笑とも言える表情を浮かべ、全員に向かってそう問いかけた。

ナナ @made_sec

「は？うるさい　死んでくれスライムが」

騎士 @404_knight

「………(静かに瞬きだけして)」

姫 @Flor_T404

「......ち、ちがうもん......」

東雲 幸和 @Kendoclub_Gs

｢ゲームなのに俺無感情なのか…？え、無駄じゃないか？｣

ニンジャ @traceur_404

「（自身の掌を見つめ、眉を顰めて）」

ナナ @made_sec

「エ〜…………ゲーム………………」

二嶋 凪 @recorder_404

「……………ごめんなさい。」

姫 @Flor_T404

「アオも、レッドも......凪だって、...みんなのこと、...データでも、プログラムでもない...ほんとに、大好きだもん......」

裁縫師 @Crafter_404

「……納得出来るわけないよね…」

踊り子 @404_dancer

「(すごいつまんなさそうに話聞いてる)」

ナナ @made_sec

「うるせ〜〜〜〜〜　はぁ…………キレそう………………」

二嶋 凪 @recorder_404

「ずっとテストプレイヤーだってことを忘れてたのは本当、ですけど…………コロシアイを看過してたのは…怖かったから、です。」

踊り子 @404_dancer

「ふーん……？そう。納得、っていうか。理解はしたわよ(首を傾げ)」

魔女 @me_1225_

「……………(自身の左耳に触れては俯き)」

淡波 琳 @t__r_cute

「ふーん、記憶ないのも設定なのか(他人事)」

騎士 @404_knight

「………(ピアスに触れて)」