広告をウザがっているのに広告ブロックツールを入れてないのは情弱なのか？

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ネット上で動画を見ようとした時に流れる様々な広告。その中には、思わずガックリしてしまうような内容のものも多い。 サービスによっては、有料会員になることで広告表示をオフにできるものの、そうした状況がウェブ上に新たな情報格差を生んでいる可能性もある。 blogos.com/outline/545802/

想 詩拓@文芸サークル『文机』 @sou_sitaku

こういう記事には「Adblock入れてるからノーストレス」みたいなコメントがよくあるけど、広告はお金を払わずコンテンツを見られる代償と思っているので、それで回避するのは邪道だと考えている。 「有料版なら広告なし」が生む、持つ者と持たざる者の情報格差 #BLOGOS blogos.com/outline/545802/

想 詩拓@文芸サークル『文机』 @sou_sitaku

今はそんなことはしなくなったけど、父がテレビを見ていたらＣＭに入った瞬間にチャンネル変える人で、よくＣＭ明けを見逃したりしてストレスを感じていたので、ＣＭ飛ばしを画策すること自体に忌避感がある。

想 詩拓@文芸サークル『文机』 @sou_sitaku

広告ブロックは邪道だと思うだけで、おそらく法的に問題はないと思われ（厳密に確認したわけではない）、また自分は動画配信やアフィリエイトをやっていないため、広告ブロックをやめろと声を上げる理由は薄い。

想 詩拓@文芸サークル『文机』 @sou_sitaku

しかしながらAdblockをはじめとする広告ブロックツール使いと思われる人の中には、ツールを使わずに広告をウザがる人を情弱、つまり情報弱者だと馬鹿にしている人がいるのは割と気に障っている。

想 詩拓@文芸サークル『文机』 @sou_sitaku

冒頭のツイートのリプライにもそういうニュアンスのコメントが実際に観測できる。

想 詩拓@文芸サークル『文机』 @sou_sitaku

広告がウザいと思っているのに広告ブロックツールを使わない人が情弱だ、馬鹿だという考えは改めていただきたい。というのがこの一連のツイートの要旨である。

想 詩拓@文芸サークル『文机』 @sou_sitaku

アフィリエイトやYouTubeなどの動画配信で収入を得ている人たちが、収入を得られなくなったらどうなるか。そのコンテンツの配信をやめてしまう事が考えられる。

想 詩拓@文芸サークル『文机』 @sou_sitaku

ただ、広告ブロックツールで広告を消した場合本当に広告収入がなくなるのか？　という点は気になる。広告収入が変わらないのなら広告ブロックしても配信者の収入は変わらないし良いのではないか？

想 詩拓@文芸サークル『文机』 @sou_sitaku

確認するのが面倒なので、「本来表示されている広告が、広告ブロックツールで消されても、表示されたかのように広告収入が得られる」と仮定して考える。

想 詩拓@文芸サークル『文机』 @sou_sitaku

配信者には収入が続き、コンテンツは存続する。視聴者はウザい広告を一掃できる。Win-Winで万々歳ではないか！　……とはいかないだろう。

想 詩拓@文芸サークル『文机』 @sou_sitaku

この場合、Win-Winな配信者と視聴者の関係で割を食っている存在がある。広告を出している広告元である。

想 詩拓@文芸サークル『文机』 @sou_sitaku

そもそも何のために広告を出すか？　その広告元の商品を販売促進、つまり知ってもらったり買ってもらったりするためである。広告ブロックツールで排除されればその目的が達成できないのは明らかである。

想 詩拓@文芸サークル『文机』 @sou_sitaku

極論的ではあるが、全ての視聴者が広告ブロックツールを使ったらどうなるか？　→　一切広告からの商品販促効果がまったくなくなる。

想 詩拓@文芸サークル『文机』 @sou_sitaku

そうなったら広告元はどうするか？　→　広告を出すのをやめてしまう。　→　結局、コンテンツ配信者は広告収入が絶たれてしまうのである。

想 詩拓@文芸サークル『文机』 @sou_sitaku

結局のところ、コンテンツ配信者の活動を支えているのは広告ブロックツールを使わずにウザがりながらも広告を見続けるか、課金して広告を取り払っている視聴者ということになる。

想 詩拓@文芸サークル『文机』 @sou_sitaku

広告ブロックツールを使って広告を排除している人たちにとっては、自分たちの代わりにコンテンツ維持に貢献しているのだから、感謝とか敬意をもって接していいくらいの存在ではないだろうか。