ETV特集「アメリカから見た福島原発事故」
危機管理能力ゼロの日本。地震多い国で、非常用電源を地下に置くなんて狂気の沙汰だ。アメリカでは非常用発電機は異なる場所に置くことが原則。アメリカでは3基原子炉に8個の非常用発電機備えている。
2011-08-14 22:57:38元原子力安全委員のジジイ村主氏再登場。東電が非常用発電機を通常電源と同じ場所においた事は、審査指針に違反したと言いつつも、その説明が意味不明。笑顔でM9.0地震起こると思っていないし日本で起きたことない。隕石落下の話まで持ち出してきた。電源喪失は確率が低いから考えなくていい、と。
2011-08-14 23:01:38日本では重大事故起こらない前提で安全対策考えられてきたが、実際に渋滞事故起きた。原子力が抱える最大の問題は、想定を超えた事故起きること。原発の安全性脅かすものは全て排除し安全対策怠ってきたことが過ち。
2011-08-14 23:05:39後藤氏。格納容器に弱点あると知っていたが、アメリカで80年代にマークⅠを廃炉にすべきだという話があったということは驚き。知らなかった。日本にはもっと柔らかく伝わったので、問題の深刻さが伝わらなかった。
2011-08-14 23:07:34後藤氏。信頼性と安全は同義語ではない。壊れやすくても安全にもっていくことできれば安全。日本では自信があったから、信頼性があったので、これでいんだ=安全だと誤解していた。
2011-08-14 23:09:51最悪事態を考えることから外し、過小評価する日本は、データに基づかず期待に基づいて話をしてしまう日本。それが原子力村にも浸透してたんだろうなぁ。今の日本産業全てに通じるのでは?
2011-08-14 23:10:49後藤氏。確率的安全評価。重大事故は日本で起きる確率が小さいから、そこから思考停止。そのことが一番問題だったのでは?大事故が起きたとき、それが受け入れ可能かどうか、それが大事。確率的安全評価の考え方は危ない。事故は起きないから備えないにつながる。
2011-08-14 23:12:11後藤氏。核兵器と原発、秘密主義の体質は関連ある。自然と秘密主義になっている。技術者同士で話ができる状況ではない。分業になっており、他分野へ触れると越権行為とみなされる。昔はそうではなかった。
2011-08-14 23:15:00小出五郎氏。原子力村は五角形構造、官僚、政治家、企業・労働組合、学者、メディア。「村」には慣わしがあり、議論せず阿吽の呼吸で進める、村八分あり批判者追い出す、この構造自体が秘密主義加速化。
2011-08-14 23:17:13後藤氏。格納容器とベント。心が痛む。安全全員会は義務化せず電力会社の自主性にまかせたため、ベント管つけるがフィルターはつけなかった。フィルターつけるとコストがかかる。
2011-08-14 23:21:40