ついのべその2

ついのべその2です
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@prefab000

#twnovel 「つけまつげなんてしなくてもかわいいのにね」うざいうざいうざいうざい。「反抗期ね」一言で片付けるな。「私もああいう時期あったわ」嘘つくな。自分の気持ちを軽率に扱うお前と一緒にするな。私は絶対裏切らない、自分を裏切ったりしない。だから嘲笑ったおまえらぜんいんしn

2011-08-14 21:49:53
@prefab000

#twnovel 「あの人が好き」あなたの眼が好き。目の前の食事なんかより彼を語る眼にくぎづけなので。私も同じあの人を好きだったなんて事実、すでに少しも大切ではない。

2011-08-11 22:48:41
@prefab000

「例え周りがどんなに不純を偉そうぶってくちぐちに話そうとも、私だけは貴方の高潔の味方、それが私の生き方であり、私自身であるから!」と街中で大声で叫ぶ彼女であったが僕にとっては大した問題でなかった。「とりあえず、晩ご飯は何食べようか」言うと彼女は嬉しそうに笑った。 #twnovel

2011-08-08 22:41:43
@prefab000

眠れない、眠れない、眠れない3日目。薬を飲んででも眠らなければならない。定時に出社するのは「しゃかいじんとしてのじょうしき」。僕の様子に気付く人間はいない、だって「たいちょうかんりはしごとのひとつ」。僕はまともに仕事ができている。だから僕は、「だいじょうぶ」。 #twnovel

2011-08-08 02:22:28
@prefab000

「元気してる?ご飯作ったからたまには帰ってきてね」「たまにって……先週帰ったばかりだよ。仕事の合間を縫って資格の勉強もしてるんだよ。わかってくれないかな」母は泣く。僕のことを親不孝だと罵る。僕は人でありたい。でもそう思うほどに人間らしい気持ちがわからなくなる。 #twnovel

2011-08-03 02:58:28
@prefab000

#twnovel おとうさんにみとめてもらいたくてたくさんえをかいたけどつたわらなかった。わたしのえがへたくそだったから。ひょうげんがちせつだったから。わたしがすきなおはなしはきらいだから。このみがあわないから。わたしはいちばんみとめてほしいひとにいっしょうみとめてもらえない。

2011-07-29 23:42:23
@prefab000

海も夕日も真っ赤だった。「手紙なんて、読むと思ったの?」ビリビリと破く。彼女の顔が歪む。「別にいいでしょ。僕は君を好きなんだから」抱き締める。僕はきっとひどい。僕は彼女の事を知るのが怖い。 #twnovel

2011-06-08 02:52:53
@prefab000

#twnovel 知らない人と、話すのが楽しい。貴方がもう、私に話して聞かせる事に、飽きてしまっているので。私に興味を持つ人なんて、思いのほか貴方以外にたくさんいるので。父であり兄であり恋人であった。例えば「離れたい」と言ったなら、「できるはずない」と、貴方は笑うか。

2011-04-27 19:06:09
@prefab000

#twnovel 真夜中の商店街を歩いていた。ある者はシャッターの前に横になり、ある者は絵を描き歌を売り、男女は寄り添い猫は残飯を漁り、私は歩く。雨は降り止まない。誰もが同じ思いを抱きこの空間を作らせる「明日なんて来なければいいのに」

2011-04-25 07:41:35
@prefab000

#twnovel 春だから物を捨てる。夏は影が必要だし秋は汗が乾き切っていないし冬は声が目立ちすぎる。「捨てないで」と泣く私をダンボールに押し込みガムテープでくるんで金を払って粗大ゴミで捨てた。春だから仕方がない

2011-04-14 15:32:36