原爆加害国になった日本

氷室隆 @himurotakasi

【原爆加害国になった日本①】8月6日広島、9日長崎原爆投下。10日、御前会議は国体護持を条件にポツダム宣言受諾。同じ10日、日本政府は米政府と赤十字国際委員会へ新型爆弾は国際法違反と抗議。米側は日本側の被害調査を牽制。この日から「原爆被害の利用」という国策の原爆情報戦が始まった。

氷室隆 @himurotakasi

【原爆加害国になった日本②】それに対し米占領軍はNHKの外国放送と同盟通信社の海外モールス放送を禁止した。米側は原爆の惨状の国際的暴露は相当こたえたようだ。ところが、8月30日のマッカーサーが本土進駐すると日本側は態度を一変。全面的な協力体制をとった。進駐に合わせ被曝者の解剖を

氷室隆 @himurotakasi

【原爆加害国になった日本③】8月30日から占領軍の広島入りの9月8日まで25例の被曝者の病理解剖を行ない、それを米側に提出。解剖は東京帝国大学の病理学者が行なった。中心人物は東京帝大都築正男教授、陸軍軍医学井深健次校長。これらの悪夢が65年後福島によって蘇ったことに私たちは驚く。

氷室隆 @himurotakasi

【原爆加害国になった日本④】驚きの最大は御用学者としてTV等に登場した学者が65年前の軍医、東京、広島、長崎の帝国大学医学部の後継者で、大半が国策に協力する国策学者であることだ。被曝者を治療せずモルモット扱いしたABCC(原爆障害調査委員会)に即、協力したことは言うまでもない。

氷室隆 @himurotakasi

【原爆加害国になった日本⑤】米の国策医学者の一部は政府の施策に抵抗したが日本にはその痕跡すらない。命を預かる医学者の悪魔的行為は背筋の凍る思いがする。捕虜を生体解剖した細菌戦部隊石井隊を庇護した国策医学者も、いま核戦争遂行、原発推進に協力する国策医学者も居てはならない存在だ。

氷室隆 @himurotakasi

【原爆加害国になった日本⑥】いまだに日本人は原爆の被害者を装っている。「海外へは原発輸出、国内は減原発」と二枚舌を使っても、いずれ化けの皮は剥される。65年前から日米は一体で東アジアの核戦略を担い、日本は原爆加害国で、非核三原則は破り放題、密かに核研究をやっていると疑われている。