金子勝教授による“放射能汚染と除染”

金子勝 @masaru_kaneko

政府がやっと避難区域外でも20ミリシーベルト／年以上なら特定避難勧奨地点に指定。でも3地点だけ？ちなみに、国会で東電社長と海江田大臣は「強制避難しか賠償の対象にしない」という責任逃れの論理を示唆。原子力村は人命よりも東電の賠償軽減が大事か？ http://t.co/m4FneRE

金子勝 @masaru_kaneko

セメントには下水汚泥中の粘土をセメント作りに使う。福島土壌分析でセシウムの多くは粘土粒子に付着している。国交省幹部は8千ベクレル／kgの汚泥使用を「拒否すれば風評被害に加担する」（17日朝日朝刊）というが、セメントの放射能量チェックは必須！ http://t.co/qw5ZrV0

金子勝 @masaru_kaneko

放射能汚染が北西方向の福島から南西の千葉・東京に向かっています。柏など東葛６市にも斑状に高く、流山の公園最高値、我孫子の小学校でもこのままでは年１ミリシーベルト越えです。緊急に除染を開始し子どもを守ることが必要。菅は延命だけ何もしていない。 http://t.co/2QOqp6f

金子勝 @masaru_kaneko

文部省の原子力規制室がいけないようだ。従来の防止法の運用をかえ、日本中の同位元素施設の総力でサンプルの測定分析をとの声に「エビデンス」を要求。室員は薄めて測れば法律に引っかからないと示唆。原子力規制室は子どもの命を守る気がないよう。そのくせ南相馬の低線量地域の学校は閉鎖したまま。

金子勝 @masaru_kaneko

6月17日号のサイエンスによれば、科学者や市民が自ら放射線データを集め危険ゾーン地図を発表。 http://t.co/8YWsGPG 急いで、子供を守るために幼稚園、小学校の雨樋下、滑り台下など10倍以上になるホットスポットの土を除き、室内が0.1μシーベルト以下ににすべき。

金子勝 @masaru_kaneko

東大アイソトープセンターの調査で、放射線汚染土の上にそのまま仮設住宅、プレハブ校舎を建てると室内被曝量が非常に高くなるが、表土5cmとると約1/2、10cmとると約1/4に下がると判明。 セシウム137は原爆以前は存在しない。人が作ったものは人が除染できるはず。命を守ることが先。

金子勝 @masaru_kaneko

確かに3月15日に降った放射性物質は膨大で、政府も「原子力村」は人命無視。一過性ならかなり除染できます。低い量の放射線測定法を開発し、水爆の汚染被害を証明した故猿橋勝子博士。知っている人はいますね。子どもの命を守る事は決して諦めてはダメ。 http://t.co/9l0O6jE

金子勝 @masaru_kaneko

筑波大アイソトープセンターの測定では、3月15日の大規模汚染に加えて、東葛6市では3月21日の雨で汚染が広がっていると推定。放射能飛散は一過性と考えられるので、学校、公園内でも線量が10倍になるミニホットスポットから除染するのが有効です。 http://t.co/pVNKNEM

金子勝 @masaru_kaneko

摂取されたセシウム137は尿に集まり、膀胱に炎症とガンを引き起こす。バイオアッセイ研福島所長によれば、チェルノブイリの500例の膀胱病理での検討では1㎡あたり2万ベクレルから頻度上がり、20万ベクレルから頻発する。慢性的摂取は危険です。 http://t.co/To4rdBD

金子勝 @masaru_kaneko

福島の母乳セシウム陽性者は2~13ベクレル／kg。先の福島論文はセシウム137は尿中6ベクレル／Lで危険と指摘。セシウムの経口摂取予防にはリンゴのペクチンが有効。ペクチンは腸内でセシウムを結合し60％以上をブロック。高汚染地域では考えるべき。http://t.co/666cr6I

金子勝 @masaru_kaneko

セシウムに対するペクチンの有効性についてはベラルーシの医師などから医学雑誌に８件の報告あります。もちろんリンゴのペクチンの場合は、汚染されていないリンゴが前提というのは当然ですが。飯舘村など高放射線地域に残る人には有効かも。命が大事です。 http://t.co/NXimi3X

金子勝 @masaru_kaneko

フリージャーナリスト田中龍作氏の記事ですが、被曝した福島の子供たちが東京での健康診断でかなり深刻な事例が出ているようです。最も放射性物質が飛散した3月15日のデータを隠し、しばらく２０ミリシーベルト基準を変えなかったことが影響しているのか？ http://t.co/6uMI7np

金子勝 @masaru_kaneko

高い汚染地域を放置しておく事に警鐘を鳴らし続けてきました。未だに斑目委員長は線量に応じて区域割を見直さず。低汚染区域の学校病院は閉鎖。逆に高い汚染地域は早く汚染土を除去し、ドラム缶に詰めて処分を急ぐ。また一過性の汚染はホットスポットを小まめに除去すること。子どもの命を守れです。

金子勝 @masaru_kaneko

チェルノブイリ事故では、１５年間、尿中セシウム１３７が６ベクレル／L程度で膀胱癌の増殖性変化が起こった。日本人のレベルは１９６４年にそれに近くなり核実験禁止で低下。８６年チェルノブイリで上昇し落ち着く。今どうなっているか？調査が必要です。 http://t.co/R9CBy5O

金子勝 @masaru_kaneko

重要なことは、斑目委員長が20～30kmの同心円のまま放置し、線量に応じた避難区域割りをせず、復興を邪魔する一方で多くの人々を｢危ない状態」に置くこと。子どもを守るために自ら測定し除染を行っている住民もいるのに、政府が線量に応じた対策も打たずデータを隠しを続けていることは犯罪的。

金子勝 @masaru_kaneko

南相馬に続き福島市でも放射能の除染開始。小学校の雨どいや屋上などホットスポットの除染で線量大幅低下。子どもを守るために頑張っています。DASH村でも、TOKIOが線量測定と土壌の除染、水の浄化にチャレンジしてくれないかなあ。無理か…。 http://t.co/gTTJ4jn

金子勝 @masaru_kaneko

NGOアクロが福島の子どもの尿を検査し、セシウムが検出されました。子どもたちがかなり内部被曝している危険性があります。食品安全委員会もワーキンググループも検討を始めたみたいですが、経路をつかみ安全基準をしっかりしないと。 http://t.co/l9mBznr

金子勝 @masaru_kaneko

今、NHKスペシャルをやっています。今回は、大熊町の年間1000ミリシーベルトという放射線量の値から映像が入りましたが、チェルノブイリと同じ、いやそれ以上で原発周辺はやはり戻れません。かなり深くえぐっていますね。これからが楽しみな展開です。

金子勝 @masaru_kaneko

NHKスペシャル、情報暴露に「楽しみな展開」と書きましたが、反省です。たんたんとした展開でありながら、あまりの内容の重さに絶句…。チェルノブイリで地道に医療に従事しながら後遺症を追いかけている人々を思い浮かべていました。復興そして放射能被害との長い闘いが始まります。頑張らないと。

金子勝 @masaru_kaneko

今朝のNHK朝イチで、伊達市の避難勧奨地点で政府・東電の３．２μシーベルト以上強制避難以外は補償せず、それ以外は無補償が問題に。福島暁対策責任者は「健康被害は確定したら対応する、司法の場で」と発言。被害者立証、事後賠償の公害政策の歴史的誤謬を繰り返す。加害者立証、予防原則に返れ。

金子勝 @masaru_kaneko

文科省の子どもへの放射線の影響の説明です。チェルノブイリ膀胱ガンも無視。1ミリシーベルト以下は目標にすぎず、年間20ミリシーベルト以下なら大丈夫。「過剰」に心配するのは精神科扱い。公害問題の教訓は予防原則です。ホットスポットの除染を急げ。 http://t.co/UtbSZ2Y

金子勝 @masaru_kaneko

6日のNHK朝イチでやっていた、伊達市で放射能被害が出たら将来「司法の場で」と言う現地対策本部の佐藤暁氏の言動は本当に問題です。強制避難者のみの補償を改めさせ、少なくとも避難希望者は補償する。子ども全員に尿検査を実施する。国と自治体が協力してホットスポットの除染に取り組むです。

金子勝 @masaru_kaneko

原発事故の真実を隠すな！大熊町20km圏内の空間線量は年間８０ミリ～８００ミリシーベルト相当。帰れない人には早急に土地を買い上げ、所得喪失分と慰謝料を賠償すべきです。東電・経産省は、住民が生活に疲れチリジリになっていくのを待っているのか…。 http://t.co/TRCVJKw

金子勝 @masaru_kaneko

政府は、急いで線量に基づいて、除染が可能な地域と見通しを示すべきです。除染の鍵は、アルカリ金属のセシウムを土壌から取り除く技術です。日本の潜在的な技術力は高い。東レや栗田や三菱化学など、大学や研究機関など全ての英知集めて、国費で土壌改善センターを即刻発足させるべきです。