蝉丸Ｐが後輩君と仏教話

蝉丸P＠「住職という生き方」「つれづれ仏教講座」発売中 @semimaruP

思想背景も何もかも無視で「合理的」とか「人間ブッダ」とか、素っ頓狂な釈尊観が溢れるのか…再誕とかネタ満載じゃないだけに手塚ブッダは余計にタチが悪いんだよなぁ

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突っ込んだところに踏み込まないだけに、どうとでも取る余地があって面倒なんすよ、それとここぞとばかりに我田引水で動き出すのがいるから更に厄介+左がかったフィルターのアレやこれやが多い…公開直後のあれこれが想像できすぎて面倒くせー

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仏教の戒律（具足戒→227～250戒）も実は、ゲタゲタ笑いながら歩くなとか、食事中にくちゃくちゃやるなとかが半数で、個人財産の所有なども、サンガに所属させるが使用するのは自分とか、通常の生活してりゃ守れるモノが殆どで、僧堂や加行道場などじゃ普通に守れるレベルなんだよなぁ…

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当家さんが来たので中座、現代で問題になるのは、殺すな盗むなは当然として、シモ関係と、長距離移動（車の運転）などの禁止や、現金の受け取りや使用（これもサンガなら誰か一人に触っちゃった、使っちゃった御免！の懺悔で済む話）この辺りと、非時食（正午以降食べない）かなぁ

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@tenkais 戒律自体は身と口を制御（心は早すぎて制御できない）するもので、必須項目なんですが、現代のスリランカ・タイでも「律は律だとしても時代に合わない」や「解釈」で無茶苦茶な運用、更に言えばスルーってな傾向が近年非常に強いそうです

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また、戒律に抵触しない形で行為を行う為の迂回法（浄法）ってのが確立してるから、修行道場クラスなら（清規など歴史的に非南方圏のカスタマイズも既に出来上がってる）、禅林のように食事を布施によって周辺の信者さんから得る。これが確立すれば運用は可能だけど、一定数の人間が必要で

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個人じゃ、布薩（定例の懺悔大会）などが出来ないってのと、周囲から変人扱いになるので、一定数の人数と箱が必要ってのがネックになるかな。

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原理主義的な白人の比丘などが金銭を一切持たないってのをやってるパターンもあるが、空港やタクシーでも「お金ない」とやって、誰か仏教徒（貧しいながら善良な）が助けてくれるまでジーッとやってる事例を見て、後輩君は「あれは一種の暴力だ」と感じたとか

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南方に極めて稀な確率で存在しているという、高僧ってのが人目につかないのは、長距離の移動や自文化圏から外れると、戒律を守ることが困難という理由で表に出てこない。

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まあ具足戒でなくとも菩薩戒や梵網戒・三摩耶戒でも構わないんですが、それすらも無視の方向って現状が一番アカンわけではありますが…さて拝んでくるか

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終了～、ともあれ後輩君と律蔵を突き合わせて、国内で面倒な問題になっているのが、律から成立した後代の慣例だけが形として残っていて、本義が失われたまま厄介な解釈になっているモノが相当数あるという事

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新品の袈裟を、そのままでは華美であると汚す浄点の風習などは、事相の中に形があるも、意味は失われていたり、非時食・正午以降の食事の禁止を破って食事をする時は、遠慮して袈裟を外していたのが、食事の時に袈裟をつけてちゃイケナイ！に変化したりと、色々と検証せにゃならんかな、と